前作ほどのインパクトはなし。今さら読んだせいか、未来予測も目新しくもない印象。途中で挫折しました。

平田さんの妄想がおもしろくて笑える。路線バスには苦手意識があったが、今度、乗ってみようかな。

Audible.10分間で儲けられるという話ではない。説得力のある投資法だが、8時から200銘柄をスクリーニング、筆者の見るモニターは8台と踏み出すハードルは高い。やるやらないは別として、ディーラーからファンドマネジャーまで経験し、独立した筆者の経験はおもしろかった。

漱石の小説がなぜ今でも読み継がれているのかわかるような気がした。彼の作品は独自の文学を追求した孤独と引き換えだったのだ。

薄暗い古民家のカフェは落ち着く。そういう場所も増えてきているのは、この本の影響もある？

風景スタンプという世界を知らなかった。旅先で出会ったら押してもらおう。

文庫版が出たので改めて読んでみた。二、三度読んでいるはずなのにすっかり忘れている。コロナで増えた体重は戻ったけど、モノは増えたままだ。（特に本）いま一度自分とじっくり対峙して、何を本当に望んでいるのか考えてみたい。

ダチョウがつくる抗体を塗布したマスクで新型コロナやインフルエンザのウイルスを不活化できるそうだ。花粉症にも効果があるという。すごいダチョウパワー。なのにダチョウがアホで笑える。吃音をからかわれたことと鳥の世話のため、小４までほとんど学校に行っていなかった鳥好き少年。高校卒業後は一般企業に就職。１年後大学進学し、研究者になったという筆者の経歴も興味深い。対策は必要だろうが、不登校児ゼロとか、目指さないほうがいい。

基礎的な内容。わかりやすかった。

イラストが好み。建物の前にたたずむ人物もいい。挿絵だけペラペラとめくるつもりが、文章もよくて一気読みしてしまった。あとがきには筆者が高校生のときに描いたものを後々清書したという日本橋米澤町の地図。筆者の生家と印のあるところは、御菓子立花屋本店。えっ、御菓子の立花屋って、小林信彦の家じゃね？えっ、泰彦さんって弟なのか。存じませんでした。両親と撮った5歳と3歳の兄弟の写真もあって、康彦さんは当時のはやりか、ナチスドイツの空軍の制服を着ているそうです(笑)

幸田、石川淳、大野晋、丸谷才一による座談会・東京言葉になつかしい感じを覚える。漱石は東京で、鷗外は「肩をいからした東京の標準語」はかわいそう。鷗外は生まれは島根県だからね。松村友視は幸田文の担当でもあったのか。村上勉との対談もおもしろかった。室生犀星、蓮見重彦と書き手が豪華です。

ハキリアリを実際に飼育しているアリ研究者のディープな世界。アリの生態の紹介も興味深いのだが、著者のアリにかける人生そのものも楽しい。「適者生存」と「自然選択」、「進化論」への誤解など、盛りだくさん。ビジネス書などでよく言われる「働かないアリ２割」説のちょっとズルイ使い方など、科学的なことを言われると騙されやすい人の心理などもわかる。個々が自由に動きまわり、働き者もいてちゃっかり者もいながら、全体としてなんとなく平和にまとまるアリの世界。人が学べるところはいろいろある。

完全にトラツバロスです(笑)名シーンがよみがえる。出演者、みんなよかったな。

本好きにはたまらない。節酒してたのに焼酎のお湯割りが飲みたくなってしまう。１杯だけね(笑)そいえば、最近ネットで軽トラの本屋さん見たな。やっていたのはお姉さんだったけど。

audible.環世界という概念がおもしろかった。これは人と人との間にも言えること。みんな自分の世界を生きているわけですよ。

若いときのお写真がとてもきれい。松村友視と川上弘美の対談がおもしろかった。

前作ほどのインパクトはなし。今さら読んだせいか、未来予測も目新しくもない印象。途中で挫折しました。

45歳で漫画家デビュー。30近い職を転々としながら、コツコツと漫画を描いていた日々。『ナニワ金融道』の大ヒットから終了と同時にマンガ家廃業宣言。その後、単行本を数百冊執筆し、58歳で亡くなる。未発処女作を含め、知らないことばかりだったので、かなりおもしろかった。

小流域源流から暗渠をたどる道のりが、文章だけなのに目に浮かぶようでとても楽しかった。皇居、自然教育園、浜離宮、有栖川公園、何度も歩いているけど、カラスと鳩しか気づかなかった(笑)山手線の内側にクワガタが生息しているというのも衝撃。今度はちゃんとカワセミさんを見つけてみたいです。