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2024年10月の読書メーターまとめ

読書メーター
読んだ本
7
読んだページ
2061ページ
感想・レビュー
5
ナイス
29ナイス

2024年10月に読んだ本
7

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • 名無し

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

読書メーター
半月くらいかかったが、いちおうはじめから終わりまで目を通した。もっとも、最後の方は集中力がきれて、あんまり頭に入ってこなかったのだが…。ビンボー=必然性とフランス革命を結びつけるところなんかいかにもアーレントだなあと思ったし、権力と権威のちがいを切り分けたり、アメリカ建国とローマの精神を結びつけたりするときの思考のキレは敬服に値するとも思った。だが、いかんせん難しくて呻吟しながら読むよりほかなく、使った脳みそも読んだ本もくたびれ果てて、すっかりしなびてしまった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
5

読書メーター
小説論の古典。このフォースターの論考によってクリアになるもの、ならないもの、両方がある感じだ。それはフォースター自身が実作者として小説というものの性質をわかっていて、あえて理論的になりすぎるのを抑えているからでもある。平面的人物、立体的人物というキャラクター分析は読む前から知っていたわけだが、幻想的、予言的については今回読んでなるほどと思わされた。
が「ナイス!」と言っています。
読書メーター
京都信用金庫、興味ぶかい。背景知識を押さえるところはそうでもないのだが、建築自体の解説をする段になるとややポエティックになる。いわゆる「批評」的な筆致とも言えるんだけど、もうすこし感性を抑制してほしかった気もする。いや、しかしだからこそドライブ感をもって読み進められる部分もあり、あながち瑕疵とも言い切れない。面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
読書メーター
10年以上前に『反コミュニケーション』を読んで以来、いつかは読もうと思っていた本。文庫になってくれてよかった。われわれの日常生活のさまざまなシーンで起こっていること、そこでわれわれが用いている技法について丁寧に描写する試み。「リスペクタビリティの病」がいちばん面白かった。『社会学の歴史』や『反コミュニケーション』でもいかんなく発揮されているように、著者は学説や概念を比較可能な形でまとめるのがうまい。
が「ナイス!」と言っています。
読書メーター
ぜんぜん知らない韓国の近代文学の作家たちについて知れるのがまず嬉しい。現代作家の話題はほとんどなくて、それだけに著者の読書遍歴の一端を垣間見るエッセイになっている。夏目漱石、茨木のり子、鶴見俊輔、後藤明生、堀田善衛、永山則夫、田辺聖子、長璋吉、李箱、仲村渠、マダムマサコ。アンソロジーや短編集に関する記述も面白い。付箋と栞のエッセイは、著者がいかに読みいかに書くか、その現場というか舞台裏というかが覗けて、このエッセイ集の終わりにふさわしかった。いい本。
が「ナイス!」と言っています。
読書メーター
半月くらいかかったが、いちおうはじめから終わりまで目を通した。もっとも、最後の方は集中力がきれて、あんまり頭に入ってこなかったのだが…。ビンボー=必然性とフランス革命を結びつけるところなんかいかにもアーレントだなあと思ったし、権力と権威のちがいを切り分けたり、アメリカ建国とローマの精神を結びつけたりするときの思考のキレは敬服に値するとも思った。だが、いかんせん難しくて呻吟しながら読むよりほかなく、使った脳みそも読んだ本もくたびれ果てて、すっかりしなびてしまった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/10/05(1145日経過)
記録初日
2008/04/01(6080日経過)
読んだ本
1155冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
346273ページ(1日平均56ページ)
感想・レビュー
319件(投稿率27.6%)
本棚
27棚
URL/ブログ
https://note.com/rosin
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