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2025年11月の読書メーターまとめ

楓
読んだ本
6
読んだページ
2492ページ
感想・レビュー
2
ナイス
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2025年11月に読んだ本
6

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

楓
最近の小説で言えば、伊岡の悪寒に近い雰囲気を感じるものの、内容としてはそれとも違う、美の具象に対して屈服するばかりの男を描いた小説。 主人公の設定は、どちらかといえば衆愚の側にありながらも、極めて醜悪と言うわけでも無い。 相手と私との妥協の結果を結末としており、度々文中で述べられる通り、多くの参考物となるだろう小説。 端的に、決して悪くなく、良い寄り
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
2

楓
最近の小説で言えば、伊岡の悪寒に近い雰囲気を感じるものの、内容としてはそれとも違う、美の具象に対して屈服するばかりの男を描いた小説。 主人公の設定は、どちらかといえば衆愚の側にありながらも、極めて醜悪と言うわけでも無い。 相手と私との妥協の結果を結末としており、度々文中で述べられる通り、多くの参考物となるだろう小説。 端的に、決して悪くなく、良い寄り
が「ナイス!」と言っています。
楓
どれも悪くはない。 中でも、 刺青と少年は、一つの美を描いてあるようで、 異端者の悲しみは、太宰の人間失格的、 母を恋うる記には、夏目の夢十夜的印象を感ぜられた。 特に、少年は印象的であったが、果てしなく良いだとか揺さぶるものがあったかと言えば、それは否であった。 二人の稚児は、内容として印象強かったわけではないけれど、古文ありがちなオチであって、この点で印象的だった。 改行時に段落をあけていなかったのだけれど、谷崎潤一郎の意図は判然とせず、その良い効果については何とも言えない。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/04/22(1710日経過)
記録初日
2021/04/23(1709日経過)
読んだ本
405冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
107313ページ(1日平均62ページ)
感想・レビュー
11件(投稿率2.7%)
本棚
3棚
自己紹介

真っ赤な果実、かもしれない。

~読書遍歴と自己紹介~
 小学生の頃では、シートン動物記やシャーロックなどを、中学に上がってからは、気に入ったシリーズを読破していくようにライトノベルにハマり(この頃に読んだものから記録に含まれています)、高校時代には、読書習慣というものは概ね衰退していたのですが、いくらか戯曲の方を嗜んではおりました。
 そして現在では、近代日本文学や世界古典文学などの、所謂教養小説を嗜みつつ、現代の大衆文学の方をも読んでおります。
 私の好悪勘定と言うものは、どうやら前者に傾倒しつつあるようですが、その勘定に従うばかりでなく、出来る限り広い読書体験を積んでいきたいところです。

~本棚~
印象的:強く影響を受けたもの
おすすめ:是非読んで欲しいもの
おすすめできる:屡々思い返されるもの/参考になる物

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