一枚一枚の写真に対して、様々な角度から想像力に結び付けた本。写真に描かれている風景や人物の気持ちを推し量りながら解説している様がとても面白い。撮影者の意図と見る側の意図は必ずしも一致しないだろうけれど、このような感じで写真を眺めたら、とても楽しいだろうな。

死んでから魂が昇華するまでの間を優しく光が誘う。絵本ならではの柔らかい描写と飾らない文章が、ゆっくりゆっくりと体の隅々まで行きわたるような感じ。時間から解放された様が美しいなと思った。

一枚一枚の写真に対して、様々な角度から想像力に結び付けた本。写真に描かれている風景や人物の気持ちを推し量りながら解説している様がとても面白い。撮影者の意図と見る側の意図は必ずしも一致しないだろうけれど、このような感じで写真を眺めたら、とても楽しいだろうな。

自分の弱さと向き合った作者が等身大で語りかけてくれる本。愛すべきものは自分自身であり、家族であり、日常の雑多なものでもあり。淡々とした文章ながらも、どこか熱を帯びている感じ。それが熱すぎず、冷たすぎず。ちょうどよい体温のエッセイ。