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2024年5月の読書メーターまとめ

keshikun
読んだ本
4
読んだページ
1544ページ
感想・レビュー
4
ナイス
41ナイス

2024年5月に読んだ本
4

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

keshikun
ネタバレいじめを受けている斜視の主人公と別れた父親の貧しさを体現しいじめられている女子生徒のコジマという、いじめを受けている2人がメインキャスト。全体的に会話が哲学的でとっつきにくく好転しない展開ももどかしい。いじめている側の百瀬の中盤の小賢しい言い回しがとにかく鼻についた。やりたいようにするという彼の主張は、ある意味人間的でリアリティを感じるが、そんな奴ばかりだと社会が形成できないのに自分本位な考えをしていられることが甘えに見え、さらにそれを他者に向けていい理屈にはならないだろうと、読んでる最中普通に腹立った。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
4

keshikun
ネタバレやんちゃな鏑矢の挫折と真面目な木樽の努力という二人の主人公同士の友情ライバルストーリーで青春小説として普通におもしろい。その木樽と顧問でボクシング素人の耀子の目線の2軸で進行していくから鏑矢の本音は分かりにくいが、稲村に負けてどん底になったところなどは普通に悔しさが伝わってきた。それから丸野マネージャーの死は部員同様に悲しさが伝わってきた。結論はきれいな流れに思えるが、ラスト前にライト級の階級に、鏑矢と木樽と超高校級で無敗の稲村が並び立ってから3人が戦う流れになる展開は先が気になる構成だった。
が「ナイス!」と言っています。
keshikun
アマチュアボクシングについてちょっと説明的になってしまっている書き方には感じるが、耀子の立場を使ってボクシング素人にわかりやすく解説しながら展開し、サクサク読める。レフリーの試合再開の掛け声が「ファイッ!」ではなく「ボックス!」になっているんだと再認識。下巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
keshikun
ネタバレいじめを受けている斜視の主人公と別れた父親の貧しさを体現しいじめられている女子生徒のコジマという、いじめを受けている2人がメインキャスト。全体的に会話が哲学的でとっつきにくく好転しない展開ももどかしい。いじめている側の百瀬の中盤の小賢しい言い回しがとにかく鼻についた。やりたいようにするという彼の主張は、ある意味人間的でリアリティを感じるが、そんな奴ばかりだと社会が形成できないのに自分本位な考えをしていられることが甘えに見え、さらにそれを他者に向けていい理屈にはならないだろうと、読んでる最中普通に腹立った。
が「ナイス!」と言っています。
keshikun
ネタバレ対談形式の連作短編だが、後半は心情よりもトリックの答え合わせみたいな独白が続く。ただそのトリック自体がひねりにひねっていたり一部グロい表現もあるので、歌野晶午作品の密室殺人ゲームシリーズを思い出した。基本的には登場人物ほぼ全員がサイコパスだが、整形を繰り返す強い復讐心をもつ女優の井出夏希にさえ最後まで真意を読ませなかった、江本莉奈の裏表っぷりが最も恐怖を感じるキャラクターだった。小説自体はテンポが良いうえ文体がライトで楽しく読み進めやすい作品ではあった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/09/16(4662日経過)
記録初日
2011/09/16(4662日経過)
読んだ本
984冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
366069ページ(1日平均78ページ)
感想・レビュー
773件(投稿率78.6%)
本棚
2棚
性別
年齢
46歳
現住所
東京都
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