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2024年6月の読書メーターまとめ

hitomi
読んだ本
9
読んだページ
2114ページ
感想・レビュー
9
ナイス
282ナイス

2024年6月に読んだ本
9

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

hitomi
ネタバレ前作『成瀬は天下を取りにいく』より続編のほうが面白い、というレビューをいくつか読んだので。たしかに今作のほうが面白かったです。びわ湖大津観光大使になる話「コンビーフはうまい」と、ある大晦日の話「探さないでください」がお気に入り。大学生になっても、成瀬は変わらず成瀬ですね。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
9

hitomi
読売新聞の書評を読んで。戦争に巻き込まれた女性たちを紹介した本。伊藤野枝やヴァージニア・ウルフなど有名な人もいれば無名な人もいますが、一人ひとりが名前のある人間であることを忘れてはならないと思いました。良い本ですが、文章が読みにくくて困りました。主語を「男」「女」としている箇所が多く、誰を指すか分かりにくいところがありました。また、他項目への参照が多過ぎるので、もっと削ってよかったのでは?と思います。著者自身によるイラストは、不満を表した表情にインパクトがありますが、写真があっても良さそう。
が「ナイス!」と言っています。
hitomi
ネタバレ前作『成瀬は天下を取りにいく』より続編のほうが面白い、というレビューをいくつか読んだので。たしかに今作のほうが面白かったです。びわ湖大津観光大使になる話「コンビーフはうまい」と、ある大晦日の話「探さないでください」がお気に入り。大学生になっても、成瀬は変わらず成瀬ですね。
が「ナイス!」と言っています。
hitomi
ネタバレ図書館の新刊コーナーで見かけて。素晴らしい作品でした。1948年、コロラド州で暮らす17歳のヴィクトリアは家族のために家事をこなすだけの毎日でしたが、ウィルという青年に出会ったことで人生が大きく変わります。冒頭から哀しい展開が予想されるのですが、コロラドの美しくも厳しい自然が丁寧に描写されており、物語に引き込まれます。特に、タイトルにもなっている川の存在感が大きいなと思います。ヴィクトリアやゼルダ、インガといった女性たちが喪失を乗り超え、地に足を付けて自分の人生を強く生きようとする姿に胸を打たれました。
が「ナイス!」と言っています。
hitomi
ネタバレ読売新聞の「空想書店」で紹介されていて。著者はかつて日本の大学で韓国語を教え、ソウル大学国語科で教授をつとめ、現在は韓国語で執筆活動をするアメリカ人。スペイン語やポルトガル語、中国語なども学習しているそうで、かなりの語学マニアです。そんな著者ですが、語学に近道はなく、気軽に多読して語彙力を伸ばすのが大事と説きます。著者のように現地に行って語学力アップを目指すのは難しいですが「自信を持って気楽に長く学んでいこう」という姿勢は見習いたいです。私は英語を学び直し中ですが、他の言語にも手を出したくなりました。
が「ナイス!」と言っています。
hitomi
新聞広告で見かけて(たぶん)。読みやすくて勉強になりました。地学教育の第一人者である著者が、日本列島が「慈悲深い列島」であると同時に「危険な列島」であることを易しく解説しています。風光明媚な景観、肥沃な土地、豊富な水や温泉などといった恵みを享受している私たち。でもこの日本列島には多くの活火山があり、地震が頻発し、台風が来襲するなど生活していくうえで大きな危険もあります。そんな日本列島でどう暮らしていくかが終章で提示されていて、読了後いろいろ考えさせられました。
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hitomi
ネタバレ上下巻で紹介されている女性のうち、クレオパトラやルクレツィア・ボルジア、武則天などの有名人しか知りませんでしたが、多くの女性毒殺者がいたのだと知りました。夫や奴隷主からの暴力から逃れる唯一の手段が毒殺だった、という追い詰められた女性も多く、心が痛みます。それ以外にも地位や権力、保険金など動機はさまざまですが、現代より毒物の入手がはるかに容易だった時代、ほんとに気軽に毒を盛っていたような印象を受けました。本書にもよく登場するヒ素は、理想的な毒とされ「遺産相続の粉」と呼ばれていたとは…怖すぎ。
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hitomi
ネタバレ読売新聞の書評を読んで。毒についての本ってやっぱり面白いです。著者の描いたイラストも素敵。男尊女卑の時代、男性であれば医師や薬剤師と呼ばれるのに、女性であるがゆえに「魔女」と呼ばれていた、という著者の指摘にショックを受けました。女性であるという理由で抑圧されていたために毒殺という手段を選んだ女性が多かったことに、いろいろ考えさせられます。なお、2019年の国連の調査によると世界中の殺人事件の90%以上は男性によるものだそう。女性による殺人はレアケースであるがゆえに、衝撃を受けるのかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。
hitomi
先月読んだ本『Science Fictions』のレビューに対して、読友さんがおすすめしてくれたのがきっかけ。面白かったです!科学的に根拠があると思い込んでいたものが、著者に言わせると実はすべて「仮説にすぎない」。世の常識だと思っていたものが、単なる仮説(=思いこみ)にすぎない。すぐに鵜呑みにするのではなく、疑問に思うことが必要。勉強になりました。アインシュタインの相対性理論やホーキングの宇宙論の話は難しかったですが、科学に関する多くの事例が紹介されていて、文系の私にも楽しめました。
Micky
2024/06/13 00:14

飛行機が何故飛べるのか?翼の上下で発生する揚力ってことですが、わかっていません。

hitomi
2024/06/13 08:27

Mickyさん、コメントありがとうございます✨飛行機が飛ぶ理由がよくわかっていない件、本書にも書かれていてびっくりしました。飛行機に乗るのが怖いですね💦

が「ナイス!」と言っています。
hitomi
タイトルに惹かれて。6編からなる短編集。テンポが良くてサクサク読めます。6編の中では、シングルマザーとなる道を選んだ妊婦さんのコロナ禍での話『トリアージ2020』が面白かったです。それ以外の話も面白かったですが、あまり好みではなかったです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/12/29(942日経過)
記録初日
2021/11/15(986日経過)
読んだ本
340冊(1日平均0.34冊)
読んだページ
101680ページ(1日平均103ページ)
感想・レビュー
339件(投稿率99.7%)
本棚
18棚
性別
血液型
O型
職業
自営業
自己紹介

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好きなジャンルは
・海外ノンフィクション
・海外小説
などです。

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