ネタバレ新発見された古代エジプト遺跡で次々と。寝る前にと古代王朝のくだりを読んだら難しくて睡魔でフラフラに。ぶっ飛んだキャラクターも目くじら立てる程でもないアクセントとして楽しむ。中盤あたりからハラハラドキドキこれどうなんの？アイツ死んで主人公誰だったのか感が。思ってた幕引きではなかったがそうか『本格歴史ミステリの傑作』か。『みっしつ』ではなく『セルダブ』でした。

ネタバレ母の名を継ぐ隻眼の少女探偵。アニメ的な二人の出会い。麻耶さんの作品にしては真っ当過ぎる展開。手の込んだ道具立てと逆にこれで本当にいいんですか？って聞きたくなるようなトリックの扱い。スガルのあのトリックは正直本当にしょうもないが、真の目的のためには他の部分はそんな価値しかないんですよとメタな意味でもすっぱりと切り捨ててしまうような大胆不敵さ。腰が砕けてしばらく座っていたいカタルシス。推理作家協会賞と本格ミステリ大賞のW受賞。

ネタバレ森野と僕の出会い ぬるい予想を軽々と飛び越えて抉ってくる『リストカット事件』。おぞましい最後の最後まで容赦なく心がかき混ぜられる『土』。僕、彼、***君、あいつ、う～ん…誰が誰やら肝腎な所がわけがわからん😰こういうのは苦手ですもっとはっきり書いていいと思う『声』。第３回本格ミステリ大賞受賞作品ですよ乙一さん。