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2024年4月の読書メーターまとめ

なおぱんだ
読んだ本
1
読んだページ
143ページ
感想・レビュー
1
ナイス
65ナイス

2024年4月に読んだ本
1

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

なおぱんだ
ノーベル賞作家の文壇デビュー作です。人間が抱える不条理という観念に彩られた作風が広く受け入れられ、著者の代表作の一つとされている作品です。これまでに数回読み直してきた作品ですが、その都度新鮮な発見があって初めて読むような感覚に囚われます。北アフリカの灼熱の大地を舞台にした作品で、殺人を犯した青年の行動を糾弾する裁判の中で、検察官から舌鋒鋭く青年の非常識で理不尽な行動が暴露されていきます。
なおぱんだ
2024/04/09 23:33

追記です。最終的に冷血な殺人犯として死刑判決が下されますが、青年はただ日々を懸命に生きているだけであり、殺人の動機についても意味を必要としない自然の行為に過ぎません。そんな社会全体と個人としての青年の行動の乖離が、現代にも通じる自由と身勝手さの境界のあいまいさを提議しているようで、この作品が時代を超えて広く受け入れられているのかなと感じました。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
1

なおぱんだ
ノーベル賞作家の文壇デビュー作です。人間が抱える不条理という観念に彩られた作風が広く受け入れられ、著者の代表作の一つとされている作品です。これまでに数回読み直してきた作品ですが、その都度新鮮な発見があって初めて読むような感覚に囚われます。北アフリカの灼熱の大地を舞台にした作品で、殺人を犯した青年の行動を糾弾する裁判の中で、検察官から舌鋒鋭く青年の非常識で理不尽な行動が暴露されていきます。
なおぱんだ
2024/04/09 23:33

追記です。最終的に冷血な殺人犯として死刑判決が下されますが、青年はただ日々を懸命に生きているだけであり、殺人の動機についても意味を必要としない自然の行為に過ぎません。そんな社会全体と個人としての青年の行動の乖離が、現代にも通じる自由と身勝手さの境界のあいまいさを提議しているようで、この作品が時代を超えて広く受け入れられているのかなと感じました。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/01/23(1204日経過)
記録初日
2010/03/30(5156日経過)
読んだ本
1055冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
341882ページ(1日平均66ページ)
感想・レビュー
1055件(投稿率100.0%)
本棚
10棚
性別
血液型
O型
現住所
北海道
自己紹介

読メ初心者ですが、アメブロで読後レビュー書いてます。内容は共通してます。
https://ameblo.jp/naopanda0627/entry-10803659428.html

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