ネタバレ前作のタスキメシを読んでから間がそれなりに空いたので、新鮮な気持ちで読めました。 箱根駅伝そのものが個人的に好きなせいもありますが、予選会や、繰り上げスタートの場面の描写は目の前で繰り広げられてるかのように感じ、ハラハラさせられっぱなしでした。

ネタバレ最近ハマっている古内一絵さん作品。今回は戦後すぐに放送されたラジオドラマの裏側の物語、フィクションだけどノンフィクションに近いリアルな内容にぐいぐい引き込まれ、あっという間に読了です。 世代としては私の両親より少し上の世代が生きた時代、戦災浮浪児達の荒んだ暮らしが想像を絶するものであったこと、原発の影響の悲惨さ、戦後教育の混乱… 知っているようで知らなかった側面を見せつけられた気持ちになり、いろいろと考えさせられました。

ネタバレさすが山本甲士さん！期待通り、心がポッとあたたかくなるファンタジーな短編集でした✨ どの主人公もスタート地点のどん底から右肩上がりに上がっていくストーリーはもう慣れっこなのにやっぱり気持ちがいいものです（笑） 個人的にはセカンドバッグ、ハンドグリップが好きですが、最後のウォッチには最後の最後まで結末が全く予想できなくてまさかそうきたか！と思わされました。

ネタバレ重いテーマでいたたまれない気持ちになりながらも、思い悩んだ人が迷い込む山亭の従業員達が個性強くちょっとコミカルなのに救われた感じでした。 猫にまつわる神話がたくさん出てきて、私には少し難しく、どこか腑に落ちないまま読了してしまったのが残念。また時間をおいて再読してみたいです。

ネタバレ日都子も冬希も、その置かれてる状況があまりに過酷な場面が多々あり心苦しくなりつつも、読み進めたくてたまらない、そんな不思議な感覚にさせて貰った作品。 「大丈夫、ほどほどに頑張るから。」の一言に救われます。 作品内の合宿コンクールで歌われた合唱曲に馴染みもあり、特に「怪獣のバラード」の歌詞をこの作品で噛み締め、また久しぶりに聴きたくなりました。

ネタバレ久しぶりの藤岡陽子さん作品。続きが気になりハラハラさせられる展開で一気に読了しました。 うまくいきそう、と思いきや…裏切られる展開、京都という文化、土地柄人柄の怖さにマイナスイメージがインプットされそうなのがちょっと残念でしたが、実直に丁寧に必死に向き合い作り上げられたＴシャツが着実に評価されて広がっていくストーリーは気持ちよかったです✨

ネタバレ読んでいて辛い、重いテーマなのにページをめくる手が止められない作品。 同じ親として、我が子が起こした行動にどれだけ向き合えるのか。どう手を差し伸べる事ができるのか。なぜ事件を起こしてしまったのか。なにがダメだったのか。 主人公の吉永の心理に自分を重ね、自分だったらどうする？と思いを巡らせながらあっという間の読了。読み応えがありました。辛いけれど、力強い前向きな一歩が感じられるラストでよかったです。

ネタバレマカン・マランを読んでからのこの作品だったので、シャールさんが登場してからグンっと物語に惹き込まれる感覚でした。 序盤は主人公の龍一にどうにも感情移入ができず…でしたがシャールさんとの出会い、部員達との出会いで人としての魅力が急成長する様が見事で爽快でした。 ラストに近づくに連れ、失った親友との絆を思い返す場面に泣けました。 古内さん作品、今後追っていきます！

ネタバレ箱根編を読んで続けてだったので、若干の物足りなさはありましたが、あっという間読了です。 東京オリンピックとコロナ。前半はその舞台裏で翻弄されながらオリンピック実現に向けて準備していた人達の苦労がリアルに感じられ、アスリートから立派な社会人となった千早と、都の活躍が爽快でした✨ 後半は現役アスリート側の物語。もう少し、食と競技の絡みが欲しかったです。

ネタバレ前作のタスキメシを読んでから間がそれなりに空いたので、新鮮な気持ちで読めました。 箱根駅伝そのものが個人的に好きなせいもありますが、予選会や、繰り上げスタートの場面の描写は目の前で繰り広げられてるかのように感じ、ハラハラさせられっぱなしでした。