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2025年1月の読書メーターまとめ

まっきーママ
読んだ本
3
読んだページ
1232ページ
感想・レビュー
3
ナイス
106ナイス

2025年1月に読んだ本
3

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まっきーママ
教え子からのプレゼント本。気になっていたけど後回しにしていた本。「成瀬あかり」のまっすぐさに驚きながらも爽快さを感じる1冊。各章で語り手が変わっていくのも面白い。成瀬は、成瀬らしく生きていくのだが、私は島崎のブレない姿、心持ちが心に残った。人は一人で生きているようでも、やはり誰かと関わって生きている。最終章では成瀬自身が語り手となってそのことを自覚する場面が…。何ともかわいらしいし、「親友」の意味合いが垣間見える。それから…滋賀県の魅力も満載だった。地域愛って、素敵だなと思った。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
3

まっきーママ
脱獄犯、鏑木慶一。センセーショナルなニュースとともに物語は始まる。彼は潜伏先で様々な人と関わり、優しさや温かさをその人たちに残していく。哀しい嘘をつきながら…。読み手には彼の正体はわかっているが、彼の真意がなかなかつかめない。ただ、彼は犯人ではない?!と気づき、それが確信に変わった時、彼はこの世から居なくなる。その後、彼を信じる人たちにより彼は無実を勝ち取るが…。彼がもうこの世に居ないことに虚しさを感じるとともに、改めて冤罪の恐ろしさに心が痛んだ。そして「あとがき」が心にしみた。ぜひ、映画も観てみたい!
が「ナイス!」と言っています。
まっきーママ
久々の浅田次郎作品。虚構とリアルの世界…境目が分からなくなりそうな危うさを感じながら読み進めた。ふるさと、母、過疎、家族…様々な問題が背景にあり、考えさせられた。ちよさんという「母」に出会えた人たちは、母の愛情に抱かれ、傷ついた心を癒やされた…それはリアル以外のなにものでもなかったのではと思える。だからこそ、次の一歩の踏み出し方を見いだせたのでは…と。最後のちよさんの語りが切ない。それにしても、浅田次郎が描く世界はとても美しい。匂いや質感、暑さ寒さまで伝わってくる。その世界観に思わず引き込まれてしまった。
が「ナイス!」と言っています。
まっきーママ
教え子からのプレゼント本。気になっていたけど後回しにしていた本。「成瀬あかり」のまっすぐさに驚きながらも爽快さを感じる1冊。各章で語り手が変わっていくのも面白い。成瀬は、成瀬らしく生きていくのだが、私は島崎のブレない姿、心持ちが心に残った。人は一人で生きているようでも、やはり誰かと関わって生きている。最終章では成瀬自身が語り手となってそのことを自覚する場面が…。何ともかわいらしいし、「親友」の意味合いが垣間見える。それから…滋賀県の魅力も満載だった。地域愛って、素敵だなと思った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/11/17(1199日経過)
記録初日
2021/11/29(1187日経過)
読んだ本
197冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
50638ページ(1日平均42ページ)
感想・レビュー
149件(投稿率75.6%)
本棚
0棚
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