読書メーター KADOKAWA Group

2025年12月の読書メーターまとめ

コニコ@共楽
読んだ本
11
読んだページ
2362ページ
感想・レビュー
11
ナイス
316ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2025年12月に読んだ本
11

2025年12月のお気に入り登録
2

  • やいま9640
  • Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】

2025年12月のお気に入られ登録
3

  • こういち
  • Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】
  • やいま9640

2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

コニコ@共楽
このシリーズも最終巻?先代の恋文が中心になって物語が進んでいく。なぜこれほどまでに手紙を扱った物語に哀切や喜びを感じるのか?批評家の若松英輔氏は日経新聞の「こころの玉手箱」でこんなことを書いている。”手紙の場合は、書いたその人が不可視な姿でそこにいなければならない。手紙とは文字の舟に乗せて不可視な自己を相手に送ろうとする試みであるともいえる。それが実現できているとき、受け取った人は差出人と面会し、実りある時間を過ごしたのに勝るとも劣らない充足を得る。”3巻を通して鳩子の送り手としての成長をひしと感じた。
が「ナイス!」と言っています。

2025年12月にナイスが最も多かったつぶやき

コニコ@共楽

電子書籍ランキングで拙レビューが掲載されました。㊗️https://bookwalker.jp/ex/feature/year_ranking/genre-bz.html

たかひろ
2025/11/28 19:59

おめでとうございます😊

コニコ@共楽
2025/11/28 20:26

たかひろさん、コメント、嬉しく読みました🤗ありがとうございます♪

が「ナイス!」と言っています。

2025年12月の感想・レビュー一覧
11

コニコ@共楽
先日、再放送された「100分de名著」を見て、是非本にまとめたものも読んでみたくなった。最近とみに自分とは違うものへ不寛容になりつつある社会の中で、いま小泉八雲の異文化に向けられるやさしい眼差しに触れるとハッとさせられる。八雲が『怪談』を刊行する前に歩んだ日本には、彼の内なるghostが蠢いていたという池田さんの洞察に目から鱗でした。八雲はさすらいながら、目に見えない何かを感じ、旅を続けていたと思う。耳をすまし、自分の内なるものと語らい、異国の本質をとらえていった気がする。
コニコ@共楽
2026/01/03 21:07

Taylorさん、コメントをありがとうございました。「たとえ答えが見つからなくても、その疑問を心に留めておくことが大事」ということは、私もよく感じることです。それで思い出したのが、『ネガティヴ・ケイパビリティ』。前に読んだ本で、ネガティブ・ケイパビリティは、「答えの出ない事態に耐える力=ふんばる力」。考えても分からない宙ぶらりんの状態というもの。モヤモヤしていてすっきりしないもの。心の中にじっと置いておき、「運が舞い降りてくるのを待ち、敏速な解決を探ることなく、根気よく構える」力だそうです。

Taylor
2026/01/04 00:48

ご共有いただき、ありがとうございます! まさに、不確かで曖昧な状況にあえて身を置き、じっくり観察する力こそ、複雑で一度には理解できない事柄に直面したときに、焦ったり結論を急いだりせずに済む秘訣ですよね。八雲のように、敏感に感じ取り、静かに見つめること。すぐに確定的な答えを求めないこと自体が、心の修練であり、異文化や内面世界の豊かさをより深く味わうことにもつながると思います。

が「ナイス!」と言っています。
コニコ@共楽
このシリーズも最終巻?先代の恋文が中心になって物語が進んでいく。なぜこれほどまでに手紙を扱った物語に哀切や喜びを感じるのか?批評家の若松英輔氏は日経新聞の「こころの玉手箱」でこんなことを書いている。”手紙の場合は、書いたその人が不可視な姿でそこにいなければならない。手紙とは文字の舟に乗せて不可視な自己を相手に送ろうとする試みであるともいえる。それが実現できているとき、受け取った人は差出人と面会し、実りある時間を過ごしたのに勝るとも劣らない充足を得る。”3巻を通して鳩子の送り手としての成長をひしと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
コニコ@共楽
『細雪』を読んだのをきっかけにもっと谷崎潤一郎のことを知りたくなった。新潮日本文学アルバム・シリーズ谷崎潤一郎では、その生涯や作品世界を写真や資料と共に辿る、まさに「アルバム」のような内容で面白い。昭和の文豪と知られる前の若き日の作品を知ることができ、肉筆原稿が見られる。興味深かったのは、『痴人の愛』のナオミのモデルになった最初の妻、千代の妹・小林せい子の写真だ。ちょっと日本人離れした目鼻立ちのはっきりした顔だった。生前最後の谷崎の写真が「女優好き」らしく司葉子と草笛光子とのものなのも”らしい”。
が「ナイス!」と言っています。
コニコ@共楽
読み友との鎌倉散歩をきっかけに読み始める。最近、中年以降の女性が共に暮らすシェア・ハウス舞台ものが流行りなのだろうか?男性が壮年になって一緒に住む話はほとんど聞かない。この本の舞台も鎌倉の隠れ家的おうちカフェ、シェアハウス。しがらみを抱えていた熟年女性など、多様な事情を抱える人々が押しかけ、飛び込み、訪ねるように集まってくる。立地の良さと賄つきで家賃の安さはファンタジー並み。美味しそうなカレーのレシピが巻末に載っていたのが魅力。めずらしいしじみカレー、作ってみたい。
が「ナイス!」と言っています。
コニコ@共楽
物語はまるでおとぎ話のように始まる。ロシアのある時代に本ばかり読んでいるソーネチカという女の子がおりました、という風に。しずかに始まって大事件というものは彼女の人生に一つも起こらなかったかのように。その文体は高ぶらず、ソーネチカを優しく見守っている。彼女は人生を"不幸”、”幸福”でとらえていなかったかもしれない。多幸感に満ちた生活が終わっても人生は続き、「甘く心地よい読書の深遠に心を注ぐ」生活をして死んでいくのだろう。なんと静謐で穏やかな生き方だろう。リュドミラ・ウリツカヤの他の作品も読んでみたくなった。
が「ナイス!」と言っています。
コニコ@共楽
ネタバレケストナーが第二次世界大戦直後にレープマン(国際児童図書評議会の創設者)の着想を元に作った子どもたちへの希望の絵本。挿絵はケストナーの児童書といつも二人三脚のヴァルター・トリアー。実はこの本、ケストナー生誕100周年(1999年)を記念した復刻本だそう。動物たちの平和会議を見習えない人間たちへ、まだまだ警鐘は続いている。ケストナーの「”こどもたちのために”いやになってあきらめるのはよくない」という声が聞こえてくるようだ。
が「ナイス!」と言っています。
コニコ@共楽
ケストナーというと児童文学の人と思いがちだが、実は詩人、編集者、記者、小説家として多方面で執筆活動を行っていた人だいうことがこの本からわかった。特に詩人として人気を博したようだ。ナチス時代に彼の児童書以外の本が焚書の対象となっている。友人たち知識人はドイツから亡命したが、ドイツにいる母を置いていくことができないとし、ドイツにとどまる。心臓病で兵役を逃れ、秘密警察に2度も捕まっても釈放されるという強運の持ち主。戦争中に弾圧されていても、映画「ミュンヒハウゼン」の脚本を書くことを要請されたのが面白い。
が「ナイス!」と言っています。
コニコ@共楽
『飛ぶ教室』を訳者違いで再読する。あらためて読むと、主人公たちのギムナジウム5年生は日本でいうところの中二に当たるではないか。身体も気持ちもバタバタする中二病を思わせるマルティンたちの行動や思い。そこには、時代も場所も超えて、もと中二だったことのある私たちが自分の面影を見出すエピソードがある。そこには、読み手、個人の思春期を引き寄せる力と、「知恵と勇気」を語る普遍性あるエネルギーあるもので満ちている。子どもだけでなく、大人にも深くしみる物語で、読み手を活き活きと躍動させてくれた。
コニコ@共楽
2025/12/27 14:42

この訳でいいなぁと思ったのは、ベク先生のあだ名を「正義さん」としないで「道理さん」とした点。原文のラテン語 jūstus は「正当な,公正な」「法律上の」「道理のある」等の意の言葉であるが、「正義」というと戦争の大義名分のような権威的な響きを感じてしまう。ベク先生には「公正」とか「道理の通った」といった呼び方が似合う気がした。

が「ナイス!」と言っています。
コニコ@共楽
ネタバレ『さみしい夜のページをめくれ』の中で紹介されていた本。繰り返される「あのときかもしれない」という言葉に大人になった元こどもを想う気持ちになる。”ある日ふと、もうだれからも「遠くに行ってはいけないよ」といわれなくなったことに気づく。そのとき”、そして”きみがきみの人生で「こころが痛い」としかいえない痛みをはじめてじぶんに知ったとき」”、きみが、そしてわたしが「ひとりの子どもじゃなくて、ひとりのおとなになってたんだ。」と思う。おとなになる前のこどもだった日を懐かしみ、いつの間にかおとなになった自分を知る。
が「ナイス!」と言っています。
コニコ@共楽
続編があるとは知りませんでした。いきなり鳩子さんが結婚、家族3人になっていました。代筆業は続けていて、またまた心優しきお手紙に遭えました。今回の私のベスト手紙はタカヒコ君の手紙。お母さんはこの手紙を一生の宝とするでしょう。手紙が完成してタカヒコ君を見送った後の文章が好きです。「木漏れ日の中で、蝶が飛んでいる。飛べることが、楽しくて嬉しくて仕方がない。とでもいうように、蝶は、ふわりふわりと宙を舞う。(中略)ただただ一心に踊っている姿が美しかった。今、ここに生きている幸せを全身で表している。」人生讃歌ですね。
が「ナイス!」と言っています。
コニコ@共楽
人間ならぬタコが主人公。タコジロウは、本に出逢うことで「自分を選びなおす」「自分を耕す」ということを学んでいく。まさしく『君たちはどう生きるか』のいまどき版だと思う。いきなり取り上げられた本が、読んだばかりの『飛ぶ教室』で何だかご縁を感じた。中ほどに小説の1行目を引用したページがあり、紹介された本を見ながら読んだ本があると思い出したり、「あの小説はそんなはじまりだったのか」と発見したり、未読の本は積読に加えたり、タコジロウと一緒に冒険の旅に出た気分になった。長田弘の『あのときかもしれない』は是非読みたい。
玄趣亭
2025/12/08 00:24

長田弘『あのときかもしれない』は、詩集『深呼吸の必要』に収録されていますね。大好きな詩(連作ですが)です。

コニコ@共楽
2025/12/11 10:10

玄趣亭さん、おはようございます。さっそく『あのときかもしれない』を読んでみました。じんわり考えさせられるひと時ですね。ご紹介をありがとうございました。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/08/31(5242日経過)
記録初日
2011/08/31(5242日経過)
読んだ本
1667冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
427066ページ(1日平均81ページ)
感想・レビュー
1477件(投稿率88.6%)
本棚
3棚
性別
自己紹介

共楽Story Club(読書会)を月1回のペースでやっています❣️

1月31日の読書会は『イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ』です。
https://bookmeter.com/events/26451













読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう