ネタバレ2024年本屋大賞ノミネート作。坂の上の新築マンションに引っ越してきた５人と家族と友人の心の再生の話。素敵な言葉を書かれる作家さん。みんなリンクして最後に都市伝説のはじまりが涙を誘う。素敵な言葉を書かれる作家さん。「褒めるのでなくただ愛する」「話せるって必要なことをきちんと伝えられること」「不安も立派な想像力」「同じようには戻らないけど、経験と記憶がついて、心も体も頭も前とは違う自分になる」「与えるだけじゃなくて、受け取ることも愛情」

ネタバレ第15回山田風太郎賞受賞作。芸のためならなんでもする女形役者の今村扇五郎と彼の魅力にハマっておかしくなる人たちの物語。美しき狂気な扇五郎の最後まで芝居を続ける役者魂と伝承する六郎によって物語は続く。現在ならサイコな教祖になりそう。

ネタバレ娘からの推薦本。生殖医療技術はどんどん発達していくけれど、女性の出産率は下がっていく東京。生殖医療もビジネスになっている。貧困・女性の性・尊厳・命をつかさどることなど考えさせられた。ぐりとぐらの人生がこの先どうなっていくのか気になる。「女を買うくせに、売る女を馬鹿にする男にはマジ頭にくる」「少数派だから、批判する」「独身女も人妻も未亡人も、男が中心となった位置付け」

ネタバレ『鈍色幻視行』を読んでからの再読。どうしてこの作品が呪われているのか…考えながら読んだ。最後の炎上シーンや大人になった主人公のことを考えた。

ネタバレ「悩みに効く塩の使い方」不思議な力を持つ妻を亡くした子持ちの聖とその妻に恋していた幼馴染の潮。BLにはならないけれど周りの人たちや温人たちに助けられながら心を開いていく様子がよかった。「円は『縁』」「気持ちがあるなら、恐れず、恥ずかしがらず、相手に返したほうがいい」続編出ないのかなぁ

ネタバレ「夜果つるところ」の３度の映画化によってあった不可解なこと、誰が飯合梓なのかを語り合う豪華客船内の２週間の話。真実と事実の違いがまた語られる。理解することが供養になるんだな。「旅とは少し死ぬこと・仏の諺」「真実なんてパレードで降ってくる紙吹雪みたいなもの」「自分の過去に手を振っている」「涙は脳の排泄物」

ネタバレ最初から読むのが辛かった。ただカンと出会ったことによってもしかしてそれほど悪くないのかもしれないと思ったけど、やっぱり木原先生だった。心がえぐられる苦しい終わり方だった。願わくはムラがなにもわからないうちに「ジブンの星」へ帰れることを祈るばかり。

ネタバレ2024年本屋大賞ノミネート作。坂の上の新築マンションに引っ越してきた５人と家族と友人の心の再生の話。素敵な言葉を書かれる作家さん。みんなリンクして最後に都市伝説のはじまりが涙を誘う。素敵な言葉を書かれる作家さん。「褒めるのでなくただ愛する」「話せるって必要なことをきちんと伝えられること」「不安も立派な想像力」「同じようには戻らないけど、経験と記憶がついて、心も体も頭も前とは違う自分になる」「与えるだけじゃなくて、受け取ることも愛情」

ネタバレホラー、ミステリーのような形式だけど、マイノリティの話。自分の知らないことが変なことであって怖いこと。「外の人間」の感覚を理解できるわけないから。「誰とも比較されることなく、何も知ることなく育った人間の、独自の美意識。」新にはそのまま幸せでいてほしい。

ネタバレ慣れるまで名前と話し方で男女の性があいまいになった。アラサーになった大学時代の仲良しをこんなに青臭く書くのは住野さんならでは。学生のノリのまま。幸せになってくれと願うばかり。