東野圭吾さんの作品は本当に読みやすいです。このページ数でも読み始めたらあっという間でした。次から次に展開があるのでページを捲る手が止まらず、途中で本を閉じても続きが気になる中毒性があります。加賀シリーズも安定の面白さですが、本作は加賀の登場が抑えめだったように感じました。それだけ周りの登場人物の印象が強かったということだと思います。読みながら、結末を色々と想像しましたが、さすがにラストの締めくくりまでは想像できませんでした。終わり方も想像が広がりいいですね〜　次の加賀シリーズも期待しています。

タイトルに魅せられ手に取りましたが、まさにタイトルの通りの内容でした。ストーリーが始まる前の挿絵が強烈でした。何の挿絵かと思って読み始めると、まさかストーリー内そのものの標本とは。湊さんなのか、編集者なのか、このアイデア出した方スゴイです。作品は読み進めるごとに変化していく展開がさすがでした。蝶の専門学知識はちょっと難しかったですが、この説明があるからこそ、作品全体が引き締まる要素になるのでしょうね。

お気に入りのつばき文具店シリーズの３作目です。前作読みからの期間が、そのままポッポちゃんのお店の休みとシンクロするような感覚でした。藍さんの手紙は通勤電車の中で涙腺が崩壊しかけ、前の乗客に怪しがられて、危ないところでした。本作は、先代の秘話あり、QPちゃんのと絆ありと心温まる内容で読み応えたっぷりでした。鎌倉の素敵なカフェやレストランを訪れにぶらり鎌倉旅に行きたくなります。もちろん鳩サブレも食べたくなりました。読後に処方された「トキグスリ」を大切に、家族や周りの同僚、友人達と仲良く過ごしたいです。

柚月麻子さん、BUTTER、オールノット以来でした。題名からどんな内容なのか期待して読み始めましたが、なるほど〜！と、その内容で、この題名を付した方に感服です。これはあんたのためじゃないんですよね〜　毎日、どうしても自分優先になり、自分を中心に考えてしまいますが、そんなに焦らず、動き出す前に一呼吸して周りを見渡して、何もなければ動き出せばいい、こんなことをこの作品で思い出させてもらいました。心に余裕を、明日から過ごしていきたいです。

東野圭吾さんの作品は本当に読みやすいです。このページ数でも読み始めたらあっという間でした。次から次に展開があるのでページを捲る手が止まらず、途中で本を閉じても続きが気になる中毒性があります。加賀シリーズも安定の面白さですが、本作は加賀の登場が抑えめだったように感じました。それだけ周りの登場人物の印象が強かったということだと思います。読みながら、結末を色々と想像しましたが、さすがにラストの締めくくりまでは想像できませんでした。終わり方も想像が広がりいいですね〜　次の加賀シリーズも期待しています。