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2023年1月の読書メーターまとめ

meg
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2023年1月に読んだ本
16

2023年1月のお気に入られ登録
6

  • 楊令@
  • Fujidon
  • いち
  • ヒロ
  • ドリフ読書
  • ジョンノレン

2023年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

meg
生放送TVのクイズ大会決勝戦で、問題文が読み上げられる前に早押しクイズに正解したタレント、本庄。ヤラセか?それともそこに「必然性」はあったのか?謎の解明に乗り出す対戦相手のクイズプレイヤー三島。静かながら沸々と湧き上がるクイズへの情熱に圧倒された。競技クイズ、思った以上に奥が深い。本庄は「周囲に期待されている自分」を演じていることに気が付いているし、それを利用している事に罪悪感を感じないであろうことに寂しさを感じた。TVやYouTubeなんて切り取られた一瞬でしかないのだ。最後まで熱量の高い良作だった。
hon
2024/06/25 19:02

三島と本庄のスタンスが対極だよね。本庄も今っぽいし、決して悪いわけではないんだろうけどあんまり好感は持てないよなー。愚直にクイズを愛する三島の方がちょっと鬱陶しいけど好きです(笑)。

meg
2024/06/26 09:33

>honさん 最後に笑うのは三島であってほしいな。鬱陶しいくらいのほうが人間味があってええやん。

が「ナイス!」と言っています。

2023年1月にナイスが最も多かったつぶやき

meg

今何故か思い出したこと。数年前ブログをやってた頃、「あなたの文章は硬くて冷たい感じがする」と言われてひどく傷ついた経験がある。言った方にはマイナスの意図はなかった模様。なんだかなあ。他人に読まれることを念頭に置いて、(一応)推敲するとそうなってしまう。柔らかくて温かみのある文章が書ける人が羨ましいです。コツを知りたい。

が「ナイス!」と言っています。

2023年1月の感想・レビュー一覧
16

meg
老後に向けて、お金、着るもの(見た目だけじゃなく身体を考えたもの)、食べるもの、もちろん家はどうするか。そして、何を楽しんで老いていくか。(旅行とかアクティブやなあー私はやっぱり本読んでたい。)焦らないためにも、ちょっとずつ考えていこうねー。
が「ナイス!」と言っています。
meg
ネタバレ最強で最恐の恋愛小説。(分類なんかどうでもいいけど世間的にはどういう種類の小説に分類されるのだろう?)マイベターハーフという言葉を思い出した。魂の片割れ。一見裕福で問題のない家庭(でも母親がサイコパス過ぎてもはやホラー)の結珠と、度が過ぎるオーガニックかぶれな母親に育てられる果遠。まだ子どもの2人はお互いの小さな思い出を握りしめたまま別離と再会を繰り返す。大人になり、互いに夫(藤野さんも水人も善い人すぎる!)もいる状況で何回目かの再会。ラスト賛否あると思う。でも瀬々が可哀相やん…ていうのが一番気になった。
が「ナイス!」と言っています。
meg
控えめに言ってめっっっちゃ面白かった。公式で発表されてる粗筋以上のものを語ると何もかもネタバレになる気がして怖いので何も語れないけど、ミステリ好きは是非!小説というよりゲームに近い感覚でした。最後は鳥肌たちました。第二弾に期待。
が「ナイス!」と言っています。
meg
ネタバレ舞台の上では生と死、相反するものが共存することができる。工具箱の上で踊る妖精、劇場の住人、花柄のスカートの下では履き慣らし少女が痛みに耐え、装飾用の劇場ではコンパニオンがハーモニカを吹き鳴らす。資産家の愛人だった伯母さんは、いつか迎えに来てくれる青年紳士を永遠に待っている。ザラザラとした、それでいて粘度の高い淋しさと悲しさに目眩がした。小川洋子さんの作品には、誰にも顧みられない、世界の片隅で歪んで朽ちゆくものたちがとても丁寧に描かれていて、その目線に優しさとはまた違うある種の諦念を感じる。縺=もつ(れる)
が「ナイス!」と言っています。
meg
普段自分では手に取らないであろう本を、「大人の恋愛小説大賞」の煽り文句に乗っかって読んでみた。感想を一言で表すなら「お幸せに~(呆)」。妊活という重いテーマが織り込まれている。子どもを授かれなくて、日々心身をすり減らしている人がたくさんいることは承知している。けれど、この小説に限って言えば、(端から見ている分には)ティーンエージャーかよ!みたいなラブラブバカップルの話、というのが正直な感想。(むしろ大問題なのは浮気した上に家事育児に全く興味のない衿子の旦那だ。)久々に甘々な恋愛小説を堪能、ご馳走様でした!
が「ナイス!」と言っています。
meg
ほんわか癒された!良い!最近、イヤミスや考えさせられる系エンタメとかばっかり読んでしまって(←自業自得)それはそれで愉しいけれど疲れていたので、久々にほわっとした心持ちになれて大満足。ミステリ苦手な人にも読んでほしい。認知症を患っても安楽椅子探偵を張れるおじいちゃんはかっこいいし、主人公の普通の人っぽさ(ミステリおたくだけど)も良いし、何より主人公に恋心を寄せる脇キャラ男性2人がかわいすぎて悶絶。恋人とかにならずに3人でわちゃわちゃするシリーズにしてほしい!(ミステリーでそういうの、あんまりないのでは?)
が「ナイス!」と言っています。
meg
前作『神様ゲーム』に引き続き独特のイヤミスを堪能できた。ラストをどう捉えるかは読者それぞれに委ねられているのだろうけど、私は恐ろしすぎてヴッてなった。小学五年生ってこんなに冷静に論理的思考を繰り広げられるものだったっけと思いつつ時折混ざる年齢相応の幼稚さが逆に残酷でリアル。神様は意地悪だし一番怖いのは幽霊じゃなくて人間なのは同意するけど殺人も事故も自死も多過ぎで人間不信になりそう…。あの人もこの人も実は殺人鬼!だなんて、「神様」鈴木くんが居なかったら知らずにすんだのかも。でも知らなかったらそれはそれで…。
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meg
Twitterでなんとなく興味を持ってなんとなく読み始めた自分が甘かった…。介護と医療ってそんなにパキッと線を引けるものなのだろうか?分けなきゃいけないのは分かるんやけど。ヨボヨボ年老いて自分のことが自分でできなくなったときに医療の網目にも介護の網目にも引っ掛かることができず、人間らしい暮らしを送れない可能性が高いという現実を突きつけられた。その隙間を埋めるのは誰の仕事なのか?(そういえばオランダのベーシックインカム導入後ってどうやったんやろ?)とりあえず選挙は行きましょう。最低限の権利を行使しましょう。
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meg
ネタバレ地獄な恋愛小説集。・手が届かない人気者だった壱船が陰謀論にハマったことを利用してパートナーの座を手に入れる小町・地下アイドルの握手は一回三千円、でも彼氏からはサイズの合わない指輪でプロポーズ・彼女がマッチングアプリに登録したことを知っても怒らない彼氏・姉妹でホストの取り合い(不毛of不毛)・自分の病気がきっかけで陰謀論に陥ってしまった壱船を取り戻せなかった桃華。個人的にトラが許せんかった!八年同棲して結婚はしないって…お前それおいしいとこ取りなだけやん。新しい彼氏との新居に写真送りつけてくるのも怖すぎ…
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meg
生放送TVのクイズ大会決勝戦で、問題文が読み上げられる前に早押しクイズに正解したタレント、本庄。ヤラセか?それともそこに「必然性」はあったのか?謎の解明に乗り出す対戦相手のクイズプレイヤー三島。静かながら沸々と湧き上がるクイズへの情熱に圧倒された。競技クイズ、思った以上に奥が深い。本庄は「周囲に期待されている自分」を演じていることに気が付いているし、それを利用している事に罪悪感を感じないであろうことに寂しさを感じた。TVやYouTubeなんて切り取られた一瞬でしかないのだ。最後まで熱量の高い良作だった。
hon
2024/06/25 19:02

三島と本庄のスタンスが対極だよね。本庄も今っぽいし、決して悪いわけではないんだろうけどあんまり好感は持てないよなー。愚直にクイズを愛する三島の方がちょっと鬱陶しいけど好きです(笑)。

meg
2024/06/26 09:33

>honさん 最後に笑うのは三島であってほしいな。鬱陶しいくらいのほうが人間味があってええやん。

が「ナイス!」と言っています。
meg
アンティークの棚とか憧れるー!でもこの世界観崩さずに生活するの大変そう…。
が「ナイス!」と言っています。
meg
ネタバレ同じ高校内で、3人の生徒が相次いで自殺。しかし垣内の同じマンションの幼なじみ美月は「死神の仕業だ」と主張。次の犠牲者を救うことはできるのか?高校には代々四人の違う能力を持つ超能力者が居て、垣内はその力を継承し、犯人を特定するが…。スクールカーストの細かな描写がリアルで、青春小説としては楽しめたけど、犯人の能力がチート過ぎてガクッとした。30年以上悪用されなかったことが信じられん。(もしかして裏でいいように使われてたのかもしれんけど。)皆で騒ぐより1人で読書させておいてくれっていう気持ちは痛いほど分かった。
が「ナイス!」と言っています。
meg
「日々臆測」した小さな嬉しい悲しい出来事は、こんな風に優しい視点で見ることができるんだなあ。そこから拡がるこんなにも温かい世界。私たちは多かれ少なかれ日々臆測しながら生きている。人間の性としてそれはもうどうしようもないことなのだから、ヨシタケシンスケさんの描く世界を時々思い出してニヤニヤ、クスリとしながらえっちらおっちら、なんとかこの過酷な日常をやり過ごしていこう、と少しの勇気をもらえた。マヌカハニーのような本、ぜひ一家に一冊。
が「ナイス!」と言っています。
meg
悲しい悲しい物語。親に捨てられた、喘息持ちで体の弱い妹を養うためにデリヘルをする姉。ぜんじろうと名乗るおじいさんに出会い、「団地警備員」になり…。大人の保護者がいれば普通に体験していたであろうことも素通りしてきてしまったがために「友だちの家に遊びにいく」とか「誕生日会」だとかを知らない。そして死体は腐るという事実も知らない、無知な(決して頭は悪くない)みかげが不憫でならない。とか言った日には、同情なんて余計なお世話だ、馬鹿!って七海に怒られるだろうな。未来に希望を持てるラストシーンに少しだけ救われました。
が「ナイス!」と言っています。
meg
ネタバレクイーン読んだことのない人間が平成のクイーン初読みです。傘一本から立て板に水の如くたたみかける解決編のスピード感が心地よかった。そして現場の構造がシンプルなのも良かった。←これは最近いくつも部屋がある奇怪な館の見取り図とにらめっこすることが続いていた自分のせい。ひっかかるところ(「愛用していた」と「新品同様」は相反するのでは?高校生が高級ブランド傘持ってたら同級生が覚えてそう。あと、高校の内申書ってそんなに大事か?推薦枠狙いだった?)とアニオタ小話が全く分からん!のを除けば、満足なミステリでした。
が「ナイス!」と言っています。
meg
虐待、小児性愛、ネトゲ依存、ネット炎上、セクハラ、パワハラ…昨今の社会問題をこれでもか!と詰め込んだ、作者の熱量がただただ凄いカオスな作品でした。そしてカオスなまま終わりました(笑)。「かわいい」って、恋に落ちることと似ていると思う。理屈ではなく気が付いたら心を奪われてしまい、他人はもちろん自分でも止められない。最近「愛の形」をテーマとする作品が多いですが、特に性に関する常識は時代と共に激変するので、「今の当たり前」を盲目的に信じないようにしないといけないな、と肝に命ずるところです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/01/22(1431日経過)
記録初日
2022/02/01(1421日経過)
読んだ本
714冊(1日平均0.50冊)
読んだページ
187474ページ(1日平均131ページ)
感想・レビュー
697件(投稿率97.6%)
本棚
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外部サイト
自己紹介

純文学からマンガまで雑食性の普通の主婦です。ミステリー寄り。でも何故か絵本好き。
これ読んだっけ…?ってなりがちなので読書メーターを利用し始めました。皆さまのレビューを読んで、新しい視点を教えていただいております。ナイス!も、とてもありがたいです。
お気に入りに入れてくださる奇特な方も、ありがとうございます。自分からお気に入りさせていただくライン、は、只今考え中です。

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