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2024年5月の読書メーターまとめ

KUMAGAI NAOCO
読んだ本
3
読んだページ
1205ページ
感想・レビュー
3
ナイス
8ナイス

2024年5月に読んだ本
3

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

KUMAGAI NAOCO
ドストエフスキーがシベリアに放逐&強制労働させられた実体験に基づいて描いた長篇。第1部は主に特徴的な囚人達について、第2部は獄中で起こった出来事等について述べられている。ゴールデンカムイの元囚人達がそうだったように、此処に登場する人物は皆クセ強キャラばかりである。主人公アレクサンドル(=作者)が貴族の出であるためか、囚人達の中でも貴族出か否かで大きな隔たりがある様にも見えるが、だんだん打ち解けて行き、最後に釈放されて囚人達と別れるシーンではお互いに涙を流す等、人間らしさを感じた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
3

KUMAGAI NAOCO
フランスの海軍士官として世界中を回り、その体験に基づいた作品を多く残しているピエール・ロチ(ロティ)の小説。主人公ジャンは祖父と母の3人の貧しい家庭で育つも海への憧れを捨てきれず、見習い水夫として船旅に出る。ロドス島、ケベック、ハノイを回り、現地の女性と会い、その内の1人に恋するも破れ、遂には祖国から離れた地で熱病に罹る。残されたジャンの母の一人息子に対する愛情の深さが読んでて哀しい。
KUMAGAI NAOCO
ロシアの文豪ツルゲーネフの最後の長篇小説。貴族の庶子として育った主人公ネジダーノフが、家庭教師として行った先で出会った娘マリアンナと恋をし、理想を共に家を出て庶民の生活に飛び込んで行くという流れで、当時のナロードニキ運動についてうかがい知る事ができる。ハムレット的主人公に苛つきそうな回りの気持ちも判らなくもないし、マリアンナがオフィーリアにならずに済んで良かったなとも思う。
が「ナイス!」と言っています。
KUMAGAI NAOCO
ドストエフスキーがシベリアに放逐&強制労働させられた実体験に基づいて描いた長篇。第1部は主に特徴的な囚人達について、第2部は獄中で起こった出来事等について述べられている。ゴールデンカムイの元囚人達がそうだったように、此処に登場する人物は皆クセ強キャラばかりである。主人公アレクサンドル(=作者)が貴族の出であるためか、囚人達の中でも貴族出か否かで大きな隔たりがある様にも見えるが、だんだん打ち解けて行き、最後に釈放されて囚人達と別れるシーンではお互いに涙を流す等、人間らしさを感じた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/09/02(4676日経過)
記録初日
2011/08/31(4678日経過)
読んだ本
981冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
220694ページ(1日平均47ページ)
感想・レビュー
976件(投稿率99.5%)
本棚
34棚
外部サイト
自己紹介

古典から最近のもの、活字から漫画まで、自分の琴線に触れたものは何でも読みます。読みまくります。世間の人から見向きされなくなった名著と出逢う事に喜びを覚えます。いつか自分でも書いてみたいな。

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