ホテルの一室で繰り広げられるシチュエーションサスペンス。劇作家だからか？場面や心情の描写がぶつ切りで読みにくい。筋書きは単純だけどおもしろいから、劇だったらよかったなぁ。マリリンモンローの映画があるみたいで、ちょっと頭が弱そうな狂気じみた主人公が彼女にピッタリだから見てみたいなぁ。絶版らしいけど。踊るような仕草で狂気化していくところとか、眠そうな顔になるところとか、あやういセクシーさとあいまって怖さ倍増しそう。

87分署の1日。ただ淡々と。わたし、こういうの好きだなぁ。ずーっと読んでたくなる。メイン事件とその周辺ではなく、1日の87分署の刑事たちがそれぞれの事件を追う姿が描かれてる、だけ。作者が主役はキャレラじゃなくて分署だって言ってたけど、まさにこれこそ87分署って感じだし、作者が描きたかったものじゃないかなぁ。

ホテルの一室で繰り広げられるシチュエーションサスペンス。劇作家だからか？場面や心情の描写がぶつ切りで読みにくい。筋書きは単純だけどおもしろいから、劇だったらよかったなぁ。マリリンモンローの映画があるみたいで、ちょっと頭が弱そうな狂気じみた主人公が彼女にピッタリだから見てみたいなぁ。絶版らしいけど。踊るような仕草で狂気化していくところとか、眠そうな顔になるところとか、あやういセクシーさとあいまって怖さ倍増しそう。

ヤンキー集団というかギャング未満みたいなもん？の抗争の話。ボスの独白というか供述と、調査の進行との並列描きで、最初はちょっと戸惑った。人名があっちこっちで追いにくかったし。でもやっぱり文体が読みやすいからかなぁ、迷子になってても読み進められた。この1作だけだとおもしろくはないけど、こういういろんなパターンで飽きさせないから長く続くし、ファンが離れないんだろうな。