論理構造が明確でなく中身も薄い某就活本を読んだ後だったので余計素晴らしい本に思えた。前に読んだ『異文化理解力』同様、一度読んで必要になった時に再度引っ張り出してくるのが良さそう。

公共・政治哲学についての話。具体的な問題提起が一つひとつ面白いおかげで、とてもとても長い前置きを乗り越え、最後に彼が本当に伝えたいことに何とか到達できた。要旨：私たちは選択の自由と同意の原理(例えば市場)に頼らず、善き生とは何か、何が評価されるべき物事や行為なのか、逃げずに真剣に議論しなければならない。

論理構造が明確でなく中身も薄い某就活本を読んだ後だったので余計素晴らしい本に思えた。前に読んだ『異文化理解力』同様、一度読んで必要になった時に再度引っ張り出してくるのが良さそう。