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2024年4月の読書メーターまとめ

紫
読んだ本
20
読んだページ
3408ページ
感想・レビュー
19
ナイス
58ナイス

2024年4月に読んだ本
20

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

紫
久しぶりに読み直す。「冬栄」と「書簡」が好きだが、全部読んで「帰山」で終わると、気分的に落ち着く。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
19

紫
ネタバレ再読。今回は風神秘抄の読後間もないので、より楽しめた。主人公は頼朝だが、草十郎と糸世が今度こそ平穏な幸せを掴めた事を信じて読み終えた。もう会えないのは寂しいけど…。走湯神社には本当に赤白の竜の言い伝えがあるのですね。二頭の竜の描写が本当に不可思議で美しくて良かった。大蛇の洞窟でイザナギに倣って櫛を投げたり、伝承や神話の世界を物語に手繰り寄せているところが勾玉3部作からの共通点であり、好きなところ。
が「ナイス!」と言っています。
紫
五月の定番絵本。「飯くわぬ女房」としても知られる昔話。「鬼の赤羽」は鬼婆の画も素晴らしい。稲田和子さんの再話で。大好きな絵本の上位5番以内に入る。裏表紙の花菖蒲が、また趣きがあってたまらない。魔除けにする菖蒲は花菖蒲じゃないけど、絵にならないから仕方ないし。
が「ナイス!」と言っています。
紫
主人公の少女の頑なな強い性格がどうも好きになれず、読むのに苦労した。子どもの頃に苦手だったタイプの人を思い出させるからだろうなぁ。息苦しさを感じる。少女が少しずつ成長していくと共に、読むのも楽になる。少女の複雑な心境がよく描写されていると思う。泥ひばり、楽しそうだな。
紫
ネタバレ鵺を退治する力を持つ刀・獅子丸と、その付喪神が登場。しかし、なぜか復活する鵺の謎は次巻への持ち越し。小烏丸が遂に記憶を取り戻すが、本体は宗盛によって一旦は海に沈められたらしい。…ということは、誰かが拾い上げたということだろうけど、誰が持っているのか?意外と近くにあったりして…
紫
ネタバレ中国・海南島(リー族)の昔話。老人に肉をやり、代わりに竹の子をもらった若者が、老人の言う通りに竹の子を植える。竹から魚を獲るカゴと2本の笛を作ると、カゴにかかった貝から竜王の姫が現れる。姫を追って現れたワニは、カゴの力で岩山になる。次に竜王の送る大波が村を襲うが、若者と姫の吹く笛が波を押し返す。何日も笛を吹き続ける二人を見に行くと、それは穴の空いた岩に風が吹き込んでいたのだった。しかし、若者、姫、母親と老人が雲に乗って行く姿を見た者がいて、村人は安心する。海南島の河口の汽水域にいるのはイリエワニらしい。
紫
絵本の中に雲や雫などの形の切り抜き窓があり、それが絵の一部であり、繰り返し言葉として文章が現れる位置でもある。文章の雰囲気としては詩になるのかな?素敵な文章だなと思ったら、訳者は詩人なのですね。アーサー・ビナードさんの奥様。浅学で知りませんでした。絵の雰囲気や色も好きです。
紫
内田麟太郎さんの、ともだちや絵本美術館に行ってきたところです。図書館で借りるつもりだったら、ちょうど置いてあったので。一応、詩らしい。内田さんは、こういう詩が多いようですね…。ふざけてて面白かった。牛の顔が頭から離れないよ、"もうっ!"
が「ナイス!」と言っています。
紫
久しぶりに読み直す。「冬栄」と「書簡」が好きだが、全部読んで「帰山」で終わると、気分的に落ち着く。
が「ナイス!」と言っています。
紫
ネタバレ文章も絵も良かった。王子の耳の病気の原因と、その解決方法がユニーク。それを話す、烏のお喋りが面白かった。一方、自分が殺された後の子どもの暮らしを気遣って身の処し方を教える母羊にはジーンとする。
紫
「金のつなのつるべ」→「天道さん金の鎖」、「シカと木こり」→「天人女房」、「竜宮の青い玉」→「犬と猫とうろこ玉」、「かぼちゃの種」→「足折れつばめ」の類話。「キジのかね」「青い葉っぱ」も似た話を聞いた事がある。隣国だけあって、似た話も思ったより多い。「ワシにさらわれたおひめさま」は北欧の話に似ている。表題の「ネギをうえた人」は予想もつかない話でびっくり。「おとうさんのかたみ」の中の、次兄のエピソードは絵本「おばけのトッケビ」の内容。読み応えのある話がいくつもあった。
紫
ユニークな、楽しいお話。なんといっても、絵がきれい。勢いのある線描に、明るい発色が映えて素敵。
が「ナイス!」と言っています。
紫
ネタバレ「ねずみ経」で知られる昔話。これは、男の子がじいさん•ばあさんの家に泊まるパターンで、泥棒は3人。泥棒の「ころしてしまおうか」というセリフあり。じいさん•ばあさんは「おんちょろちょろ、ばちあたりそろ」と唱える。泥棒が逃げて行くと即、終わり、さっぱりしている。瀬田貞二「さてさて、きょうのおはなしは…」に収録されているのと文章は同じ(漢字以外)。絵の方は、なかなか、むさ苦しい泥棒達で…。
紫
ネタバレ最初にカバがあくびをし、見ていた他の動物達にあくびがうつり、サファリの人間達にあくびがうつり、テレビで見ていたパパにうつり、ママにうつり、僕にうつって眠くなり、おやすみなさい。あくびだけの絵本。顔いっぱいのあくびがド迫力で可笑しい。
紫
絵がとても良かったが、文章がは少し気になる。黙読するだけなら、それほど気にならないかも。最後のページは、あと1ページ増やして余韻を残して欲しかった。wikiで調べたら、デーヴァキーはカンサ王の妹(または姪)とあったのでびっくり。マハーヴァーラタの簡単なのがあったら、また読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
紫
鉛筆画?モノトーンでおしゃれな絵。生き物の形の石や、顔のような石、文字や数字の模様のある石。探したらあるかもしれない。並べて遊んだら楽しそうだ。
紫
動物の話が5話。字が大きくて、長い話でもないので、低学年でも読みやすそう。表題の「はんてんをなくしたヒョウ」が一番面白かった。ペンキが雨で落ちるかという突っ込みをすると話が成立しなくなるので、知らんふりをしよう。
紫
ネタバレ再読。だいぶ前に読んだので、全く覚えていなかった。ファンタジー小説としても勿論、面白く読んだけど、歴史上の人物が今まで以上に出てきて楽しかった。無空はやっぱり空海だったし、堂主のモデルは多分、最澄だろうと思うんだけど。最後の明の勾玉も輝きを失って帝の元に納められ、勾玉三部作が終わったわけだが、元々「輝」と「闇」の血筋を受けた家系にチキサニの「闇」が入っている阿高。そこに苑上の 「輝」が入り、「風神秘抄」の草十郎へと繋がっていくわけね…。
紫
ネタバレ再読。ヤマトタケルの物語が下敷きになっているが、悲劇で終わらないので嬉しい。小倶那は悲劇の英雄・タケルの立場を宿禰に譲ったので、宿禰は都に帰り着かずに死ぬ事になるのかな。輝の御子の末裔と、闇の女神の勾玉を守る一族の姫は惹かれ合う運命にある。実は輝の大御神と闇の女神の壮大なラブストーリーなのかも…
紫
以前に読んだがすっかり忘れてしまったので再読。日本神話に呼応しながらも、ストーリーは独自。稚羽矢はスサノオに対応するが、スサノオが根の国に行くように、稚羽矢も黄泉に行くところなど相似性があり、古事記とのリンクの加減が絶妙で面白かった。初代鳥彦王となる鳥彦にも会えた。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/06/26(683日経過)
記録初日
2022/06/01(708日経過)
読んだ本
403冊(1日平均0.57冊)
読んだページ
70276ページ(1日平均99ページ)
感想・レビュー
371件(投稿率92.1%)
本棚
11棚
性別
自己紹介

どんな本を読んだのか忘れないよう記録するために始めました。
他の方の感想を読むと、自分が気付かなかった事や、年代・その他で違った捉え方など、色んな発見があるのが面白いです。
自分の好きそうな本を見つけるのにも活用させていただいてます。

「お気に入り」としては登録しませんが、感想を良く参考にさせていただいている方はあります。
反対に、「お気に入られ」に登録していただいても、どうメッセージを返せば良いのかわからないので ごめんなさい。
でも、本の感想に対するコメントは嬉しいので、お気軽にどうぞ🍀




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