ネタバレ今回は事件が小規模だが、20年前のエドガーとの捜査から始まり、娘との日常、前回の後の警察トップやキズとの関係などみんなのことが少しずつ知れて楽しい。タイトルがシーハンの言葉だもんな。内務監査の女に注意されて急にチュウにあやまったり可愛いかよ。ボッシュは事件に政治を持ち込むことは大変嫌うが、シゴデキの刑事仲間とは上手くやっててギャンドルやピストルピートとの連携も読んでて楽しい。新上司は小物だがまためんどい奴！事件が暴動がらみではないことも示唆されてて下巻が楽しみ。

ネタバレふたつの事件がボッシュの人生や警察組織の行く末とからむとは面白すぎた。ここにきてシリーズ最高を更新するレベル。ボッシュはハイジンゴ嫌いすぎでしょ！ラストはキズライダーの言う通りだよ！！でもこんなボッシュだから事件を解決できるし、人を思いやれるんだよなぁ。アーヴィング嫁が見知らぬ誰かが無実の罪で捕まることをなんとも思ってなかったことを軽蔑しペルは被害者であるが犯罪者であることを忘れずマッキンレーが自殺を止めなかったことを誹り、そしてサイコパスの命を救ってしまう。アーヴィングはクソ野郎だが嫌いになれない

ネタバレどう交差するのか分からなか二つの事件がそれぞれ次々と解き明かされていく。相変わらず面白さが満点。キャリアもかなり終盤のボッシュ。ゆえに市警の歴史を知りそれも事件を解明の糸口になりかっこいい。そして、アーヴィングがまたも登場！嬉しい。アーヴィングはボッシュと相入れないだけで信念はあると思ってたけど前回登場くらいから少し印象が変わってだいぶただのクソ野郎みが。ボッシュの引退が見えてきたの悲しいなぁ。しかしこのシリーズこのまま行くとボッシュの死までいくのでは。久しぶりに女にうつつ抜かしそうなボッシュもかわいい。