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2024年2月の読書メーターまとめ

くま
読んだ本
5
読んだページ
1656ページ
感想・レビュー
5
ナイス
242ナイス

2024年2月に読んだ本
5

2024年2月のお気に入り登録
1

  • 中玉ケビン砂糖

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くま
2021年本屋大賞第一位作品とは知らず、町田その子さん5冊目。見えにくい触れにくい重いテーマだったけど読みやすくて、キナコが魅力的で引き込まれて一気に読んでだ。タイトルが意味することを知らなかった。鳴き声が52ヘルツのクジラは周波数が違うため他のクジラに声が届かない、広い海を孤独に生きると知った。読み終わり感想が整理できず放置してた。キナコのように辛い過去を持った人にしか52ヘルツの声は届かないのか?壮絶なエピーソードの中にも人は人の愛で救われる描写が多く、前向きになれるハッピーエンドで後味は悪くない☆5
が「ナイス!」と言っています。

2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

くま

2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:4冊 読んだページ数:1063ページ ナイス数:192ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1289580/summary/monthly/2024/1

が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
5

くま
ネタバレ心に傷を持つ器用に生きられない主人公たちの思いがけない出会と科学の話から少し勇気をもらう短編5話。就活難航中の大学生、堀川とコンビニの不愛想なベトナム人店員。満員電車でぐずる娘を抱えたシングルマザーと席をゆずりあやしてくれた自然史博物館勤めの女性。退去交渉したい正樹と鳩の居ついた部屋のお婆さんの鳩の持ち主は。それとは知らずネットに写真を上げた女と珪藻を使ったアート作者の男。原発の下請け会社を退職し一人旅をする辰郎と茨城の海岸で出会った凧揚げをする初老男。一話ごとジャンルの違う狭くて深い理系の話に癒された。
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くま
初読み作家さん。子犬が捨てられる悲しいシーンから始まる。高校の美術部でコーシローと名付けられ校内で暮らすことになった犬と世話をした各世代の高校生の青春を描く、何代も繋がっていく青春連作短編。出会いと別れの繰り返し、必ず終わりが来るもの、コーシローが過ごした12年間。コーシロー目線も織り交ぜて、コーシローが各章の主人公を繋ぐ構成。年代ごとに語られるエピソードのどれもいいが、第一話の二人の主人公、優花と光司郎が象徴的。最終話ではみんなが揃う。終わり方がキュンと幸せに包まれていた。
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くま
万城目学さん初読み。奇想天外で面白すぎる!後で「鴨川ホルモー」と「プリンセス・トヨトミ」の原作者なんだと昔観た映画を思い出した。得意じゃないファンタジー系だったけど、冒頭の「マイカー」ならぬ「マイシカ」は奈良でも可笑しい。高校時代に遊びに行ってた奈良、京都の風景を想像しながら楽しく読めた。登場人物のキャラが素晴らしい。中でも堀田イト、剣道の対抗試合での獅子奮迅の姿が脳内で躍動、最高!もし映画があれば誰が演じる、マドンナは誰かな?と想像したり。コミカルで壮大な世界観を楽しめた。奈良をまた散歩したくなる。
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くま
ネタバレ直木賞受賞作品なんだと、角田光代さん初読み。主人公と同年代の女性ならもっと感情移入するのだろうなあと思いながら読んでいた。小夜子目線で語られる今、葵目線で語られる過去を交互に展開、最終的に重なっていく。現在の小夜子と葵、高校生の頃の葵と魚子(ナナコ)。先が気になり一気読み。なるほど、対岸の彼女だ。ちょっと誤解しながら読んでいたかもしれないが、縁が切れたと思った葵と小夜子が再び共に歩みを進めていくエンディングは晴れやかな気持にさせてくれた。今のナナコも幸せな人生であればいいなあーとも思った。
が「ナイス!」と言っています。
くま
2021年本屋大賞第一位作品とは知らず、町田その子さん5冊目。見えにくい触れにくい重いテーマだったけど読みやすくて、キナコが魅力的で引き込まれて一気に読んでだ。タイトルが意味することを知らなかった。鳴き声が52ヘルツのクジラは周波数が違うため他のクジラに声が届かない、広い海を孤独に生きると知った。読み終わり感想が整理できず放置してた。キナコのように辛い過去を持った人にしか52ヘルツの声は届かないのか?壮絶なエピーソードの中にも人は人の愛で救われる描写が多く、前向きになれるハッピーエンドで後味は悪くない☆5
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/10/27(1106日経過)
記録初日
2021/08/01(1193日経過)
読んだ本
247冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
81236ページ(1日平均68ページ)
感想・レビュー
247件(投稿率100.0%)
本棚
52棚
性別
年齢
68歳
現住所
千葉県
URL/ブログ
https://blog.goo.ne.jp/kuma3tryim
自己紹介

2021年10月27日 読書メーターに登録。

沢山のナイス、お気に入り登録ありがとうございます。

レビューを書くのは苦手ですが、読書の励みにもなり、感想を残すことで記憶に残るかもしれないので今のところ一行でもとレビューしています。
読み放しではすぐに忘れそうですし、残さないのはもったいない気がしてきました。

若い頃、20代~30代の頃は森村誠一さんの推理小説、司馬遼太郎さん等の時代小説をよく読んでいましたが、残念ながらかなり忘れてしまっています。

その後は楽しみとしての読書ではなく仕事関連のビジネス書か別の趣味であるトライアスロン、マラソン、トレイルラン、アドベンチャーレース等のスポーツのノウハウ的な内容の本をメインに読んでいました。

今年の春に40年務めた会社を退職したことで自分時間がちょっと増えました。読書を趣味の一つとして復活しようかなと思いました。
今までどちらかと言うと映像、音楽の方が好きだったのですが、その時間を少し削って読書を楽しみたいなあと、、読書メーターを始めて早一カ月になります。

作家さんの名前も本のタイトルもあまり知らないので適当に選んで読んでいますが、この読書メーターからいろいろ情報をもらうことができとてもありがたい、なくてはならないものとなってきています。

どんな素敵な本に出合えるのか、知らない世界を旅する感じというか、文字から頭の中に映像を描きながら、異世界を疑似体験、世界が広がればいいなあと、楽しみです。

8月から読書を再開したので3ヵ月ほど遡って記録しましたが、今年は何冊読めるかなあと、平凡で変化の少ない生活の中に楽しみがひとつ増えた感じがしていす。


今日現在、24冊読了です。
自分としては無理のないまあまあのペースかなと

とりあえず100冊を目指して・・・

2021年11月26日




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