相棒シリーズ、古くはウルトラマンティガで脚本を手がけた太田愛氏の小説デビュー作。 デビュー作！？！？ ストーリーが幾重にも重なり筆者の取材力とネタの構成力の高さに目眩がする思い。 そして時折出てくる、男性作家は決して使わないであろうファッション系をはじめとする唐突なカタカナ語！これ何！？と言いながら何度も検索したり辞書引いたりした。ある種の『物の名前大図鑑』の側面もある。 政治と企業が絡む物語は実に現実的でハッピーエンドとはならないけれど、登場人物達が各々落とし所を見つけて前に進んで行くのが救いか。

相棒シリーズ、古くはウルトラマンティガで脚本を手がけた太田愛氏の小説デビュー作。 デビュー作！？！？ ストーリーが幾重にも重なり筆者の取材力とネタの構成力の高さに目眩がする思い。 そして時折出てくる、男性作家は決して使わないであろうファッション系をはじめとする唐突なカタカナ語！これ何！？と言いながら何度も検索したり辞書引いたりした。ある種の『物の名前大図鑑』の側面もある。 政治と企業が絡む物語は実に現実的でハッピーエンドとはならないけれど、登場人物達が各々落とし所を見つけて前に進んで行くのが救いか。