読書メーター KADOKAWA Group

2025年1月の読書メーターまとめ

こうちゃん
読んだ本
11
読んだページ
3908ページ
感想・レビュー
8
ナイス
90ナイス

2025年1月に読んだ本
11

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

こうちゃん
出てくる人出てくる人、愛情深く懐の深い人ばかりで、よってたかって主人公を愛して可愛がって、最初から最後までぽかぽかした何とも不思議な話。主人公のテンションがさほど上下することなく、物語が一見淡々と進んでいく。しかし主人公が置かれている境遇そのものは、いつ道を踏み外してもおかしくないようなドラマ。同じような境遇の人で、もしかしたら辛い思いをしている人がいるかもしれない。けれど、フィクションのご都合主義…という捉え方はしないでおこう。こんな優しさの溢れた世界があってほしいし、素直にその世界を味わいたいです。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
8

こうちゃん
無知ゆえ「八甲田山」という名前には何故か険しい雪山みたいなイメージこそありましたが、雪中行軍による遭難事故については全く知りませんでした。 静かな迫力とでも言うのか、この本の表紙のようにただただ冷たく暗く白い世界が一人また一人と命を奪っていく、恐怖小説のような趣もありました。また31聯隊と5聯隊の指示系統の違いはあれど、やはり明治の軍人・軍隊であるという特殊性もあって、生還したシーンでも爽快感や幸福感はなく、重苦しいものが残ります。 ここには雪山だけではなく人間の怖さも表れているように思いました。
が「ナイス!」と言っています。
こうちゃん
ノンフィクションのままだと差し障りがあるので脚色を施したフィクション。司法の場面で子どもが何らかの証言を求められるとき、精神的な負担を緩和させるために生まれた「付添犬」。その始まりの物語。身体的虐待や性的虐待などに遭って心身に傷を負った子どもが、その当事者として証言をするのは確かに大人でも相当な重荷だと思います。但し誰か別の大人が立ち会って代わりに発言をするなどということが許されない世界で、子どもの心を守るために立ち会ってくれる犬という存在は知りませんでした。意義のある社会活動を知ることができました。
が「ナイス!」と言っています。
こうちゃん
出てくる人出てくる人、愛情深く懐の深い人ばかりで、よってたかって主人公を愛して可愛がって、最初から最後までぽかぽかした何とも不思議な話。主人公のテンションがさほど上下することなく、物語が一見淡々と進んでいく。しかし主人公が置かれている境遇そのものは、いつ道を踏み外してもおかしくないようなドラマ。同じような境遇の人で、もしかしたら辛い思いをしている人がいるかもしれない。けれど、フィクションのご都合主義…という捉え方はしないでおこう。こんな優しさの溢れた世界があってほしいし、素直にその世界を味わいたいです。
が「ナイス!」と言っています。
こうちゃん
ネタバレやはりこのシリーズは読ませるなぁ。 ある主要登場人物については、何となく辿る運命に想像がついてしまったけど、仕方ないかな…と納得できました。そしてゴーストの隠れ方には驚かされたなぁ。これまでの犯人たちと比べるとただ運が良くて逃げおおせているところもやや多い気はするけど、やっていることはやはり鬼畜。犯人の鬼畜ぶりが際立てば際立つほど、勧善懲悪の快感が味わえるこのシリーズ、やはり楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
こうちゃん
序盤、どうにも移民たちの名前が頭に入らなくて乗り切れないまま辛抱強く読んでいると、だんだんといつものリンカーン・ライムシリーズのノリが出てきて物語が動き始めて、こちらのペースも上がってきた感じがしました。そしてまたご多分に漏れず気を持たせる上巻の終わり方…。こりゃすぐ下巻を開きたくなろうってものです。
が「ナイス!」と言っています。
こうちゃん
2025年の読書1冊目。 人生に思い悩みにっちもさっちも行かなくなってきた私にとってはなかなかに読み応えあり、ところどころで涙がこぼれます。 背景には「いじめ」「ニート/若年無業者」「認知症介護」などさまざまな社会問題が出てきますが、問題一つ一つをむやみに掘り下げることなく、登場人物たちは「生きる」ことに向き合っていきます。奥蓼科の自然の中ではこんな清々しい気持ちになっていくのかもしれません。 ただ支え合って自然のままに生きるということが難しい世界で、それが美しく実現される光景は本当に感動的でした。
が「ナイス!」と言っています。
こうちゃん
友人から作家さんの名前を紹介されて、調べてみると幅広いノンフィクションがいろいろあり、比較的興味を持って読めそうなこちらをチョイス。  男性ノンフィクション作家が、各所への取材をもとに、生物的にもジェンダー的にも男性がどのような立ち位置か考えていくもの。さまざまな論に触れながら、ただ盲信的に受け容れるだけでなく、男性本人の実感と照らし合わせて時にはきっちりと疑義を示して、それもいたずらに攻撃的になることもないので、同じ男性としても心穏やかに読めます。『第8章 妄想される「僕」』は未知の世界で笑えました。
が「ナイス!」と言っています。
こうちゃん
ネタバレ濃厚ですね。特殊設定ものですが、ガッチリとしてこってりとした本格ミステリー。よくこんなややこしいこと思いつくなぁ。特殊能力(特異体質?)を持つ人が特殊な紫水晶と一緒に眠ると、その人視点の未来の予知映像が記録される…というような設定はまず理解できます。しかしまぁこの事件の解決の複雑怪奇なこと…しかし扱われる手がかりはまるで古典的探偵小説。それも精緻なロジカル系。途中探偵役が陥る状況は、そのまんま、よく聞く後期クイーン的問題とか何とか言う奴でびっくり。どこまで貪欲にいろいろ盛り込もうというのか😳。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/05/07(1017日経過)
記録初日
2011/06/18(4993日経過)
読んだ本
254冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
91155ページ(1日平均18ページ)
感想・レビュー
46件(投稿率18.1%)
本棚
6棚
自己紹介

ジャンルの中では比較的本格ミステリーが好きです。あとは、たとえ感心しても行動に移すことのない自己啓発関連書籍も読んだりします。

参加コミュニティ1

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう