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2024年10月の読書メーターまとめ

よしじ乃輔
読んだ本
9
読んだページ
3141ページ
感想・レビュー
9
ナイス
193ナイス

2024年10月に読んだ本
9

2024年10月のお気に入り登録
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2024年10月のお気に入られ登録
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  • またの名をソラリス
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2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

よしじ乃輔
600ページに詰まった情熱。想定通りにうまくいく仕事は無く、バッタとアフリカの自然相手の研究と論文発表への苦労を門外漢にもわかるよう書かれています。賞金など入っても現地の方々へお渡ししたり前野さんの人の善さが伝わるエピソードも。バッタの繁殖を横目に婚活が進まないとの嘆きに笑い、研究に対しての想いに中られた600ページでした。こんな研究あるんだ、から始まった前作、今作。次作があれば読みたいですね。そして良い方に巡り会えますように。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
9

よしじ乃輔
雑誌連載のまとめ。現代の日本人が思う「和」は室町時代の文化が多くそこから派生していった、室町時代ビフォーアフターで文化もかなり違うという説に目から鱗。吉田兼好の徒然草。名乗ったもの勝ちと言わんばかりの吉田家家系図に吉田兼好を載せゆかりもない自分に箔をつけた話に今も昔も変わらないと笑ってしまった。教科書には載っていないこの手の話にやはり惹かれる。ここ何十年かで大きく日本も変わり、和の文化は遠くになったなぁとつくづく思う。
が「ナイス!」と言っています。
よしじ乃輔
「ケーキの切れない非行少年たち」を小説仕立てにしたもの。彼らも人の思考がわかりにくく、逆もまた彼らの思考がわからない。どちらも一方通行。根気強く時間をかけて再生教育をと願うも、再犯の多さに再生は難しいものだとも同時に思う。
が「ナイス!」と言っています。
よしじ乃輔
600ページに詰まった情熱。想定通りにうまくいく仕事は無く、バッタとアフリカの自然相手の研究と論文発表への苦労を門外漢にもわかるよう書かれています。賞金など入っても現地の方々へお渡ししたり前野さんの人の善さが伝わるエピソードも。バッタの繁殖を横目に婚活が進まないとの嘆きに笑い、研究に対しての想いに中られた600ページでした。こんな研究あるんだ、から始まった前作、今作。次作があれば読みたいですね。そして良い方に巡り会えますように。
が「ナイス!」と言っています。
よしじ乃輔
第一次世界大戦中、塹壕で戦っていたイギリス軍とドイツ軍の兵士たちがなぜ戦いをやめたのか。相手に家族や大切なモノが自分と同じようにある事を知ったから。戦争を始めるより止める方が勇気がいること。考え方が違っても排除ではなく大事にしてゆくことを時間をかけて作ってゆく未来が欲しい。
ポテンヒット
2024/10/14 15:24

最後の一文が胸に沁みました。世の中には問題を武力で解決しようとする人と、話し合いで解決しようとする人がいます。後者は時間がかかるしなかなか思うようにならないけど、結果的には人間が生き延びる唯一の方法のような気がします。

よしじ乃輔
2024/10/14 17:08

人間ってなんでしょうね、本当に。

が「ナイス!」と言っています。
よしじ乃輔
モチベーションの正体は「やる」「やらない」の選択の問題とし、様々な実験効果の解説をしてくれています。動機づけ、目標設定、人材育成、意思決定、人脈、自己管理、発想転換。リーダー職なら知っておきたいと思う内容でした。人間の思考の法則を知り自分を楽にしていきたい私には効きそう。
が「ナイス!」と言っています。
よしじ乃輔
13歳でケルンからナチスに連行され3ヶ所の収容所を経て生き残り、その後渡米し生まれ故郷ケルンでのスピーチまでを記録。何度もドイツ国民の自分が同じドイツ国民から受ける迫害について語る場面が深く心に残る。誰をも信じない信じられないなか、一人で生き抜く少年が成長し、故郷ケルンでのスピーチは「寛容」である事の大切さでした。感嘆。
が「ナイス!」と言っています。
よしじ乃輔
ネタバレ面白いという感想が多く読みたくなり。連続殺人の捜査と日記が交互に挟まれているので飽きないまま600ページ読み終えてしまいました。快楽殺人というには幼少時の刷り込みがキツい作品。ディーヴァーやトマス•ハリスを好きな人は気にいるかも。明かされていないだろう仕込みを次作で回収かも、とまんまと読みそうです。
が「ナイス!」と言っています。
よしじ乃輔
ダークもドロドロもないのだけれど登場人物の感情描写で謎を引っ張り読み通させるところは変わらない。微に入り細に入り揺れ動く感情ミルフィーユ状態なのにくどくない。再婚同士の歳の差のある夫婦と、自分の元姑、友人、夫側の子供達、そして核となる元夫。その中で自分を立て直して主人公ですが、どんな夫婦でも感情の波と合う合わない瞬間はあるだろうけれど、ここまでの出来事は受け止める自信は全くないですねぇ。
が「ナイス!」と言っています。
よしじ乃輔
2008年千葉県銚子沖雅で起きた漁船転覆事故の原因を探ろうとした本書は、情報非公開の壁に阻まれ終わっている。潜水艦が相手と想定した時点で自国他国問わず、真実はわからないままではないかと思う。犠牲となられた方々へご冥福をお祈りします。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/03/20(1344日経過)
記録初日
2021/06/17(1255日経過)
読んだ本
571冊(1日平均0.45冊)
読んだページ
170120ページ(1日平均135ページ)
感想・レビュー
562件(投稿率98.4%)
本棚
20棚
性別
自己紹介

備忘録。拙い感想です。皆様の選択された本や感想を楽しみにここへ来ています。

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