前の「火星の人」もおもしろかったが、それに匹敵。むちゃくちゃな設定と出来事なのに、彼の手にかかると、ノンフィクションのように感じてしまう。この説得力の高さ。難しい単語や数字か出てくると、「なるほど」と納得した気になる。そして、登場人物の性格。「火星の人」のワトニー君のように、どんな逆境にもめげず、知識と技術で乗り越えていく。そしてなんともいえないユーモア感覚。脱力感。ちょこちょこ挟み込まれるスタートレックなどのSF的描写。映画にはなったのかな？これから？見たいような見たくないような。下巻が楽しみ！

前の「火星の人」もおもしろかったが、それに匹敵。むちゃくちゃな設定と出来事なのに、彼の手にかかると、ノンフィクションのように感じてしまう。この説得力の高さ。難しい単語や数字か出てくると、「なるほど」と納得した気になる。そして、登場人物の性格。「火星の人」のワトニー君のように、どんな逆境にもめげず、知識と技術で乗り越えていく。そしてなんともいえないユーモア感覚。脱力感。ちょこちょこ挟み込まれるスタートレックなどのSF的描写。映画にはなったのかな？これから？見たいような見たくないような。下巻が楽しみ！

はじめは、AIが司法を司ることになった近未来SFかと。でもそうではなく、途中までAIの魅力しか感じず。、、、確かに中国製に対するなんとはない不信感みたいなものはあったものの、事務処理の大変さや、一人の判事が負っている案件の多さを思うと、「AIいいんじゃね？」「裁判官半減でよくね？」みたいに流された。でも、途中からの捻りと、最後のどんでん返しにすっきり！いやあ、おもしろかった。

こっちも読了。 シスターよりあっさりしてて分かりやすかった。 なんかこれからシスターとブラザーのグループ交際的なラブストーリーが始まるのだろうか、、、。

ブラザー編と平行読み。同じ事件を違う視点から描き出す、というのはアイデアとしてはおもしろいが、ふたつの本の繋がりが弱い。もっと多面的に書けそうなものなのに、、、。ブラザーとシスターが絡んで、「おおー、ここに出てきたか」「そうつながるか」というのが読みたかった。書道部の話は、途中から読むのがめんどくさくなった。あとはブラザー編の、最後の話だけ残ってる。つながるかなぁ、、、。

たぶん昔読んだとは思うが、まったく覚えていないこの名作を読みたくて借りてきた。いやぁ、複雑な話でした。登場人物のメモをとりながら読み進めたけど、最後まで名前が覚えられず、「これ、誰やっけ？」とメモを頼りに読了。、、、というか、白状すると、三分の２くらいまで読んで、「エピローグ」に手を出してしまった(笑)。それでも、十分楽しめた。さすがアガサ‼️

キャンプいきたい‼️

ウィンウォーンとチャイムが鳴り、クシッと缶ビールを開け、ノンと乾杯、、、。気になる擬音。 主人公が見に行った「東京フルボッコ」の劇「東京サムゲタン」。内容が「東京の片隅で起こるとりとめのないことを描く」って、この本そのものやないかい。劇について二人が「特別じゃなくていい、分かりやすくてもいい」と語り合う場面は、自作へのいいわけかと思った。やたら改行が多く、まさにとりとめすぎる話でビックリやわ。

するすると読める文体ですね、柚月さん。盤上の向日葵もよかったけど、これもすてき。ハートウォーミングかつ若干のミステリー要素があり、自分好みの作家となりそうです。ただ、悟はいかん。38やで！うだうだと父子関係で悩んで、春斗にも頑なで、、、。中高生か！いつまでも父親に甘えすぎ。どこかでかわいい女性を登場させて、そういう意味でも一人立ち、というか、大人への一歩を迎えてほしかったな。

なぜこの本を読もうと思ったのだろう。どこかの書評欄で見かけたのかな。つかみどころのない、けど、深い話で、ずぶずぶと迷子になってしまった印象。読み進めるのに頭と心をいっぱい使う作品。幸夫はどうしようもないやつだけど、そのどうしようもなさを自分自身のなかにも抱え込んでいることに気づかされる、というか、突き付けられる。やな作品でもある。

おもしろかった。 それだけ。 アガワさんのトーク番組、また見たいな