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2024年10月の読書メーターまとめ

パイナップルジャム
読んだ本
7
読んだページ
2575ページ
感想・レビュー
7
ナイス
115ナイス

2024年10月に読んだ本
7

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

パイナップルジャム
久しぶりの村上春樹作品。それは村上春樹さんらしい懐かしいような静かな空気、そして平易な言葉でありながら哲学的なものを感じさせる文章に満ちていました。慨視感を覚えたのは、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』が元になっているからなのですね。より充実した作品に結実したもの読めて、幸せです。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
7

パイナップルジャム
俊亜貴のクズっぷりはひどいと思いつつ、別れられない深雪に気を揉みました。結婚したって絶対に幸せになれないのに、と。でも島の人たちは深雪を家族のように思っていて、そして島には“しまたまさん”がいて、それは島の人たちの気持ちを結集したようなものでもあるのですね。最後のあたりは少し冗長な感じもしましたが、読みやすく一気に読みました。
が「ナイス!」と言っています。
パイナップルジャム
石田三成の魅力満載!この作品の石田三成は誰よりも怜悧で、思慮深く、仲間思いであり…。賤ヶ岳の七本槍と呼ばれた武将たちそれぞれと、石田三成との関わり。それは厳しい交わりも多かったけれど、最後の最後には石田三成、もとい佐吉への信頼がありました。7人の武将たち一人ひとりの性格や心情も、人間らしさを感じさせる描き方で、共感しながら読みました。
が「ナイス!」と言っています。
パイナップルジャム
とても良かった。ごっちを心から思い、白木蓮吾としての最後の姿を整えるりばちゃんの姿は泣けました。“友情”という言葉には収まりきらない、2人の関係。読んでいて、心がひりひりするようでした。2人の年齢と飲み物が章ごとのタイトルになっているのがお洒落だとも思ったし、印象的でもありました。
が「ナイス!」と言っています。
パイナップルジャム
予想を上回る真相でした!事件の真相を推測しながら読んでいったのですが、まさかそういうことだとは…。文字で表現をする媒体ならではのトリックでもありますね。『聖母』のタイトルの意味を知り、震撼しました。この真相はすごい。怖かった。最後の数十ページは、緊張感でドキドキしながら読みました。
が「ナイス!」と言っています。
パイナップルジャム
一人ひとりの朗読小説を、読み進めていくほどに謎が深まりました。それぞれの小説の指し示す犯人が違っていて、一体いつみの死の真実はどういうことなのだろうと。女子らしいエゴイズムやロマンチシズムや思い込みも、この作品独特の面白さにつながっていたと思います。ラストでわかるまさかの真実。やはり女子は怖く、そしてたくましい。
が「ナイス!」と言っています。
パイナップルジャム
仲良くなって、気楽になんでも話せる間柄となった4人の母親たち。でも、その気楽な間柄は徐々に壊れていく。子供たちの受験をどうするかということからはじまったいくつものすれ違いは、嫉妬や嫌悪を生みだし、増大していく。読んでいて怖くもなったけど、人間関係の厄介さがよく描かれていて、この人間関係がどうなるのかと思い最後まで引き込まれました。大人の人付き合いって難しいよな、とうなづくことも多かったです。
が「ナイス!」と言っています。
パイナップルジャム
久しぶりの村上春樹作品。それは村上春樹さんらしい懐かしいような静かな空気、そして平易な言葉でありながら哲学的なものを感じさせる文章に満ちていました。慨視感を覚えたのは、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』が元になっているからなのですね。より充実した作品に結実したもの読めて、幸せです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/05/08(1299日経過)
記録初日
2021/05/11(1296日経過)
読んだ本
308冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
103580ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
306件(投稿率99.4%)
本棚
0棚
性別
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