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2025年11月の読書メーターまとめ

本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)
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2025年11月に読んだ本
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2025年11月のお気に入られ登録
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  • へるぷまん

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)
Serial number 221(2025:Nov-15) ☆ 評伝と伝記小説は似ているが別物である。どちらも対象となる人物のエピソードを綴っていくが,評伝がややもすると主人公たる人物の周囲にいた人々の証言集的色彩が出るのに対し,伝記小説は同著もそうだが架空の人物を登場させ主人公もしくは物語に第三者的視点を加えることでより主人公の考え方や生き様を多角的に捉えていく。ぼくは「猿橋賞」という賞があることは知っていた(読み始めた時に,もしかして...と思っていた)が,その人のことは知らなかった(②へ続く)。
本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)
2025/11/25 22:09

②(承前)☆ 伝記小説としてのこの作品のポイントは統一されたトーンであろうか。タイトルの翠雨(草木の青葉に降る雨)とカバー画で分かるように,雨季でもスコールでもない「梅雨のある国」に生まれた主人公がその「雨」に導かれるように科学への興味を持ち,科学的な事実への飽くなき探求心と先達への尊敬(崩れるものもあったが)を胸に,様々な人々との邂逅や助けを借りつつ,かの女の「道」を掴み取っていく物語だと感じた。変な譬えだがこれは『太閤記』と同じで,主要なエピソードの後(エピローグ)は素っ気無い。でも,これでいいのだ。

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2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)

2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3173ページ ナイス数:380ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1255169/summary/monthly/2025/10

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2025年11月の感想・レビュー一覧
18

本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)
Serial number 224(2025:Nov-18) ☆ NHKテレビの大河ドラマには「男話(おとこばなし)」と「女話(おんなばなし)」の流れがあるが,同作は大河なら(良い本書きと役者が揃えば是非にも)典型的な「男話」になる。例のどなたかの影響を受けて"おとこ"を"漢"と書きたがる面々が飛びつきそうな大傑作だった。新聞小説がベースで改稿しているそうだが,挿画も含めて毎日読みたかった。史実をかなり研究し,物語の中に巧妙に織り込んでいる(引用や作者の"所感"を交え)。今年下半期のベスト作品のひとつだ。
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Serial number 223(2025:Nov-17) ☆ 全体の感想は下巻に書きますが,まずは和田竜・イズ・バックに乾杯!                                    【メモ】☆ 一色氏の名は現在,養殖うなぎの産地として知られる愛知県西尾市一色町(三河国吉良荘一色)に先祖が移り住んだからだという。ちょうどニホンウナギを巡るワシントン条約締約国会議の委員会が全種取引規制を否決したニュースもあり,なかなか興味深い。
hiace9000
2025/12/01 10:19

「一色」姓は京都府内でも宮津市に偏って多く見られ(といってもめちゃくちゃあるわけではないようですが)この名を聞くと、もしかして…と思ってしまいそうです。ちなみに青山学院大駅伝部でかつて一世を風靡した一色恭志選手は京都府の与謝野町のご出身ですよね。

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ネタバレSerial number 222(2025:Nov-16) ☆ 安部龍太郎『ふりさけ見れば』(日経新聞連載時に読了)をひっくり返したような話だった(ちなみに阿倍仲麻呂(晁衡)の名も本作品中にチラッと出てくる)。奈良時代を誰よりも面白く描ける澤田瞳子ではあるが,今回はちょっと無理があった。ChatGPTで「日本における道教の影響」を調べると ①陰陽五行説が陰陽道として占いの技術や暦の制定に影響を与えた ②厄除け(厄年)の風習 ③神道との習合(特に伊勢神宮の儀式)との答えが返ってきたからである(②へ続く)。
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Serial number 221(2025:Nov-15) ☆ 評伝と伝記小説は似ているが別物である。どちらも対象となる人物のエピソードを綴っていくが,評伝がややもすると主人公たる人物の周囲にいた人々の証言集的色彩が出るのに対し,伝記小説は同著もそうだが架空の人物を登場させ主人公もしくは物語に第三者的視点を加えることでより主人公の考え方や生き様を多角的に捉えていく。ぼくは「猿橋賞」という賞があることは知っていた(読み始めた時に,もしかして...と思っていた)が,その人のことは知らなかった(②へ続く)。
本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)
2025/11/25 22:09

②(承前)☆ 伝記小説としてのこの作品のポイントは統一されたトーンであろうか。タイトルの翠雨(草木の青葉に降る雨)とカバー画で分かるように,雨季でもスコールでもない「梅雨のある国」に生まれた主人公がその「雨」に導かれるように科学への興味を持ち,科学的な事実への飽くなき探求心と先達への尊敬(崩れるものもあったが)を胸に,様々な人々との邂逅や助けを借りつつ,かの女の「道」を掴み取っていく物語だと感じた。変な譬えだがこれは『太閤記』と同じで,主要なエピソードの後(エピローグ)は素っ気無い。でも,これでいいのだ。

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Serial number 220(2025:Nov-14) ☆ 前著『西欧の敗北』の読者には同著刊行前後の著者の考えが分かるサブテキスト的役割を果たす一冊となるだろう。トッドや副島隆彦はいわば「異端」なのであるが,ここまで視覚を広げておく必要がある(両者の一致点と相違点を対比することでさらにその視覚をレベルアップできる)と思われる。昨今のイスラエルに対する率直な意見表明も理解できた。変化し続ける状況に対して後追いになる部分はあるが(各インタビューの収録日時点),全体として参考になる点が多い本だった。
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Serial number 219(2025:Nov-13) ☆ 実践的な本だと思った。著者が本邦に対し好意と敬意を持っていること,その上であえて厳しい指摘をしていることが分かった。"戦争"は喧嘩の最上級(最悪のもの)なので「喧嘩の仕方」の優劣が結果に反映される。職業柄喧嘩馴れされている皆様は挑発が非常に上手だ。相手の力が劣っていると判断すると先に手を出させるような態度を取る(例えば"ポケットに手を突っ込んだまま同格の相手と立ち話をする"とかね)。こういうものの高等技術が書いてある(②へ続く)。
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2025/11/21 18:57

②(承前)☆ つまり同著は「相手と喧嘩をする前に何を備えなければいけないか」ということを丁寧に説明しているのである。特にカウンター・インテリジェンスに関しては実際の例(対処方法含む)を挙げてその重要性と早急な対応が必要(どうしても民主制におけるコンセンサス獲得という過程が要るので)ということを強調しており,首肯するものだ。また著者は集団としての日本人の弱点を指摘する一方で,認知戦を仕掛ける主体の特徴と「なぜ現在こうした動きを活発化させているのか(≒相手方の弱味)」を指摘しており非常に参考になる。

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2025/11/23 10:05

【補遺】☆ プロパガンダという「戦争」は「誰をターゲットとしているか」という視点で考えなければならない。例えば某国が「日本は軍国主義に回帰している」と喧伝する時,ターゲットは二つで反射的効果も一つある。ターゲット①日本(人)。これに感情的に反発すれば反射的効果として第三国の日本への印象を悪化させる。ターゲット②その主張を行う某国の国民。これには二つの意図がある。ひとつは国としての意志を示すことでそれにそぐわないあらゆる行動を抑制すること。もうひとつはその国の反日感情を高めることにより国内を引き締めること。

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Serial number 218(2025:Nov-12) ☆ 『水滸伝』の基となった宋江の反乱は1121年のことでこの物語のおそらくクライマックスになるだろう元寇は1274,81年のことだ。この壮大なクロニクルは東アジアの1世紀半と少しの時間を描いた「連続した大河小説」ということになる(従ってこの物語のどこかで”吹毛剣”が出てくるかもしれないと思いながら読んでいる。物語の始まりは『チンギス紀』と同じく「旅の空」であるが,舞台の広がりと陰の主役であろう"海"の存在が物語に立体感を与えている(以下次巻)。
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Serial number 217(2025:Nov-11) ☆ 同著を読んでいる間に色々と本邦に係わる外国からの介入やきな臭い話が横溢していたのは何かの皮肉のようにも感じる。最後の章で両者が丁寧に説明しているように情報の取捨選択のためには「突き合わせること」や「出典先に遡ること」でその信憑性を調べ,そうした地道な作業の中から自分の中に「相場観(黒井)」を持つことが肝要だ(その反対がエコーチャンバーに安住すること)。昨今の発言"問題"も政府見解の根拠に戻ればこれがカスハラレベルの言いがかりと気付く(続)。
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2025/11/15 09:57

②(承前)☆ 個別の情勢分析については両者のスタンスもありコメントしない。ただ上に書いた"問題"に即して言えば,日本国が防衛すべきものは他国の地域ではなく自国内の安全である。自国の領域やそこに暮らす「普通の人々(=非戦闘員)」の生命・安全を守るのは国家として当然の義務であり,そのことに対して「言いがかり」をつけることは明らかな「内政干渉」だから,某国お得意の表現でいえば「強烈な不満を示すと共に断固として反対する」ことが独立国として当然の権利であることは言うまでもないだろう。理由は同著内で述べられたとおり。

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Serial number 216(2025:Nov-10) ☆ 著者がどう考えているかは「おわりに」にも書かれているのだが,読み終わったぼくの感想は「ひとつの"芸事"の誕生プロセスを創始者自身が追っていった記録」ということだった。つまり取り組む”きっかけ”に始まり,動機やルール,背景となる考え方・方法論の説明に進み,著者にとっての本質に迫るための諸分析と考察があり,最後に今後の「(著者にとって望ましい)あるべき姿」を語って終わるという同著の構成そのものが「新流派誕生のプロセス」だったのだ(②へ続く)。
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2025/11/12 22:31

②(承前)☆ 著者はまるで「トウモロコシ畑の中に野球場を作るかのような情熱」で語り続けるのだが,自ら編み出した「術語」とその「定義」が頭の中で反響し続ける。例えば「私的」と「私的さ」はおそらく"private"と"individuality"に相当するのだろうが,「具体的」と「超具体的」となると著者の丁寧な説明を読んでも腑に落ちない(非常に感覚的な"差"であり,理解が難しいのだ)。そして著者が望むような形で"手帳類"が「図書館」に並ぶ時,著者の求めた「私性」は逆に公知されてしまうのではないかと感じるのだ。

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Serial number 215(2025:Nov-09) ☆ 先日読了の『世界は知財でできている (講談社現代新書 2786)』の著者が8年前に出していた本。表紙を最初見た時「ランドルト環」かと思った(自爆)。なお著者による同著の推奨ポイント(特長)三点がカバーに記載されており,できればそこから読み始めてほしい。もっともそういうことが面倒臭いという読者のために著者は"はじめに"の末尾(11~12頁)に同じことを記している(②へ続く)。
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2025/11/10 20:48

②(承前)☆ 同著全体から受ける印象として非常に知的好奇心の強い著者だと思う。それは単なる野次馬根性ではなく,現地で現物を見て現実的に考えるという三現主義が徹底しているからだと感じた(その結果ギャグまんが的体験までしている)。多くの人が知らない分野のことを説明,解説しようとするとき,それを話す本人がそのことに興味を持っているかどうかで結果が大きく違ってくる。ぼくは同著はとても面白く興味深く感じたが,なにより著者自身がいろんなことに興味を持ち,調べたうえで書いているからだろうと思う。知的案内人かくあるべし。

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Serial number 214(2025:Nov-08) ☆ 本シリーズは読んだことのみ登録します。4か月後にまた...
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ネタバレSerial number 213(2025:Nov-07) ☆ 人間関係をマネタイズするビジネスが無限連鎖講であるとすれば人間関係をアウトソーシングする職業は古来より著名なものを含めて様々存在する。こうした職業は人間が社会的動物であることの証左なのだろうが,そういう意味からもミステリ仕立てに進行した最後の話がいちばん面白かった(確かに"別れさせ屋"の話は90年代後半には存在したし主人公との"邂逅"はこの物語をシリーズ化させる可能性も感じさせた)。作者は人間関係の"綾"を上手に描ける人だと思う。
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Serial number 212(2025:Nov-06) ☆ Give Peace a Chance (Plastic Ono Band 1969). 戦争をはじめとする暴力的争いに通ずる道には共通の特徴があると思う。まず「ウチらvsおたくら」の二分法があり自らに対する熱狂と過信,そして相手方に対する蔑視と軽視。そこには対話というものがなく互いを嫌い憎みあう感情だけが強まって最後に「ほんの小さなきっかけ」で爆発する。これは別に20世紀前半の本邦やドイツなどに限ったことではない。
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2025/11/08 11:14

【メモ】同著53頁。安部龍太郎が「ブラックマンデー」と書いている。マーケットの推移的には正しいのだが相場史的にはやはり最初の暴落が起きた木曜日「暗黒の木曜日」でないと1987年10月19日の「ブラックマンデー」と区別がつかなくなるから良くないと思う。

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Serial number 211(2025:Nov-05) ☆ 秋の夜長に相応しい一冊でした。今宵の名月を見ながら。
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ネタバレSerial number 210(2025:Nov-04) ☆ 物語の中の会話に太陽はお日様で月もお月様なのになぜほかの星はただのお星さまなのかという話が出てくる。また月と太陽の大きさと地球からの距離の比の結果どちらも同じ大きさに見える話が出てくる。ぼく達は時に宇宙の大きさと自分がそのほんの一部であるこの星の小ささを考えるが,せわしない日常に押し流され,その思いはすぐに消えてしまう。自分という存在を持て余せば月や太陽や宇宙の大きさはかくも簡単に消し飛んでしまうのだ。本当は違うのに(②へ続く)。
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Serial number 209(2025:Nov-03) ☆車のステアリングホイールのことを俗に「ハンドル」というがハンドルを切る時に"あそび"という余裕代(よゆうしろ)があることは自動車学校に行けば必ず習うことだろう。バーンアウトは「あそびのないハンドル」のようなもので,そのままでは車を運転することが極めて危険になる(≒できなくなる)。同著の前半は著者自身の体験からバーンアウトという現象そのものを理解しようとするプロセスで,著者はこの定義なき現象の実態を様々な角度から検討・考察する(②へ続く)。
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2025/11/04 09:52

②(承前)☆ 同著の前半を読んで気付くのはバーンアウトの反動が凄惨な犯罪に繋がりうることで,本邦でもそうした事案は枚挙に暇がない。その特徴はやはり自分自身を心身的に消耗(というより"自己搾取"かもしれない)し尽すことにあると思う。これが後半のバーンアウトに向かわないために必要なこと(もの,心持ち,環境設定)に繋がっていくのだろうと思う。バーンアウトは著者も言うように個人に帰すべきもの(いわゆる"自己責任論")ではなく,そのような社会の在り方(文化的なもの)自体を見ていく必要がある。(掲載場所ミスの訂正)

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Serial number 208(2025:Nov-02) ☆ 「知的財産権」に興味を持ったきっかけは永ちゃんだった。『成りあがり』の重要な箇所はミュージシャンとして著作権をどうコントロールしていったか(=反面教師として)について語っている部分で著作権法という法律に興味を持ったのだが,その当時は法学部といっても知財に関する講義があるところはごく限られたところだった。ところが社会人になって法律と係わる場面が増えてくるにつれ知財の重要性が別の角度から見えてくるようになった(②へ続く)。
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2025/11/03 14:40

②(承前)☆ 知的財産権という権利の範疇は同著の冒頭「本書を読む前に(特に13頁の体系図と16頁のマトリクス表)に明らかなように広い上に権原が異なる。ここがこの権利の煩雑さの根幹なのだが,その上で展開される権利とそれを巡る争いの態様は非常に興味深い。この煩瑣な中身を初学者にも分かるよう嚙み砕いて(時に軽く脱線しながら)語っていく著者の力量はさすがだなと思わせる(ついつい乗せられて著者の前著『楽しく学べる「知財」入門』を購入することに^^;)。非常に面白くかつためになる本だった。

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Serial number 207(2025:Nov-01) ☆ 作者の作品群の中では数少ない現代ものであり,時代小説から歴史小説に翼を広げた作者にとって,言い方は悪いが「箸休め」にも似た小品群ではないかと思う。推理ものでもあり人情ものでもありお料理小説でもある。ひと粒で三度美味しいのでグリコにも勝っている(笑)。それは作者の遊び心でもあり,人情の機微を通じた「いまの世の中」へのメッセージでもあり,複雑な構図を分かりやすくコンパクトにまとめるという作家としての技量を示した作品でもあると思う。
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187お気に入られ11月の読書メーターまとめ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/06/06(1648日経過)
記録初日
2021/06/07(1647日経過)
読んだ本
959冊(1日平均0.58冊)
読んだページ
286034ページ(1日平均173ページ)
感想・レビュー
938件(投稿率97.8%)
本棚
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