前作『変な家』の映画を視聴し、コレジャナイ感から脱却するために読んだ本作ですが、求めていたものを読むことができました。同著の『変な絵』でストーリーをより意識したつくりになっていた上でのシリーズ2作目ということで、1作目よりも間取り図の繋がりがより考え抜かれていると感じました。よく雨穴さんの作品が「少し無理がある」と言われていますが、3作全て読んだ上でそれこそ雨穴さんの作風であり楽しむポイントだと感じました。異常な推測力の「栗原」と、違和感に気付ける「筆者」のコンビをまた読んでみたいなとつくづく思いました。

作者の性癖・環古達がひたすら素晴らしいですね。あと個人的にジョーカー結構好き。ヒソカ感が凄いけど

前作『変な家』の映画を視聴し、コレジャナイ感から脱却するために読んだ本作ですが、求めていたものを読むことができました。同著の『変な絵』でストーリーをより意識したつくりになっていた上でのシリーズ2作目ということで、1作目よりも間取り図の繋がりがより考え抜かれていると感じました。よく雨穴さんの作品が「少し無理がある」と言われていますが、3作全て読んだ上でそれこそ雨穴さんの作風であり楽しむポイントだと感じました。異常な推測力の「栗原」と、違和感に気付ける「筆者」のコンビをまた読んでみたいなとつくづく思いました。

プリンセス火華の技名が尊い

なんていうか、うん。人って怖いね。

数Ⅲの序章、関数・極限をしっかりと固めることができるような丁寧な解説、そしてこれから微分積分へと立ち向かっていく学生の背中をそっと小指で押してくれるような一冊でした。