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2024年9月の読書メーターまとめ

suntalk
読んだ本
5
読んだページ
1607ページ
感想・レビュー
5
ナイス
125ナイス

2024年9月に読んだ本
5

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

suntalk
船戸与一『神話の果て』読後の殺伐とした気持ちを解消したくなり、『蝉しぐれ』のような読後感を求めて何となく手に取った藤沢周平の本。読み始めて、武士じゃなくて商人、老いを感じ始めた紙商・小野屋新兵衛が人妻おこうに想いを寄せていく話で、ちょっと期待してたのと違うなあと思いながらも上巻を読み終えた。先に借りた柴田哲孝『下山事件』と同時並行に読むつもりが、この本の方があっさりと先に読めてしまうのはそれだけ肩の凝らない話だからか。後半になってからだんだん面白くなってきた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
5

suntalk
上巻では自分の期待していた物語ではないなと思いながら、新兵衛の店に降りかかって来るやっかい事をどう乗り越えるのだろうと下巻を読み進めるうちに、これはおこうとの心中ものではないかと嫌な予感がしつつ最後まで読んだ。読後感は、藤沢周平はこんな小説も書く人だったのかとがっかり。『蝉しぐれ』が良かっただけに残念な気持ちだけが残った。
が「ナイス!」と言っています。
suntalk
『暗殺』を読んだ後、「下山事件に著者の祖父が関わっていたのではないか」というこの本を読んでみたくなった。下山事件についてはほとんど何も知らなかったし、この事件を関わる戦後日本の闇の部分が詳細に語られていたので驚きの連続であった。安倍元首相の暗殺の真相が闇に葬り去られようとしているのも、昨日の自民党総裁選の結果も、戦後から続いている同じ流れの中にあるのだろう。恐ろしい現実に頭が痛くなってきた。
が「ナイス!」と言っています。
suntalk
船戸与一『神話の果て』読後の殺伐とした気持ちを解消したくなり、『蝉しぐれ』のような読後感を求めて何となく手に取った藤沢周平の本。読み始めて、武士じゃなくて商人、老いを感じ始めた紙商・小野屋新兵衛が人妻おこうに想いを寄せていく話で、ちょっと期待してたのと違うなあと思いながらも上巻を読み終えた。先に借りた柴田哲孝『下山事件』と同時並行に読むつもりが、この本の方があっさりと先に読めてしまうのはそれだけ肩の凝らない話だからか。後半になってからだんだん面白くなってきた。
が「ナイス!」と言っています。
suntalk
無機質に余りにも人が死に過ぎ。後味の悪い読後感。この本を読んで欧米人に虐げられて来たインディオ達の運命が、今日本の置かれている状況が別の形で降りかかって来ているように思えた。
suntalk
著者初読み。南米好きの妻が結婚前から所持していた本。逢坂剛のイベリアシリーズを読んでいた頃に相性の良い読書家の本に上がっていたのでこの機会に読んでみた。重要人物と思われた人物が次々に殺されていくのでどのように展開していくのか気になる。南米の近現代史を知らないので、興味深く読み進められる。ただ標的を暗殺する話、次々に人が殺されるので心が殺伐としてくるのは否めない。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/04/04(917日経過)
記録初日
2022/03/18(934日経過)
読んだ本
233冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
81054ページ(1日平均86ページ)
感想・レビュー
228件(投稿率97.9%)
本棚
9棚
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