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2024年5月の読書メーターまとめ

東森久利斗
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感想・レビュー
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ナイス
211ナイス

2024年5月に読んだ本
29

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

東森久利斗
ロジカルが心地よい。心身に染み渡る、自称ロジカル人間には、最高の癒しアイテム。相変わらずの切れのある付け入るスキのないロジカルぶり。自らを投影して、我が身の回りに蔓延る、警察組織なみに縦割りで非効率、保守的な仕組や人間関係に剛腕をふるいたくなる。シリーズもののマンネリ化を避けるべく、過度にならないドキドキ感な刺激と味付けが、ファンの心を惹きつける。竜崎伸也の人間力と魅力を再認識。あらたなサブキャラの登場も、今後に期待が膨らむ。
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2024年5月の感想・レビュー一覧
28

東森久利斗
ズバッと参上、ズバッと解決、人呼んでさすらいのヒーロー! 快傑ゾロ!!、1974年公開アラン・ドロン主演、マイ・フェイヴァリットな映画、全盛期のオーラは下降気味、評価は微妙かもしれないが、賢く強くてコミカルな怪傑ゾロのカッコ良さに心惹かれ、TV画面にくぎ付けになっていたのを思い出す。原作も映画に劣ることなく傑作。100年前とは思えないアクティブな内容。もちろん、旧アラン・ドロン映画装丁版にて読了。
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東森久利斗
100% フレッシュやねん、オンリーワンなミステリーの新形態やろ。状況、情景、心情、モノローグの描写なし、会話と文章だけで進む物語、最前列で演劇鑑賞、リアルタイムで生放送な関西弁の応酬、大阪ミナミを体感。センスとテンポ、口八丁な職人技、ボケとツッコミ、古き良き本格漫才。コテコテ、ベタベタ十八番の安心さ、清流の川面に揺蕩う心地よさ。口元が緩むパスティーシュ、重厚長大難解な本格ものに疲労困憊した後のお口直しに最適。いしいひさいちの挿画、扉絵が、めちゃ、ええやん。
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東森久利斗
”欲深き人の心と降る雪は、積もるにつれて道を失う” by 高橋泥舟。大欲非道。性獣、政獣、制獣、征獣、醒獣、盛獣、国際社会、国内の政界、財界に跋扈する魑魅魍魎なセイ獣たち。恐怖、スイス銀行の闇。縁はないけど。欲望と権勢にまみれた政争とマネーゲーム、騙し騙され男と女の化かしあい、人間の本質、愚かさに迫る社会派人間ドラマ、スパイでサスペンスな味つけ、展開。あまたの傑作に隠れた名作、お薦め。
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東森久利斗
”欲深き人の心と降る雪は、積もるにつれて道を失う” by 高橋泥舟。大欲非道。性獣、政獣、制獣、征獣、醒獣、盛獣、国際社会、国内の政界、財界に跋扈する魑魅魍魎なセイ獣たち。恐怖、スイス銀行の闇。縁はないけど。欲望と権勢にまみれた政争とマネーゲーム、騙し騙され男と女の化かしあい、人間の本質、愚かさに迫る社会派人間ドラマ、スパイでサスペンスな味つけ、展開。あまたの傑作に隠れた名作、お薦め。
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東森久利斗
バベル-17の謎は解読できたのか? サイバーパンクの先駆け、ランボーの詩を思わせる精神世界な言語宇宙の空中分解、解析不能な古代象形文字のようなめくるめく言葉の羅列、追跡不能、ワープで突発的、支離滅裂な展開。ディックの免疫も功を奏せず、知的エネルギーの消耗戦に白旗をあげる。SFの古典に名を連ねているのか理解できず。ハヤカワらしいハズレな装丁のセンス。残念。
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東森久利斗
情熱的で官能的、最愛の「シェヘラザード」、砂漠の嵐、太洋の荒波のように押し寄せる管弦楽の響き、独奏ヴァイオリンの感涙の旋律、心を揺さぶる感動のBGMが鳴り止まない。無人島、大海原、京都を巡るマトリョーシカな物語。紡いで紡いで、フカクフカク、奥へ奥へ、ジャングルの中、砂漠の奥深く、出口のない迷路、戻ることのない永遠の旅。孤独感、不安感、焦燥感を感じることなく、登場人物にVRにライド、読書会を疑似体験。鉄板の森見ワールド、健在。
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東森久利斗
18禁、甘美な背徳の香り、影あってこその華、影あってこそのロマンス、妖しく棘のある禁断の果実、いつの世も変わらぬ男と女のラヴストーリー。大人のロマンスフェア、帯にうたうコピー”十人十色の恋、そして、十人十色の恋の影”、内容にいつわりなし。経験豊かな大人にしか分からない、セピア色のノスタルジックな追憶。分からない、カスリもしない我が人生に悔いなし。久方ぶりの阿刀田世界を堪能。
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東森久利斗
爆発度★一つ、常識人間度★三つ。21世紀、デジタル、オープン、イノベーション、ユニバーサルな時代においては、ステレオタイプな非常識という名のいたって標準的な常識? 否定しているレールのうえの人生を自らが歩んでいる矛盾、知らぬは仏見ぬが神。アナログ時代の遺産。半世紀前なら致し方ないところか。
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東森久利斗
心の傷跡を紡ぐような情緒豊かで詩的な心象風景、色彩を重ねた水彩の風景画のような淡い色合いの日常風景、虚構と現実、寄せては返す波のよう、触れたら砕け散ってしまうガラス細工のよう、儚く繊細、純粋で美しい。息苦しくせつないまでの閉塞感、孤独感。先の見えない未来への不安、焦燥感、失われたものへの邂逅と困惑。映画が観たい。
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東森久利斗
犬から中国陶器まで、名探偵の条件、多岐多彩なジャンルにわたる博識ぶり、スマートでエスプリに富んだ衒学趣味が炸裂。クイズオタクほど鼻につかない不思議な味わい。館もの、密室、謎を取り巻くガジェット、シリーズ半ばにして、いまだ本格ミステリーの魅力は衰えず。中国陶器の図説が欲しい。タイトルは”チャイナ陶器殺人事件”が相応しい。名作「チャイナXXの謎」とかぶるかど。僧正、グリーン家、カナリア、歴史的傑作の評価と知名度の陰に隠れたマニアな名作。
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東森久利斗
散華に込めた思いが心に響く。”華を散布すること。仏に供養するため、法会で読経しながら、はすの花びらにかたどった紙をまき散らす。花と散るの意で、戦死を美化して言う語” どちらとも解釈できる内容。お家大事の武家社会において、女に背負わされる非情で過酷な宿命、籠の中の鳥、ゲームの駒、サクリファイスな人生。成すすべがないことは分かっているが、大逆転のHappy Endな結末を期待せざるを得ない。まさに散華、花と散る。残念。
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東森久利斗
ロジカルが心地よい。心身に染み渡る、自称ロジカル人間には、最高の癒しアイテム。相変わらずの切れのある付け入るスキのないロジカルぶり。自らを投影して、我が身の回りに蔓延る、警察組織なみに縦割りで非効率、保守的な仕組や人間関係に剛腕をふるいたくなる。シリーズもののマンネリ化を避けるべく、過度にならないドキドキ感な刺激と味付けが、ファンの心を惹きつける。竜崎伸也の人間力と魅力を再認識。あらたなサブキャラの登場も、今後に期待が膨らむ。
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東森久利斗
ポカポカ心地よい、陽だまりの下、ゴールデンスランバーな至福の時間。人と人の心の触れ合い、人間交差点、濃密な時間の流れ、体の芯から暖まる遠赤外線効果、巨匠らしい浪速の人間群像。眩しく希望と祈りに満ちた燦然たる光、人智を超えたチカラ。土の匂いと感触。鯖の味噌煮、牡蠣のしぐれ煮、煮込みハンバーグ、ポトフ、オムレツ、骸骨ビルライフの名脇役、無性に食べたくなる美味しそうな定番料理。
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東森久利斗
ポカポカ心地よい、陽だまりの下、ゴールデンスランバーな至福の時間。人と人の心の触れ合い、人間交差点、濃密な時間の流れ、体の芯から暖まる遠赤外線効果、巨匠らしい浪速の人間群像。眩しく希望と祈りに満ちた燦然たる光、人智を超えたチカラ。土の匂いと感触。鯖の味噌煮、牡蠣のしぐれ煮、煮込みハンバーグ、ポトフ、オムレツ、骸骨ビルライフの名脇役、無性に食べたくなる美味しそうな定番料理。
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東森久利斗
収束と束縛、禁則による恍惚感。活字、言葉、表現のブラックホールなSM世界。文学の無限の可能性、逆ビッグバン。本書の内容が正しいかどうか、暇さえあれば検証したくなる。本書のゲームのルールを流用、応用して、最後に残るのは何か? ゲームがトレンドになる! 日は来るわけないか。 ポケモンで実証しているつわものもいるけど。暇さえあればウルトラ怪獣でチャレンジしてみたい。しつこいけど、暇さえあれば、暇さえあれば、ね・・・。文化は暇な時間に創造、進化、発展する。究極の真理。
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東森久利斗
Wの悲劇。夏樹静子の原点。隠れた名作。ミステリーな謎解き、犯人捜しの警察ものとは一線を画す人間の悲しき業にまつわる罪と罰、母性の本質にせまる愛と感動の社会派人間ドラマ。せつない。フェミニズムな時代の到来を予感、女の本性を軸に物語を展開、女性の視点でとらえた厳しい社会の現実。講談社文庫で読了。
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東森久利斗
チャイルドボーイ・ミーツ・ウーマン、エコエコアザラクな学園コージーミステリー。孤独、繊細、脆弱、無邪気、無謀、強情、純粋、残酷、精神的に不安定、自己主張とアイデンティティ、未成熟な若者達のオトナな青春物語。閉塞感、不安感、焦燥感。自己中で相手を無視、機微に乏しく一方通行な恋がやるせない。厳しい現実社会に放り出される前、学校という不可侵な異世界での予行演習、一時しのぎで子供だましの魔法の世界。午前零時を過ぎた後は、自己責任でサンドリヨンを演じ続けるだけ。残念ながら主人公のキャラには生理的に共感できず。
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東森久利斗
美術・芸術のプロフェッショナルな視点、観察、感想、解釈。年1回、12月初旬にオトナの修学旅行(一泊)を実践中、継続中の身としては、リアルに納得、共感。日本人であることを実感。ここぞとばかりのウンチクに走らない読者目線な語り口、食レポ、名産、人気スポット、読者に媚びるようなお気軽な話題にそれることなく、観光名所に真摯に向き合う姿が、いかにも著者らしい。好感。京都御所、桂離宮、樂美術館、待庵、の内容は、次回以降に訪れて実証見分してみたい。
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東森久利斗
愚劣:馬鹿らしく何の価値もないこと。また、ばかで劣っているさま。まったくもう、どいつもこいつも。以上!
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東森久利斗
「インストール」の進化系。今や文学界の大御所の域に達した著者のチャレンジ精神、作家魂溢れる怪作。大学という心身ともに閉鎖、隔離された環境、極限状態での人間性、人間関係を問う、某所・某大学の研究室、生死を掛けた実証実験。ナチスドイツ、731部隊を思わせる。第三者的な距離をおいたサディスティックでシニカルな視点、語り口。壮絶な内容と思えない淡々とした登場人物の顔の見えないコミュニケーション、展開。シミュレーションと戦闘、ゲーム感覚なVRな世界。
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東森久利斗
アイツは、”二千万ドルと鰯一匹”なオトコで、とんでもない奴だ、と誹謗中傷されてみたい。殺されたくはないけど。壮言大語、時代錯誤な男性上位社会に相応しい格言に推奨されるべき名言、今となっては遅きに失した感もある。2,000万ドルを夢見て、大ぼらを語れるような気概もなく、許されるような鷹揚なご時世ではないのがさみしい限り。時代を感じずにはいられない。悪女×悪女の相乗攻撃は、読了後の心身にプラスにはならず。読了した他作品と一味違う、スッキリしないモヤモヤしたイヤミスな感覚。
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東森久利斗
グルグル、回る回る、螺旋階段、出口のない、終わりのない、意識が混濁、深い眠り、夢遊病、螺旋プロジェクト、螺旋な、御伽噺なファンタジックな味付け、省エネ、全力投球、完投、生息吐息
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東森久利斗
最近、劣化著しいインテリジェンスな知覚を刺激、リアルでアカデミック、ニューウェイブな感覚、ニュームーブメントの予感。サイエンスなフィクション/物語、お伽版私的な創造の世界、SFの常識と定義を書き換え、凌駕するSFのあらたな可能性、進化系。理論、仮説、実証・検証、物理学、天文学、宇宙工学、情報工学、ITテクノロジー、時代の最先端をゆく難解で理解不能な専門用語が心地よく、新鮮。スパイものを彷彿とさせるサスペンスでポリティカルな味付け、展開。世界共通、世代を越えたエンジニアスピリッツ、願望、悲哀。
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東森久利斗
最近、劣化著しいインテリジェンスな知覚を刺激、リアルでアカデミック、ニューウェイブな感覚、ニュームーブメントの予感。サイエンスなフィクション/物語、お伽版私的な創造の世界、SFの常識と定義を書き換え、凌駕するSFのあらたな可能性、進化系。理論、仮説、実証・検証、物理学、天文学、宇宙工学、情報工学、ITテクノロジー、時代の最先端をゆく難解で理解不能な専門用語が心地よく、新鮮。スパイものを彷彿とさせるサスペンスでポリティカルな味付け、展開。世界共通、世代を越えたエンジニアスピリッツ、願望、悲哀。
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東森久利斗
目眩くカオスの集積、非論理的に統合された眩惑世界。崩壊寸前で踏みとどまる神業。距離を置き全体を包括的に漠然と賞味、やがて浮かび上がってくる統制のとれた構図、抽象画のような味わい。細かい突っ込みは御法度。ディックを楽しむためのお約束。カメオ出演的なシミュラクラな登場人物による人間相関図、唐突で関係性の希薄な脈絡のない展開。鉄板ガジェットも消化不良に終わる。タイトルが秀逸。サンリオSF文庫で読了。
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東森久利斗
社会派なテイストが色濃く表れたリアリティな世界、他の作品とは一線を画す異色作。激動の時代、刻々と移り変わる社会情勢、ライフスタイル、思想、価値観の変化。無視できない、変わることを求められる、文学界をも否応なく巻き込んだ変革の波。巨匠も人の子、得体の知れない焦燥感にさいなまれ筆を執る姿が目に浮かぶ。迷走感、束縛感を感じずにはいられない。古書市場にて入手激難レベルの希少本、所有しているだけで満足。
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東森久利斗
あらたなる読者への挑戦、遊び心と実験精神、読者の許容力と想像力、作家愛が、問われ、試される。ベケット、安部公房、松本清張、谷崎潤一郎、マーラー、ロジャー・ウォーターズ、神レベルの巨匠からの影響、インスパイア、もじり、創作に秘められた思い、どれだけ見出し楽しめるか。物語の先に見える余韻を味わう、謎解きよりも奥の深い情緒豊かなミステリーの道。ミステリー道。国名シリーズは長編が相応しい、物語の余白、主役二人の無駄話をじっくり堪能したい。「わらう月」がベスト。
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東森久利斗
衝撃、猛省、目から鱗、認識をあらたにする迫真の新事実。新選組大好き、自称新選組マニアの看板を返上、己の未熟さを知る。世に蔓延るあまたの新選組ものが築き上げた誤解、脚色、装飾、毒された己を恥じる。嘘で固めた忠臣蔵の二の舞を踏んでほしくない。さすが新選組研究科ならでは、歴史資料や研究書はもちろん、有名無名の人々の手紙や日記から、知られざる新選組の実像、リアリティを浮き彫りにする。京都、大阪の街並みが眼に浮かぶ。聖地巡礼に最適、掲載写真が最高。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/07/18(4718日経過)
記録初日
2011/01/03(4914日経過)
読んだ本
3560冊(1日平均0.72冊)
読んだページ
1348994ページ(1日平均274ページ)
感想・レビュー
3559件(投稿率100.0%)
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IT関係
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