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読みやすかったけど、成瀬ほど引かれなかった。婚活パーティーでくっつく・くっつかないは読んでてドキドキしてしまう。WEBライターのケンティーの成長ぶりもよかった。やっぱり琵琶湖、ミシガン乗りたいな！

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ジュエリーデザイナーの珠、無口なしずく、ボンボンの高峰、優しく繊細な森くん。過去に遡って四人のことがわかっていく。弱さも強さも認め、優しく包んでいれる四人の関係がいい。雫＝永遠、変化しながら続いていくこと、変わっていくことを怖がらなくてもいいんだと思える。「そのままでじゅうぶん素敵」　と言ってくれる人に出逢えたしずく、そんなこと言われたら嬉しくて泣いてしまうな。

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ネタバレ前半の小鳥の生活が、過酷すぎて苦しくなる。心から信頼できる友人・美船、小鳥の心にやっと光が灯ったと思ったのに、美船の突然の死はショック。コジマさん、理夢人と出会えて本当によかった。それにしても理夢人、出来すぎた男！オジバのような性の教え方が広がれば、性被害や性に苦しむ人が減るのかなと思う。

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専業主婦だった若竹さん、55歳で夫を亡くし63歳で芥川賞を受賞。「おらおらでひとりいぐも」読んだことがなく、先に読んでからこちらのエッセイを読めばよかった。身近に迫る老い、負のイメージしかなかったが、寂しさもあるがたくさんの自由時間、自分の気持ちと折り合いをつけて楽しむこと、年をとるのも悪くないと思える。

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今回も面白かった！戦時下の情報統制、それを疑わず信じる国民、言論の自由も叶わず、その結果多くの国民が命を失う。戦争はイヤだなと改めて思うし、繰り返しては本当にいけない。ぼんやりとしか知らなかった情報・言論統制の仕組み、もたらす怖さを知ることができた。鑓水たちの島民の力を借り、ネット、メディア、人脈などを使い、公安警察を追い詰めていく様は読んでて気持ちよかった。公安警察から横暴を受ける鑓水の、大逆転のカードの提示がかっこよかった。また3人の活躍をみたいな！

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渋谷のスクランブル交差点で、老人か空を指差し絶命。同じ日、公安警察官の失踪。磯部から一千万円の報酬で、相馬・鑓水・修司が動き出す。今回もハラハラドキドキ。下巻へ。

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「犯罪者」の鑓水・修司・相馬が今回も登場！あの夏、であった相馬、尚、拓の3人が秘密基地で楽しく過ごす日々がずっと続けばいいのに、、と願わずにはいられない。すべての発端は冤罪。有罪率99.9%、尚の父親が言っていた「疑われたら犯人にされてしまう」の言葉が恐ろしい。検察官の権限で、被告人に有利な証拠を裁判に提出されないケースがあることに衝撃を受け、日本の司法制度に疑問を持ってしまう。尚が一人で背負ってきた真実が重く、苦しい。読了後もずっしりと余韻が残るが、面白くて一気読みでした！

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久しぶりに夢中になって読みました！ボリュームはあるのに、それを感じさせないテンポの良さで飽きさせない。謎だった事件が少しづつ繋がっていく様は圧巻。滝川vs修司・相馬・鑓水との騙しあい、どちらが上をいってるのか、それとも騙されてるのか？本当にドキドキが止まらない。真崎の思いと綿密な計画がすごい。ゴミ袋に入った五億円と手紙もいい！本当に面白かった。そのまま「幻夏」へ。