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2024年6月の読書メーターまとめ

なお
読んだ本
5
読んだページ
2013ページ
感想・レビュー
4
ナイス
63ナイス

2024年6月に読んだ本
5

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

なお
ネタバレ十の願いを叶えることが出来る「スタープレイヤー」に選ばれ異界の地に飛ばされた夕月の冒険を描いた長編ファンタジー。恒川作品の中で最もファンタジー色の濃い作品になっており、物語に関してはやや無理やり収集をつけた感があるものの、最後まで楽しく読めた。例の如く幻想的な世界観の構築もさることながら、人間描写がやはりすごい。何でこんなに善人も悪人も分け隔てなく(変な恣意を入れずに平等に)描けるんだろう…。右上のページの仕掛けも面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
4

なお
ネタバレ霊能者絡みのホラー小説。C級ホラー映画にありそうな感じ。ホラー要素以外にも差別・虐待・DVなど色々な社会問題要素が散りばめられているがどれも中途半端に言及して終わっている。また、主人公が終始浅はか(警告の無視、陳腐な逃走劇など)なのが目立ちすぎていて、肝心のホラー要素に集中できない。結末は不穏な余韻を持たせているが、それまでの振りがあるので効かないかな。 (余談)加門七海といい、最近蠱毒にまつわる小説を手に取っていることに奇妙な縁を感じた!
が「ナイス!」と言っています。
なお
ネタバレスタープレイヤー2。続編ではあるが1よりも前の時間軸の話で、スタープレイヤー逸輝とスタープレイヤーが創った街「ヘブン」に召喚された孝平の視点が交互に繰り返されて話が進んでいく。 逸輝が大学生という設定ゆえか、今回はスターの使い方が衝動的というか個人的感情に偏っているものが多いように感じた。また、自分で創り出した物の結末を見届けずに現実に帰ってきてしまう等、人としての未熟さも端々に見られる。比較的うまくいった1と比較して、願いを十個叶えられるとしても悔いの残るパターンの物語を描きたかったのかな。
が「ナイス!」と言っています。
なお
ネタバレ十の願いを叶えることが出来る「スタープレイヤー」に選ばれ異界の地に飛ばされた夕月の冒険を描いた長編ファンタジー。恒川作品の中で最もファンタジー色の濃い作品になっており、物語に関してはやや無理やり収集をつけた感があるものの、最後まで楽しく読めた。例の如く幻想的な世界観の構築もさることながら、人間描写がやはりすごい。何でこんなに善人も悪人も分け隔てなく(変な恣意を入れずに平等に)描けるんだろう…。右上のページの仕掛けも面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
なお
ネタバレ読み応えのある幻想ホラー寄りの短編集だった。特に好きだった作品→『こびと』『骨』『みずうみ』『小さな殺人者』『二階の下宿人』『集会』『ダッドリー•ストーンのふしぎな死』
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/02/28(881日経過)
記録初日
2011/11/28(4626日経過)
読んだ本
282冊(1日平均0.06冊)
読んだページ
96822ページ(1日平均20ページ)
感想・レビュー
57件(投稿率20.2%)
本棚
5棚
自己紹介

アウトプットと要約の練習で始めました。
感想の書き方は模索中なのでバラバラです。

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