やはり弁護士の書く弁護士ものはおもしろい。法律の穴やおもしろいところを理解しているように感じて羨ましい。すぐに読み終えて、次は「原因において自由な物語」を買った。

ロマンチック・スリラーとは？と驚きながらも、チョン・セランだけを信じて買ったら、面白かった。最近韓国文学にハマり中。どんどん読める。どんどん読みたい。

ハマった作家は勢いで他の作品も読んでしまうタイプ。「法廷遊戯」もなかなか面白い設定だったが、今回は小説の中の小説がでてきてこちらもなかなか面白い。

シリーズ第一作を読み終えて、門司港に行ってみた。レトロ風は好きでは無いけど、レトロな建物を目の当たりにして通いたくなる気持ちはわかる。今作は前作と比べて、中高生の難しい感情が描かれていた。そんなの忘れちゃうくらいの大人になってほしい。

やはり弁護士の書く弁護士ものはおもしろい。法律の穴やおもしろいところを理解しているように感じて羨ましい。すぐに読み終えて、次は「原因において自由な物語」を買った。

読んでいて辛かった。日本でも起きていることが含まれているから。解決策が無さそうなものが含まれているから。就職の際の会社説明会で会社がひっきりなしにアピールしている女性の働く環境のページで男女両方から人気を得ようとしているのをよく見るから。

最近韓国文学にハマっている。他の国の翻訳と比べてよみやすいのは、トレンドなのだろうか？扁桃体が小さく、感情がわからない主人公の物語なのだけど、この主人公の境遇が辛い。辛いのを本人があまり分かっていないの不幸中の幸いなのかな。本人はどうなのかな。いろいろ考えた。

チョン・セランさんの本はずっと気になっていた。「フィフティ・ピープル」を買おうとしたのだけど、失敗したら嫌だったのでお手軽なこちらを購入。恋人が宇宙人⁈と言う突飛なストーリーかと思いきや、すんなり入り込めて、なぜか受け入れられるような現実味もある。他のシリーズも読もうと思う。かなりおすすめ。

科学（理科でも）に興味ある人は面白く読めると思う。私は伊与原さんの本が好きで過去に何作か読んでいるけど、ハズレなしで読めている上に、ハマってすぐ読んでしまう。今作は短編だけど、どれも短編と思えないほどの満足感が得られて良かった。

住野よる氏の本はほとんど単行本で持っています。恋愛、友情がテーマなのが多いが、今回もそのテーマ。どうしても比較してしまい、私には過去作の方が好みでした。まぁ各々の好みがバラついていた方が好きなのであまり気にしていません。期待している作家なのでまた買います。

ロングセラーにも関わらず長いこと文庫化されなかったことから、「文庫化されると世界が終わる」などと噂されていた本作。さっそく気になって買ってみたが、昨今のわかりやすい文学に比べ、「超複雑な群青劇」が繰り広げられていた。百年に及ぶ“一族”の繁栄と衰亡までを600ページに収めた結果でもあるのだが、とにかく同じ名前が別の人ということが読み手の気持ちを複雑にしている。解説本が出る所以もここらへんにありそう…。一度挫折しながらなんとか読了。

久しぶりの読了。いいリハビリになった。