読書メーター KADOKAWA Group

2025年11月の読書メーターまとめ

なお
読んだ本
5
読んだページ
1196ページ
感想・レビュー
5
ナイス
553ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2025年11月に読んだ本
5

2025年11月のお気に入り登録
2

  • K
  • とりから

2025年11月のお気に入られ登録
2

  • K
  • とりから

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

なお
ネタバレ陶芸家の省造は、思いがけず美しい青磁のストンとした経管の壺を焼き上げる。美しすぎる壺である故からか、まるで自らの意思を持っているように一つ所に留まることなく様々な人の手に渡り、持ち主の人生を見つめていく。好きだったのは、眼を患う老母と娘の親子愛が微笑ましい第五話。娘がお花の稽古で頂いた壺は、母の白内障の手術をしてくれた主治医の手に渡る。50年ぶりの同級生との京都旅行に大騒ぎするかつての女学生達の第九話も楽しかった。スペインにまで渡った壺が、意図しない形で省造と再会するという落ちまでよく考えられている。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

なお

文楽公演に行って来ました(^^)昼の部、義経千本桜🌸道行初音の旅と新版歌祭文の野崎村の段。「恋と忠義はいづれが重い〜」狐忠信🦊のコミカルな動きが面白い。新版歌祭文の娘おみつは健気すぎました〜(>_<)

文楽公演に行って来ました(^^)昼の部、義経千本桜🌸道行初音の旅と新版歌祭文の野崎村の段。「恋と忠義はいづれが重い〜」狐忠信🦊のコミカルな動きが面白い。新版歌祭文の娘おみつは健気すぎました〜(>_<)
なお
2025/11/09 10:23

天の川さん、こんにちは(^^)天の川さんも文楽好きでいらっしゃるのですね❣️ 今回は吉田玉助さんが遣われましたが、桐竹勘十郎さんの狐忠信🦊も見てみたいです!コメント、感謝です(^^)

なお
2025/11/09 10:29

ミカママさん、高度なコメントを頂いたと思いました。少しほっとしています(jokeです^_−☆)レビューにも、コメント頂きありがとうございました!

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
5

なお
世界的ベストセラー『ぼく モグラ キツネ 馬』の続編。誰もが心細くなる時がある。何を頼りにしたらいいのだろう。まして経験した事のない、身も心もちぎれてしまいそうな程の嵐が吹いている。前を向くのが辛くて、小さく縮こまってしまう。だけど、ぼくの分身でもある無邪気なモグラ、賢いキツネ、思いやりのある馬はいつもそばにいる。どうしたらいいのかわからない時に、とても大切な事を思い出させてくれる。「嵐がきたらじぶんがだれかをおもいだしてと馬がいった。”ぼくはだれ?” ”愛されている子”」自分を大切にして自分を信じて…。
harupasan
2025/11/30 22:01

なおさん、こんばんは(^^) 『ぼく モグラ キツネ 馬』の続編があるんですね!とても素敵な絵だったので、続編も読んでみたいです。情報ありがとうございます(*^^*)

なお
2025/12/01 06:45

harupasanさん、おはようございます(^^)淡い絵と手書きの文字も素敵なんですよね!装丁も細かい所にまで心配りされていました。コメント、ありがとうございました(^^)

が「ナイス!」と言っています。
なお
ネタバレ山本周五郎の『さぶ』は大好きな時代小説だった。本書の五篇の中で藤沢周平の『意気地なし』も、江戸の人情を感じられる物語。乳飲み子を残して亡くなった女房への未練で、日に日にやつれる長屋の蒔絵師・伊作。見るに見かねて子どもの世話をかって出る近所のおてつ。大工の婚約者がいるおてつは婚礼を待つばかりなのだが…。幸せの形はそれぞれあり、彼女の選択を応援したくなる。永井路子の『お江さま屏風』は浅井の三姉妹の物語。お茶々やお初に比べて器量に劣るお江がどんな運命をたどったか。永井さんのお江の描き方に引き込まれてしまった。
が「ナイス!」と言っています。
なお
ネタバレ陶芸家の省造は、思いがけず美しい青磁のストンとした経管の壺を焼き上げる。美しすぎる壺である故からか、まるで自らの意思を持っているように一つ所に留まることなく様々な人の手に渡り、持ち主の人生を見つめていく。好きだったのは、眼を患う老母と娘の親子愛が微笑ましい第五話。娘がお花の稽古で頂いた壺は、母の白内障の手術をしてくれた主治医の手に渡る。50年ぶりの同級生との京都旅行に大騒ぎするかつての女学生達の第九話も楽しかった。スペインにまで渡った壺が、意図しない形で省造と再会するという落ちまでよく考えられている。
が「ナイス!」と言っています。
なお
陽射しが強い。濃い緑の原生林。グワバ畑の間を走るスクーター。路地の屋台の紅豆のスープ。そこで交わされる言葉が温かい。台湾新幹線開業までの出来事をなぞりながら、日本と台湾の人々との絆が爽やかに描かれる。商社に勤める春香と同僚の安西。日本統治下の台湾で生まれ、戦後帰国した勝一郎。後に車輛工場で整備士になる威志。それぞれの運命が台湾新幹線開業へと進む時間と共に変化していく。春香が学生時代に台湾で出会った人豪との特別な出会いは、美しく切なく光を放っていた。遠く近く交差する二人のこれからが、幸せである様にと祈った。
TANIZAKI
2025/11/09 09:56

なおさん、おはようございます。読むの早かったですね。本書を高鉄(新幹線)の中で再読致しました。日系半導体素材メーカーがある海南駅には高鉄で走った新幹線車両が展示されています。台湾の新幹線に対する想いを感じました。コロナ直前に家族で台湾を訪れた際に感じた、民主国とのイメージ。列にはきちんと並びます。大陸とは大きく異なる点ですかね。228事件記念館だけは伺うこと出来ました。

なお
2025/11/09 10:07

TANIZAKIさん、おはようございます😊吉田修一さんのどの人にも向けられた温かな目線を感じる読書でした。台湾の自然や人々の優しさも伝わって、楽しませて頂きました。228事件についてよく知らなかったので、台湾の歴史にも興味を持ちたいと思いました。ご紹介とコメント、ありがとうございました!

が「ナイス!」と言っています。
なお
ネタバレ訳者のあとがきで、ハン・ガンさんは作家になる前、詩人としてデビューしている事を知った。『すべての、白いものたちの』は、美しく紡がれた言葉と読者に意味を委ねるような詩的な作品だった事を思い出す。本書は涙を流す事の意味が深く捉えられ、子どもだけではなく、むしろ大人が読むべき物語のように感じた。様々な色の涙を集めている不思議なおじさん。感受性が豊かな子〈涙つぼ〉、逆に感情をしまい込んで生きてきたお爺さん。もしかしたら、純粋な涙とは誰かの為に流す涙なのかもしれない。junaidaさんの装画と挿絵がとても良かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/11/06(1493日経過)
記録初日
2021/12/20(1449日経過)
読んだ本
534冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
124269ページ(1日平均85ページ)
感想・レビュー
224件(投稿率41.9%)
本棚
1棚
血液型
A型
自己紹介

名作を中心に、歴史に関連した本や児童書等、いろいろなジャンルの本をゆっくりしたペースで読んでいます。
一冊の本から興味が広がって次の本を選ぶのも楽しみの一つ。
古典を読む会で雑談ちょっと多めの先生から、ゆるっと「奥の細道」などを学んでいるところです。

最近は皆さんの感想を参考にさせて頂いて、本を選ぶ事も増えてきました♪
無理なく楽しい読書、為になる読書が出来たらいいなと思っています(^^)

ずっと前に読んだ小説や絵本、映画などの登録もしています。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう