ピップ三部作の前日譚。友人たちと謎解きゲームに挑むピップが見事な推理を披露する。「卒業生には〜」はかなり重い内容だったので、まだ元気なピップに会えるのは純粋に嬉しい！三部作を読み終わった人にこそ読んでもらいたい一冊。

上巻に引き続いて、なかなか面白いと思えない。途中でやめようかと思ったが、中盤あたりからようやく面白くなってきた。最後まで、ご都合主義というか行き当たりばったり感はあったが、なんとか読了。描きたいテーマや伝えたいことはわかるが、冗長すぎた。けれど、和製SFとしては評価の高い作品なので、個人的に合わなかっただけだとも思う。設定はかなり練られているので、好きな人はハマると思う。

和製SFとして評価の高い作品。だけど、個人的には今ひとつ。なんというか、中二病的な設定や展開が気になってしまう。重大な秘密を、そんな簡単に喋っちゃっていいの？人柄に関してそこまで評価されるような描写あった？と行き当たりばったり感のある展開。途中からは面白くなるのかなと我慢して読み進めるものの、最後まで全く変わらず。下巻は、読もうかどうか迷ってしまう。

借金を帳消しにしてもらう代わりに殺人を依頼された夫婦が陥る謎の展開。ミステリかと思って読み始めたけど、謎解き要素は薄め。裏表紙のあらすじにも書いてありますが、サスペンスですね。主人公夫婦の人柄が掴みどころがなくてあまり感情移入はできなかった。

ピップ三部作の前日譚。友人たちと謎解きゲームに挑むピップが見事な推理を披露する。「卒業生には〜」はかなり重い内容だったので、まだ元気なピップに会えるのは純粋に嬉しい！三部作を読み終わった人にこそ読んでもらいたい一冊。