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2024年10月の読書メーターまとめ

モルワイデ鮒
読んだ本
15
読んだページ
5197ページ
感想・レビュー
15
ナイス
383ナイス

2024年10月に読んだ本
15

2024年10月のお気に入り登録
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2024年10月のお気に入られ登録
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2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

モルワイデ鮒
エラリー・クイーンと五十円玉二十枚の謎inミカドの国。クイーンの未発表原稿を翻訳したという体裁のパスティーシュに多数の注釈で、創作と現実が入り乱れて面白い。クイーン作品はそれほど読んでいないので、良さを十分味わったとは言えないかもしれないが、それでも著者のあふれるクイーン愛を感じた。序盤のクイーンの宣言に胸が熱くなった。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

モルワイデ鮒

皆さんいつもナイスをありがとうございます。励みになります。追いかけて追いかけても掴めないものばかりです。2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:6040ページ ナイス数:502ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1208737/summary/monthly/2024/9

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
15

モルワイデ鮒
火村&アリス国名シリーズ第三弾六つの短編。ラストが鋭く心に突き刺さる表題作『ブラジル蝶の謎』。滝のアレが視覚的にも面白い『人喰いの滝』。深いため息が出る『蝶々がはばたく』。『彼女か彼か』と『鍵』は軽い小噺みたいな感じがした。
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モルワイデ鮒
最初の女の夢と子供をおんぶする夢と仁王の夢が面白かった。でも結局これ夢だからな、ってならないように気をつけて読んだ。
夢十夜
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モルワイデ鮒
猫丸ザ・パートタイムディテクティヴ五つのバイトと消失。真相ほっこりの表題作『幻獣遁走曲』と『たたかえ、よりきり仮面』が特に良かった。子どもが出てくると甘め。『アカマダラタガマモドキ』誰もが口に出して読むことでしょう。『たたかえ爆裂戦士よりきり仮面』のテーマも歌詞がツボ。『裂帛』って言葉初めて知った。
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モルワイデ鮒
ネタバレ秩父の山荘で連続殺人とトランプの謎。集まった芸大生たちのややクセのある個性は読んでいて面白いが、刑事がなんだか胡散臭い。被害者が座っていた椅子を縁起が悪いと言ってみたり、被害者が釣った鮎を食いたいと言ってみたり、ちょっと気が散る。地の文も所々辛辣。星影竜三のスマートな推理ですっきりした。トランプの使い方やブルーサンセットなど、後の様々な作品たちの本流という感じがする。
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モルワイデ鮒
ノンシリーズ二つの中編。表題作エデンの外のデカすぎる話と科学の専門的な部分は一応理解したつもりのつもりで少年と少女の物語に惹かれる。再読だからなのかどうなのか裏側大体予想はつく。『ヘルター・スケルター』こちらの方が好み。ラッセル医師とトマスの記憶の旅。行き着く先は天国か地獄か刺激的。理解力の問題かもしれないが、総じて『論理を展開する情報が読者にも公平に提示され』ているかはやや疑問。二編とも幕切れ具合が良い。
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モルワイデ鮒
エラリー・クイーンと五十円玉二十枚の謎inミカドの国。クイーンの未発表原稿を翻訳したという体裁のパスティーシュに多数の注釈で、創作と現実が入り乱れて面白い。クイーン作品はそれほど読んでいないので、良さを十分味わったとは言えないかもしれないが、それでも著者のあふれるクイーン愛を感じた。序盤のクイーンの宣言に胸が熱くなった。
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モルワイデ鮒
心霊写真と誘拐事件。アリバイトリックは大体こんな感じだろうと予想できたが、ホームレスの件はなかなかのえげつなさでまいった。サトルとシオンのノリが軽くて良い。犯人指摘の前に名前をサラッと出してしまってインパクトが弱くなった気がする。最後の上祐とのやりとりが思いも寄らない幕切れで、頭の中に?がぐるぐる回っている。
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モルワイデ鮒
ネタバレ廃遊園地で宝探しと殺人事件。廃墟マニアっぷりは面白いが更に一歩踏み込んだというか踏み外した主人公にゾワゾワする。派手でエグいトリックとたたみかけで最後まで濃い。ハルくんとか十嶋庵が誰が誰やらもうちょいあっさりすっきりしたほうが好みではある。ずっとギャニーちゃんに見られてるような感覚が付き纏う。
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モルワイデ鮒
櫻藍女子学院ミステリィ研究会またまた島へ。駆け足気味の矢継ぎ早に事件発生で戸惑ったが七面倒でゾッとするトリックにまいった。二部構成的にもう一つ事件を起こしてボリュームがあるといいのに。
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モルワイデ鮒
櫻藍女子学院孤島研究会やつたけ島へ。密室はあっさりめ。三人のギャンブラーは伊達じゃない。これと『捻れ屋敷の利鈍』『樒/榁』『世界は密室でできている。』『それでも君が ドルチェ・ヴィスタ』で密室本をもらいました。シリーズ通して 文庫化してくれないかなぁ。
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モルワイデ鮒
ネタバレ櫻藍女子学院ミステリィ研究会、呪いを解くべく岐城島へ。相変わらずのわちゃわちゃ感の中に突然のシリアス。16ページにわたって繰り広げられる圧巻の歴史漫才。しかしこの呪いは恐ろしくそして悲しい。アリバイ工作のくだりの前で終わったほうがよかったのかどうなのか悩ましいところ。
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モルワイデ鮒
高校ミステリィ研究会の合宿で無人島のイベントに。持って行っていいものは一つだけ。ほぼ同一キャラ二人で一人的なミリアとユリに遊ばれている顧問の石崎のわちゃわちゃに終始する序中盤。散りばめられた小ネタと謎解きゲーム的な解決編が楽しい。終盤間違って心が温まったり。タイトルも好い。
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モルワイデ鮒
遺産密室亡霊首なし他王道アイテム全部詰まった目眩く謎と怪奇の蘭子劇場。いわゆる伏線回収型ではない蘭子の超絶推理で真相が暴かれていって、どの点で見抜いたのか他に可能性がないのか、納得感は薄いが、魔女やら何やら怒涛の展開に飲み込まれる。警察関係者も入れたら50人超が入り乱れての大暴れにぐったり。そこに幕後のスパイスで掴まれる余韻はけっこう好きです。古典ミステリのうっすらネタバレっぽいのがあるが、数が多すぎて覚えてらんないので個人的には大丈夫。気になる方はスッと読み飛ばすスキルが必要。
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モルワイデ鮒
〈血吸い姫〉の祟りと足跡のない殺人。大胆なトリックを為す犯人の裏側にゾワッとする。やけに力の入った感がある膨大な注釈が面白い。相変わらず蘭子の豊かな巻き毛が頭の中でいい感じに想像できず下手な少女マンガのキャラクターが出てきて困る。
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モルワイデ鮒
日本軍が警備するビルマの村で少尉が殺される。敵兵か村の住人かそれとも。シンプルなフーダニットの様相から太平洋戦争下の敵軍と村の住人との複雑な関係性で派手な戦闘がないにもかかわらずこの緊張感。それぞれの立場を読むのがなかなか難しいが終盤の鬼気迫る犯人との対話がヒリヒリする。動機に関わる殺人や犯人の正体をもっとはっきり描写してほしかった。日本軍と現地の関係は本当はどうだったのかアジア諸国の反応が気になってモヤモヤというか悩んでしまった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/01/14(1415日経過)
記録初日
2021/01/03(1426日経過)
読んだ本
892冊(1日平均0.63冊)
読んだページ
371941ページ(1日平均260ページ)
感想・レビュー
360件(投稿率40.4%)
本棚
53棚
性別
自己紹介

本格ミステリの重力に魂を引かれた男
島田荘司・綾辻行人・有栖川有栖・二階堂黎人・山口雅也・麻耶雄嵩・京極夏彦・森博嗣・石持浅海・櫻田智也

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