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2024年6月の読書メーターまとめ

くりん
読んだ本
10
読んだページ
3310ページ
感想・レビュー
10
ナイス
659ナイス

2024年6月に読んだ本
10

2024年6月のお気に入り登録
1

  • きょん

2024年6月のお気に入られ登録
1

  • きょん

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くりん
★★★☆☆(3.8)成瀬すごいなぁ。大学受験の1日目が終了した際、付き添いのお父さんに向かって『心配しなくてもいい。滞りなくできた』と言ったのだけど、そんな言葉遣いをする高校生っている?さらにとんでもないお土産まで持ち帰るし大物以外何者でもない。本書は5章に分かれているのだけど章を追うごとに面白さがどんどん加速。最終章『探さないでください』では、びわ湖大津観光大使の衣装とけん玉を持って失踪??びっくりするオチがあり楽しませてもらった。とにかくすっごいお方だ。成瀬の今後を追いかけたい。
CABIN
2024/06/26 06:52

何事も臆する事なく、アグレッシブに行動する成瀬が気持ち良かったです。続きも楽しみですね😊

くりん
2024/06/26 18:19

CABINさん✨堂々としていますよね。男らしいというか(⌒∇⌒)これから大人になっていく成瀬を見守れそうですね。

が「ナイス!」と言っています。

2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

くりん

5月も比較的読めました。特に印象に残ったのは『夜の道標』です。今でも新聞記事などで取り上げられているのを見るたびに胸が痛みます。2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:3064ページ ナイス数:445ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1251194/summary/monthly/2024/5

くりん
2024/06/09 23:08

かりんちゃん✨読書ができないほど忙しくなる時期はありますよね。ボチボチ時間のある時に読めるといいですね❤️

かりん
2024/06/10 06:58

ありがとうございます✨

が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
10

くりん
★★★☆☆(3.5)うちの父は運転をやめました。車を仕事にしたぐらいの車好きでしたがあっさりと免許返納。こちらのお父さんは78歳、地方暮らしでバスも廃止。車がないと生活が出来ないから死ぬまで乗ると家族に宣言。結局最後は誰もが自分の良心に訴えかけ『誰かに迷惑をかけてはいけない』という思いから決断するのかもしれない。息子や孫がただ父の為ということではなく自然と生き方を変えることでお父さんの気持ちも変わっていったけれど、実際生活を変えることは難しい。最後は垣谷さんらしく晴れやかな気持ちで締めくくられている。
CABIN
2024/06/30 22:07

田舎は車が無いと本当に不便です。なので若い時に年を取ってからの事を考えなければいけません。義母は77才で車に乗るので、安全機能フル装備の車に変えてもらいました。死亡事故を起こしたら家族も不幸になりますからね💦

くりん
2024/06/30 22:33

CABINさん✨都会に住んでいる年配者の方であればそれほど心配はないのかと思いますが、車を使わないとどうにもならないということであれば簡単に免許返納とはいきませんよね。安全機能フル装備の車に変えられたのであれば少し安心ではありますがそれでも心配ですね。本書でもそういう車に変えるという話も出ていました。

が「ナイス!」と言っています。
くりん
★★★★☆(4.3)理系の伊与原さん作品2作目もとてもよかった。月まで三キロって何?って思っていたけどなるほどね🌕どの作品も掴みはOKという感じで、読み始めてすぐに引き込まれる。巻末で対談をされている逢坂剛さんが、 「小説には馬力が必要。馬力とは読者を引っ張る力だ」とおっしゃっていたいたけれどまさに伊予原さんの作品にはその馬力がある。短編どれもにハッとするオチがあるけれど『星六花』『山を刻む』が特によかった。天体の事もちょっとだけ詳しくなった気にもさせてくれる。追いかけたい作家さんがまた一人増えた。
ジュン
2024/06/29 05:51

私もまだ3冊しか読んでませんが、全て印象深い味わい深い作品でした。今後も読み続けたい作家さんですよね。

くりん
2024/06/29 22:07

ジュンさん✨伊与原さんはあたたかい小説をお書きになるのですね。今後も読んでいきたいと今作を読み思いました。

が「ナイス!」と言っています。
くりん
★★★☆☆(3.8)成瀬すごいなぁ。大学受験の1日目が終了した際、付き添いのお父さんに向かって『心配しなくてもいい。滞りなくできた』と言ったのだけど、そんな言葉遣いをする高校生っている?さらにとんでもないお土産まで持ち帰るし大物以外何者でもない。本書は5章に分かれているのだけど章を追うごとに面白さがどんどん加速。最終章『探さないでください』では、びわ湖大津観光大使の衣装とけん玉を持って失踪??びっくりするオチがあり楽しませてもらった。とにかくすっごいお方だ。成瀬の今後を追いかけたい。
CABIN
2024/06/26 06:52

何事も臆する事なく、アグレッシブに行動する成瀬が気持ち良かったです。続きも楽しみですね😊

くりん
2024/06/26 18:19

CABINさん✨堂々としていますよね。男らしいというか(⌒∇⌒)これから大人になっていく成瀬を見守れそうですね。

が「ナイス!」と言っています。
くりん
★★★☆☆(3.0) ザイム真理教とはうまいこと言ったものです。財務省は宗教どころかカルト集団になっているとの事。消費税も上げなくてもよかったのではないのか。今までの総理で財務省に立ち向かっていったのは元安倍総理だけだった。そんな安倍さんをもってしても増税は当時の財務大臣への配慮で踏み切ったとの事。もう誰が総理大臣になっても日本の景気が良くなっていくことはなさそう。自分の命を懸けてでも政界の闇に切り込んでくれた森永さんと、危険を承知で本を出してくれた出版社に感謝したいです。
CABIN
2024/06/24 21:04

日本は供給量が需要を上回っているので、家電の三種の神器みたいな画期的な発明がなければ経済は伸びないでしょうね💦

くりん
2024/06/24 23:38

CABINさん✨日本の経済の伸びは頭打ちなのでしょうね。新たな発明も期待できないでしょう。私自身も経済についてもう少し勉強が必要だと思います。

が「ナイス!」と言っています。
くりん
★★★☆☆(3.2)元書店員の大崎さんが書かれたデビュー作。2作目の『標野にて、君が袖振る』は意外な結末だったけれどよかった。書店員が必ずしも本好きとは限らないというのは聞いたことがある。出版から書店の販売までの知識が散りばめらていて流通までの経路など少しだけ詳しくなれる。元書店員さんの書かれた書籍はいくつかあるけれど、大崎さんの書店愛は群を抜いているような気がした。
が「ナイス!」と言っています。
くりん
ネタバレ★★★★☆(4.0)お互いを大切に思い合っている高1の丹羽君と長谷川さん。告白をしようとしていたその日に彼女が交通事故死し、タイムマシンで過去に戻り運命を変えようとしたら死んでいたのは自分だったという設定で一気に引き込まれた。過去に戻ろうとすればするほど軸が少しずつずれるように周りの人の人格も変わっていたけれど、両親と長谷川さんは寸分の狂いがないほどにそのままだったことが胸を打つ。過酷な運命がとてもやりきれないけれど、それでも二人はとても眩しくて清らかでその純粋さがとても美しかった。
が「ナイス!」と言っています。
くりん
★★★★☆(4.0)ユダヤ人の精神科医フランクルはナチスにより強制収容所に送られたが、最初のアウシュビッツのガス室送りは免れた。その後上官からの暴力暴言や飢え、伝染病の蔓延等で何度も死を覚悟しながらも3年間も生き延びた。どれだけの絶望感を味わったことだろう。『たとえあしたにも劇的な戦況の展開が起こることは期待できなくても、個人レベルの大きなチャンスは前触れもなく突然やってくる。』という事を日々1分1秒『生きるか死ぬか』を考え続けている精神状態から仲間に教え説く。この一言がこの本の最大の学びだった。
CABIN
2024/06/17 20:31

このような環境に置かれた自分はどのような行動をとるのだろうと考えてしまいます。自分が生きるために他人を犠牲にするなんて、今の自分には考えられません。それだけ平和なのかも😓

くりん
2024/06/17 22:46

CABINさん✨私も護身の為に他人にムチを打つ事はとても出来ないです。酷い時代でしたね。広く読まれるべきだと思いました。

が「ナイス!」と言っています。
くりん
★★★☆☆(3.5)表題の『罪の声』。最後のエピローグでその意味がわかった。これは罪なんてものではない。行き場のない怒りを感じた。物語は『グリコ森永事件』を下地に作られている。事細かく再現されたかのような筆致。フィクションなのだけどノンフィクションのように読めてしまう。事件の事を調べながら読んだが、こんなにも複雑な事件だったとは。ただ登場人物が多すぎて時間をあけて読んでしまったので混乱してしまった💦力の強い人の発言がどれだけ弱者に無理をさせるのか。発言の責任の重さを感じた。
セシルの夕陽
2024/06/14 13:05

これが真実かも⁈と本気で思ってしまいました。グリコ森永事件時は、社会問題に目を向けてもいなかった女学生だったので、こんなに複雑な事件だったことを、本書を読んで知りました。

くりん
2024/06/14 23:27

セシルの夕陽さん✨読んでいる最中、史実なの?フィクションなの?とよくわからない状態になりました。私もこんな大事件だったのに知っている事と言ったら「キツネ目の男」ぐらいで恥ずかしくなりました。今更でしたがそんな意味でも読んでよかったです。

が「ナイス!」と言っています。
くりん
ネタバレ★★★★☆(4.2)『冷たい校舎の時は止まる』のいとしさが増し増しになる。『冷たい・・』が辻村さんの書籍の中でも人気が高いのはこの本も一役買っているような気がする。ミスリードされたり主役はそっちだったの?と驚いたり、いろいろバラ撒いてそして丁寧に回収していく仕掛けが凄い。小2だった頃のみーちゃんの健気さが半端ない。それを受け止めたトシは生涯に渡ってみーちゃんを守ったのですね。胸がキュンキュンした。この3作を読み切ることが出来たら辻村さんのそして読書の魅力に気が付くはず。手元に置いて時々ページをめくりたい。
が「ナイス!」と言っています。
くりん
ネタバレ★★★★☆(4.0)毒母親から逃れるため新興宗教に逃げた啓美は、教団の無差別殺人事件に巻き込まれ17年間逃亡する。舞台は大阪➡新潟➡東京そしてお約束の北海道釧路!寒々しい背景は無いけれど桜木さんの作り出す無機質な世界観はそのまま。絶望的な逃亡生活の中でも彼女を必要とする人たちに出会う。娘ともニアミスしていたのね。『逃げると逆に追われる。一番いいのはじっとしていること』と主人公は言う。プロローグが実はエピローグになっているという構成にも唸る。40歳はまだ若い。人生やり直してもう一花咲かせてほしい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/05/19(1287日経過)
記録初日
2021/05/19(1287日経過)
読んだ本
296冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
102782ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
296件(投稿率100.0%)
本棚
68棚
自己紹介

ゆっくり読書をするのが好きでしたが☕読書習慣がようやくつき最近はペースアップしてきました♪

特に印象的に残った本はサブスクで観ることもあります。

好きな作家・・・・辻村深月さん・垣谷美雨さん・柚木麻子さん・辻堂ゆめさん・桜木紫乃さん他
女性作家の本を読むことが多いですが、最近は男性作家も積極的に読んでいます。

選書はこちらのお気に入りさんのレビューを参考にさせていただいたり、王道と呼ばれている本からしています。

年間で70~100冊ほどの本を読んでいます。
自分の感覚で、作品に★印をつけています。
★★★★★(5.0の満点)は年に2冊程度です。

純文学も読んでいきたいです。

                     (2024年11月20日更新)

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