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2024年12月の読書メーターまとめ

コリ
読んだ本
11
読んだページ
3795ページ
感想・レビュー
11
ナイス
102ナイス

2024年12月に読んだ本
11

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2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

コリ
梨木さんのエッセイをおすすめされていた方がいたので、まずは下準備として。様々なフェアに載っている本なのでなんとなく内容を知っていたが初めて読んだ。フェアで推奨されている年代の時に読めたら良かったな。『悪魔を防ぐためにも、魔女になるためにも、いちばん大切なのは、意志の力。自分で決める力、自分で決めたことをやり遂げる力です。その力が強くなれば、悪魔もそう簡単にはとりつきませんよ』直前まで読んでいたデイヴィッド・コパフィールドのベッツィ伯母さんやアグネスが意志の力の重要性を説いていたことと重なった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月にナイスが最も多かったつぶやき

コリ

2024年 一番気に入ったセリフは『笑わない数学者』犀川先生の「正しいと思うことには従うし、間違っていると思えば反論する。わからなければ、わからないと言う。その三パターンしかない」 一番魅力的だった人物は『デイヴィッド・コパフィールド』のベッツィ伯母さん 一番印象に残っているシーンは『マチネの終わりに』の「正しく生きることが、わたしの人生の目的じゃないんです」って話

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2024年12月の感想・レビュー一覧
11

コリ
ネタバレ借金と不倫のある人気俳優五反田君は、『自分の影を殺すみたいに彼女(キキ)を締め殺した』。キキ『でも私は死んでいない。ただ消えただけ。消えるの。もうひとつの別の世界に移るの。となりに並行している電車に乗り移るみたいに』→『世界の終り』の影と同じなのだろうけど掴みきれない。197『言葉にならないものを大事にすればいいんだ。それが死者に対する礼儀だ。時間が経てばいろんなことがわかるよ。残るべきものは残るし、残らないものは残らない。時間が多くの部分を解決してくれる。時間が解決できないことを君が解決するんだ』
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コリ
ネタバレ『羊をめぐる冒険』はかなり面白かった感触だけ覚えているが内容を覚えておらず理解不足の箇所もある。確かに急にアパートにやってきた女の子たちと配電盤を捨てたりしていたな。以下羊男の「踊る」に「生きる」を代入するのだと思う。151『音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。意味なんてことは考えちゃいけない。意味なんてもともとないんだ。そんなこと考えたしたら足が停まる。一度足が停まったら、もうおいらには何ともしてあげられなくなってしまう。そうするとあんたはこっちの世界の中でしか生きていけなくなってしまう。』
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コリ
下巻は面白くて寝なかった!笑 超大作なのは理解した。致命的だったのは株の失敗だが、それ以前に悪女ミルドレッドにあれだけ入れ込んで金を失えるのが不思議でならない。最後は結婚で人生を取り戻していくことを予感させるのが、そんなもんかー、ではある。下巻で本格的に展開する人生とは無意味だという主張には納得した
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コリ
上巻一冊で5回くらい寝落ちしたが
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コリ
ネタバレ数式はかなり飛ばし読みしてしまった。数学者には詳しくないので知らない方が半分くらい?暇つぶしにはほどよく。数学と哲学の結びつきがよくわかる>プラトンの師ソクラテスのアカデミアの森の入り口「幾何学を知らざるものはこの門を入るべからず」プラトンの後継者クセノクラテスは、数学の教養のない者たちに対しては「去れ。君は哲学を会得することはできないから」と言った。
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コリ
依存症は①物質(アルコールやドラッグ)②プロセス(ギャンブルやセックス)③人間関係の3タイプに分けられるが、いずれも化学的にはドーパミンの関与する報酬系の働きが関与する。面白かったのは二点。コメントへ
コリ
2024/12/15 21:19

❶「恋は盲目」恋愛依存症(人間関係)とセックス依存症(プロセス)の違いについて、恋人の顔写真/性的な画像を見た時のドーパミン放出に本質的な差はなかった。しかし、脳の他の部分では、違いが見つかった。恋人の顔写真を見た時、脳の中で判断能力を担っている部分と、社会性を集っている部分の活動が低下した。いわば、恋人の顔を見る時には客観的・社会的な判断は飛んでしまうことを示唆。

コリ
2024/12/15 21:19

❷「遺伝的浮気性」セックス中にオスの脳内ではバソプレシン(抗利尿ホルモン)が分泌され、相手のメスに対する愛着を形成する。一夫一妻制の生物ではバソプレシン受容体V1aが報酬系と関わる腹側淡蒼球に多く発現しており、つがいを作らない生き物とは異なる分布を示した。人間でも、バソプレシン受容体遺伝子AVPR1Aの複数の変化型のうち、ある変異型を持つ男性の妻は不満を抱きやすい(浮気されやすい)という結果がある。遺伝的要因・バソプレシン受容体の分布が特定のメスと添い遂げることに報酬を感じるか否か(浮気性か)を決める。

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コリ
生活が嫌い/苦手な人見てると元気出る。面白かった
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コリ
ネタバレロドルフと熱い浮気生活を楽しみ、駆け落ちの話をまとめるも、ロドルフにとってエンマは情夫の一人に過ぎなかった。裏切り捨てられ一度死にかけるも回復。その後はかつて街にいた若者レオンの元へ通い詰めて浮気を楽しむ。浮気生活や諸々で増やした借金でついに首が回らなくなる。街の人やかつての男に援助を依頼するもどうにもならず、薬剤師オメーのところの砒素を飲んで自殺。物語の終わりはエンマの死を受容できない中遺品の手紙から浮気を知り突然死んでしまったシャルル、密かに野望に燃えており、ついに受勲した薬剤師オメーを描いて終わり。
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コリ
ネタバレ小説のような愛に溢れる生活を夢見て医者シャルル・ボヴァリーと結婚した主人公エンマ(ボヴァリー夫人)。シャルルはエンマがそこにいるだけで満足してしまい、憧れていたような刺激的な恋愛生活はない。エンマは単調な生活に飽きてしまい、舞踏会で一度出会った子爵との思い出に燃える。その後、甘い言葉でエンマを口説くロドルフと近づいていく。下巻へ。
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コリ
『最近の子どもたちは身の回りのことに興味を持たなくなった。こういう菌糸類は身の回りにたくさんあります。自分のぐるりのことにもっと目を向けて欲しい』との公演を聞いた著者『自分の今いる場所からこの足で歩いて行く、一歩一歩確かめながら、そう言う自分のぐるりのことを書こう、と私はこの連載のタイトルを決めたのだった』私はエッセイをあまり好んで読まないので、今作もイマイチ馴染まないまま読み進み、読了した。しかし、梨木さんの言葉を好きな方の、ささやかな文章の細やかな美しさの源流を見た気がして良かった。
が「ナイス!」と言っています。
コリ
梨木さんのエッセイをおすすめされていた方がいたので、まずは下準備として。様々なフェアに載っている本なのでなんとなく内容を知っていたが初めて読んだ。フェアで推奨されている年代の時に読めたら良かったな。『悪魔を防ぐためにも、魔女になるためにも、いちばん大切なのは、意志の力。自分で決める力、自分で決めたことをやり遂げる力です。その力が強くなれば、悪魔もそう簡単にはとりつきませんよ』直前まで読んでいたデイヴィッド・コパフィールドのベッツィ伯母さんやアグネスが意志の力の重要性を説いていたことと重なった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/05/03(980日経過)
記録初日
2019/08/06(1981日経過)
読んだ本
251冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
87280ページ(1日平均44ページ)
感想・レビュー
155件(投稿率61.8%)
本棚
2棚
性別
年齢
25歳
自己紹介

大事なところより心に残ったところの記録
『美しい文章だけ何度も読みたい』

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