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sea
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氷室さんはきっと誰よりもまっすぐで純粋な人なんだと思うのだけれど、そのまっすぐの軌道が明らかに大多数の人と違う方向に突き抜けているからおもしろい。そのユニークさを当人がてんで気づいてないことを含め。 青山美智子さんの解説はほんとうに素晴らしく、氷室さんへの愛に満ちていて、いつかわたしもこれほど愛に溢るる言葉を届けられる相手を見つけられたら、その人にこれほど全身全霊で愛を伝えられたら、この世に思い起こすことなどないなぁと、大それたことを思った。
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sea
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多様性という名のもとでの社会の歪みを外側から描いた傑作。 こんな読み方をしては誠実ではないと思うけれども、この小説を書いた高瀬さんに見受けられる印象がまさに「ないがしろにできなさを持つ女」そのものっていうのが、とてもとてもおもしろい。言葉の真意を掬い取るように慎重に話す彼女のインタビューを散々見てしまったばかりに、芦川さんと重ねて読んでしまったばかりに、ほんとうのこの人はどんな人なんだろうって、本を飛び越えて作者に興味を抱いてしまった。
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sea
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デンジ君は自分にとっての糞映画のために戦ってくれる最高のヒーロー
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sea
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妹の本棚から拝借。太宰治的厭世観の焼き直しに次ぐ焼き直し、という印象。明け透けに言うと、これ読むなら太宰読みたいと思った。 仮に意図して書いているなら天才的なほどの厨二病じみた筆致が印象深かった。
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sea
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彼女の著作を読んだ後はいつも落ち込んでしまう。自分がまるでだだっ広い座標グラフのまんなかにいるような、どうしようもないくらいの孤独を感じるのだ。彼女の生は愛によってできていて、それは彼女が今までの人生の一歩一歩を、人間を、そしてすべての営みを愛しているからこそなんだと思うけど、その大きさに呆然として、突き放されて涙が出てくる。終には、なんら取るに足らない自分の思い上がりに気付き、なす術もなく殺されてしまう。同じ時代に生きれたことをうれしく思うくらい魅力あふれた人。
0255文字
sea
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江國香織というひとはきっと、激情のもとに生きているのだと思う。わたしにはあんなにも深く他者を愛することはできない。彼女の愛の源泉は一体何処にあるのだろう、と絶望した。江國の文体には一抹の寂しさが潜んでいて、それが受け取り手に過去の喪失体験を惹起させるような気がする。ゆらゆらと揺らめくような読書感に否が応でも惹かれてしまうが、やはり彼女の言葉遣いには不思議さが付き纏う。まるで哲学かのように。わたしも哲学をもって生きたいと願った。
0255文字
sea
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とっても、いい本だった。「君は、本当は、いい子なんだよ」。小林先生の包み込むような優しさに触れていると、上手に生きてゆくため殺したはずの、学校に通うことがつらくて、世界を呪いながら夜をじっと耐えていた17歳のわたしの寂しさが、ふと心に立ち帰ってきた。わたしもあんな風に誰かに心の傷を満たしてくれるような言葉を掛けてほしかった。いまでも傷は傷のままで、わたしを抱きしめるのがわたしだけであるという事実がつらくて、呼吸が浅くなる。つまるところ利他性が足りないのだろう。わたしも徹子さんのように愛に生きたいと思った。
0255文字
sea
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ネタバレクリスティの作品における殺人は論理的思考に則って為されているから好きです。犯人は二重人格者であった、などのどんでん返しはフェアじゃない!と過去に読んだ小説をしみじみと思い起こすなどした。
0255文字

読んだ本
24

読んでる本
12

積読本
5

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215

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読書データ

プロフィール

登録日
2021/03/29(1495日経過)
記録初日
2021/03/08(1516日経過)
読んだ本
24冊(1日平均0.02冊)
読んだページ
6458ページ(1日平均4ページ)
感想・レビュー
19件(投稿率79.2%)
本棚
4棚
現住所
京都府
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