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2024年5月の読書メーターまとめ

くりん
読んだ本
8
読んだページ
3064ページ
感想・レビュー
8
ナイス
445ナイス

2024年5月に読んだ本
8

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • オホーツクのトビウオ

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くりん
★★★★☆(4.0)誰からも評判の良い塾講師が元生徒によって殺害されたのはなぜか。物語は小学生2人と、犯罪者と彼を2年匿っていた同級生の女性、そして事件を追いかける2名の刑事の3方向より語られ最後に一つの線となる。犯人の動機は全く予想がつかなかったし、今までの読書でも一度も触れられたことのない分野だったのでとてもショックを受けた。それにしても本人の了解なしに物事を進めるのは何と残酷な事か。罪は重い。読み終わった後、不幸な生い立ちの登場人物たちが幸せになってほしいと祈らずにいられなかった。
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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

くりん

久々に自分の目標としている月7冊に到達。『存在のすべてを』は久々に泣かされましたのでこれがイチオシです。『錦繍』は勝手に30歳以上の方にお勧め。『宙わたる教室』も読後感がとてもよく印象に残る小説でした。2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2611ページ ナイス数:676ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1251194/summary/monthly/2024/4

CABIN
2024/05/02 19:32

くりんさん💫共読は5冊でした。『存在のすべてを』は良かったですよね。成瀬が無かったら本屋大賞に推したかったんですけどね。『錦繍』がとても気になります。今月もよろしくお願いします😊

くりん
2024/05/02 19:37

★CABINさん 私が8冊読んだ中での共読が5冊はすごいです。書店としては成瀬を推しますよね。いずれにしても上位3冊はとても気に入りました。『錦繍』は恋愛を終えて落ち着き始める30代以降の方が読んだら気持ちがよりわかるのかなと思いました。是非是非!!

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2024年5月の感想・レビュー一覧
8

くりん
ネタバレ★★★☆☆(3.5)一人の有望な作家を潰してしまった編集者の宮本は職を辞し祖父母の経営していた北海道の書店を引き継ぎ、世に送り出せなかった作家の『リベンジ』を試みる。初読み作家さんは読む前に性別や年齢などを確認してから読むが、伊藤さんは男性なのか女性なのかも解らずこの本にもミスリードされてしまった💦リベンジに成功したのは小学校の図書館からだった。なぜなら子供にも読めるように書き直されたからだ。本書も45の節で構成されており児童書を読んでいるようにも感じた。色々シンクロしており不思議な感覚を覚えた。
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くりん
★★★★☆(4.0)老舗文房具店の店長の硯さんは誰に対しても分け隔てなく接客が丁寧だ。年配の方であっても中学生であっても。きっとお子さんに対しても変わらないだろう。それは一人の人として尊重しているからなのだろうなと思う。今回のコンテンツの中では3話の『名刺』がとにかくよかった。人の評価や人生の答え合わせは何かを終わらせるときに判るのだろうと常々思っている。会社勤めを終える時、同僚や先輩後輩達はどのように見送ってくれるのだろう。
緑つばめ
2024/05/29 21:06

1巻の『文ママ』もいい感じでした。

くりん
2024/05/29 21:38

緑つばめさん✨『名刺』の入り口と出口が真逆でホッとしました。直属の上司が器の大きい方だと働きやすいですよね。『文ママ』も影響力の大きな方でしたね。ついていきたい!と思ってしまいます。

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くりん
★★★★☆(4.0)文房具店が舞台になっている書籍と知り飛びついた。銀座老舗の文具店の店主は30代半ばの青年だが対応と文具に関する知識は超一流。思いを寄せて来店するお客様をもてなす様に、必要なものを提案したりエピソードを聞き出す。ホッコリ系の書籍はいくつかあるけれど、これは5つのコンテンツどれもがよい。中でもシステム手帳と大学ノートがお気に入り。システム手帳に出てくるクロスのボールペンは私もずっと愛用しているし、オレンジ色の表紙のロディア(RHODIA)のメモ帳は言われてみればよく目にする。続きが楽しみ。
CABIN
2024/05/27 19:02

ボールペンにも高級ブランドがあるんですね。私は文具をすぐ無くしてしまうので、パイロットとかゼブラの安いボールペンしか使ったことがありません😅

くりん
2024/05/27 19:09

CABINさん✨高級ボールペンといえばモンブランやパーカーでしょうか。クロスボールペンは自宅用です✨私もすぐボールペンを失くしてしまうので、先日名入れをしたところ、ちゃんと戻ってきました💪

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くりん
★★★★☆(4.0)我慢の上巻から感動の下巻へ。榊は何処へ行ってしまったのと思いながら読み進めてしまった。そういう事か。辻村さん凄いなぁ。学童の手伝いに行った中学時代の菅原が、いたずらをした小学生のヒロ君に対して『一緒になって怒られてやるぐらいしかできない。』と言っていたが最大限の救いの一言だなぁと思った。きっと生徒の気持ちに寄り添える先生になることでしょう。約1200ページの旅を終えほっとした気持ちと寂しい気持ちが同居している。大切な宝物が一つ増えたような気持ちになった。
CABIN
2024/05/24 22:27

この本は本当に「終わった〜」とホッとするとともに、達成感が凄かったです。『名前探しの放課後』に似た雰囲気を感じました。こちらが先に出た本なんですけどね。

くりん
2024/05/24 23:23

★CABINさん。やっと読めました❗上巻で挫折しそうでしたが、CABINさんのコメントで最後まで読むと感動が待っていると書かれていたのを拝見し読みきりました。確かに達成感半端ないです。次の本にすぐに移りたくない感じでした。確かに『名前探しの放課後』に似てますね。そして『かがみの弧城』にも通じるものを感じました。

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くりん
★★★★☆(4.0)『これであなたたちは長い呪縛から解放されたかしら』じゃないよーーー。あなたの言った一言で当時10歳だった少女4名が、その後15年どれほどの重い十字架を背負わされたことか。10歳だった一人娘を性的な暴行を加えられながら殺された母親の麻子。一緒に居た4人の子供たちは何故か犯人の顔を思い出せないという。そんな彼女たちに苛立ち償いをしろと脅す。麻子の気持ちも解らないではないけれど、結局は犯人までもが自分本位な言動で苦しむことになる。この因果応報の結末がまさに湊さんらしい作品だと思った。
緑つばめ
2024/05/20 21:09

くりんさんの感想を読んで、何年か前に小泉今日子さん主演で映像化されたのを見たのを思い出しました

くりん
2024/05/20 21:59

★緑つばめさん そうみたいです。麻子役をキョンキョンが演じたみたいですね。 そして25歳になった4人は、蒼井優さん、小池栄子さん、安藤サクラさん、池脇千鶴さんが演じたそうでかなり豪華ですよね。私も見てみたいです。(Huluで見れそうです✨)

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くりん
★★★☆☆(3.0)大好きな辻村さんのデビュー作。高校時代に書き始めていたという本書。なかなか読み進められなかったが後半にきて面白くなってきた。中学高校時代という難しい年代の男女8名の心の動きを中心に描かれている。いじめはどこの世界でもあるけれどその年代にターゲットにされてしまうとどう立ち向かっていったらよいのかわからないだろう。今なら何か言えるのかもしれないけど、その頃武器が何もなかった無力さを嘆きたくなる。進学校の中のさらにトップ集団の彼らはどのようにこの事態に立ち向かっていくのか。下巻に期待!
くりん
2024/05/18 20:32

★CABINさん こちらは同じ話が何度か繰り返されましたが、復習できて私にはちょうどいいぐらいでした 愛蔵版、調べてみました。重そうな本ですね。大変だったことと思います✨

くりん
2024/05/18 20:33

★緑つばめさん コメントありがとうございます!!下巻は手元にないので、違う本を間に挟むことになりました(^▽^)/下巻はスイスイ読めるとの事ですので、時間をかけずに読みたいです✨

が「ナイス!」と言っています。
くりん
★★★★☆(4.0)誰からも評判の良い塾講師が元生徒によって殺害されたのはなぜか。物語は小学生2人と、犯罪者と彼を2年匿っていた同級生の女性、そして事件を追いかける2名の刑事の3方向より語られ最後に一つの線となる。犯人の動機は全く予想がつかなかったし、今までの読書でも一度も触れられたことのない分野だったのでとてもショックを受けた。それにしても本人の了解なしに物事を進めるのは何と残酷な事か。罪は重い。読み終わった後、不幸な生い立ちの登場人物たちが幸せになってほしいと祈らずにいられなかった。
が「ナイス!」と言っています。
くりん
ネタバレ★★★☆☆(3.0)人間の標本??タイトルからして不気味だし、ページを捲ってすぐに標本らしき挿絵。そして標本の作り方まで。あーーこれは色々な意味で辛い。蝶と人間の心持ちを擬態化しながら何回か犯人らしき人をひっくり返すのはいつもの湊さん。読後感もどよーんとしているけれど、根底には親子の愛があるのもまた湊さん。犠牲になった男の子の苗字に『蒼・白・赤・黒』とあり、四原色の色覚や装丁を意識したのかなぁと思いながら読みました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/05/19(1287日経過)
記録初日
2021/05/19(1287日経過)
読んだ本
296冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
102782ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
296件(投稿率100.0%)
本棚
68棚
自己紹介

ゆっくり読書をするのが好きでしたが☕読書習慣がようやくつき最近はペースアップしてきました♪

特に印象的に残った本はサブスクで観ることもあります。

好きな作家・・・・辻村深月さん・垣谷美雨さん・柚木麻子さん・辻堂ゆめさん・桜木紫乃さん他
女性作家の本を読むことが多いですが、最近は男性作家も積極的に読んでいます。

選書はこちらのお気に入りさんのレビューを参考にさせていただいたり、王道と呼ばれている本からしています。

年間で70~100冊ほどの本を読んでいます。
自分の感覚で、作品に★印をつけています。
★★★★★(5.0の満点)は年に2冊程度です。

純文学も読んでいきたいです。

                     (2024年11月20日更新)

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