読書メーター KADOKAWA Group

2024年6月の読書メーターまとめ

ぶっくわーむ
読んだ本
6
読んだページ
1478ページ
感想・レビュー
6
ナイス
135ナイス

2024年6月に読んだ本
6

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぶっくわーむ
前作同様、成瀬はマイペースで堂々としてかっこいい。考え方はシンプルで気持ちいい。けれども現実に成瀬がいたら、きっと周りの人は戸惑うし、もしかしたら変わり者として扱われるかもしれない。そんな危うさの中を小説だからこそ「大丈夫!」って後押ししてくれる。それが読者に爽快感を与えるのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
6

ぶっくわーむ
2015年発行、2017年文庫化。 2015年に60歳を迎えているということは、新入社員として職についた時はまだ、男女雇用均等法が施行される前の世代である。女性は寿退社を迫られる時代である。そうした中で定年を迎えた女性というのはごくレアで、強固なモチベーションを持っていたか、特別な事情があったと考えるのはひねくれているだろうか。この時代よりもっと後に社会人となった自分たちでも、仕事を勤め上げることの困難さを知っているので、どうにも違う世界の人たちの話として受け止めざるを得ない。
が「ナイス!」と言っています。
ぶっくわーむ
ネタバレ本を読むことは好きだが、とても疲れているときはスマホを手にして時間を浪費してしまう。なぜか。それを解き明かしてくれる。日本人が本を読むようになった経緯や、出版社の本の売り方など、時代を遡って知ることができた。読書習慣を維持する方略を示しているが、私としてはその中にオーディブルを入れて欲しかったな。
が「ナイス!」と言っています。
ぶっくわーむ
ネタバレ地球が無くなるという状況になったとき、自暴自棄になり更に自分勝手に生きるのか、あるいは自らの生を断ち切るのか。登場人物たちはその日が近づくにつれ、どんどんピュアになる。もちろん食糧強奪やそれに絡む暴力行為(それ以上も)はあるけれど。死にいくことは不幸なのだけど、彼らが幸せに見えてしまう。未来がないのに、未来の光が見える不思議さを感じる。
が「ナイス!」と言っています。
ぶっくわーむ
短編集。どの作品も神戸の震災がからんでくる。各小説の繋がりはない。しかし人々は心の奥になんらかのしこりを持っていて、それを気づかないふりしている。個人的には「タイランド」が好き。
が「ナイス!」と言っています。
ぶっくわーむ
前作同様、成瀬はマイペースで堂々としてかっこいい。考え方はシンプルで気持ちいい。けれども現実に成瀬がいたら、きっと周りの人は戸惑うし、もしかしたら変わり者として扱われるかもしれない。そんな危うさの中を小説だからこそ「大丈夫!」って後押ししてくれる。それが読者に爽快感を与えるのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
ぶっくわーむ
凪良ゆうの作品がとても好きで、もっと作家さんのことを知りたくなり本書を手にする。しかし『滅びの前のシャングリラ』を読まずにこの本を読むのは無謀なことだった。まずは『滅び…』から、とおススメする。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/02/18(1232日経過)
記録初日
2024/04/25(70日経過)
読んだ本
23冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
7003ページ(1日平均100ページ)
感想・レビュー
22件(投稿率95.7%)
本棚
4棚
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう