読書メーター KADOKAWA Group

2024年11月の読書メーターまとめ

west wine red
読んだ本
9
読んだページ
1656ページ
感想・レビュー
8
ナイス
33ナイス

2024年11月に読んだ本
9

2024年11月のお気に入り登録
1

  • Major

2024年11月のお気に入られ登録
2

  • ムラサキ
  • Major

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

west wine red
自分の考え方と、世間一般で行われている考え方の間に大きな隔たりがある。”生活のための労力は・・堕落の労力だ”と代助は語る。資本論においてマルクスは”本来の労働は自己実現のためのもの”と語っている。主人公は学業を終えた後も親の援助のもとで自分では働かず生活する。自分では働かないが理想の考えの元に、西洋から来た近代化の中を生きようとする。外の世界について否定的な目を向けながらも、それに対して積極的に向かい道を切り開こうと努力できない主人公の姿は、自分には消極的でただ虚勢を張っているようにしか映らなかった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
8

west wine red
本は一読にて、その内容・要点を把握し、考え、覚え、行動に生かすことは難しい。それ故に各要素を数回に分け速読することが好ましい。また読書は問題解決・人生を豊かにするためのものである。遠足には片付けまで、読書には本を読み、アクションを起こすまでが含まれる。本を読み、実行し経験する、そして考え、また修正を行う。読む前に読書の人生上の意味を考える必要はない、それには時間が掛かる。速読をすることには利点がある。数回読むことで記憶を定着させる、読書して行動するまでのスパンを短縮する、能力の汎化を図ることが出来ること。
が「ナイス!」と言っています。
west wine red
言葉を言葉として理解するのではなくイメージとして受け取ることで記憶の定着率を高める。イメージは理解するのも楽だ。道路標識など各種標識はそうだし、イメージに意味を紐づけるのもたやすい。そしてそのイメージをつなぎ合わせ自らの世界を作っていく。私たちは世界をあるがままには受け止めない。いつもそれは頭の中で事象+αとなる。瞬読のためのトレーニングメニューはなかなか面白い。これらは実践するのに際して、眼筋の運動を伴う速読メニューよりも敷居は低い。脳の話はあまり科学的でないがやってみる価値はありそうである。
west wine red
お金の節約法や、貯蓄法の研究のため読んだ。過去にある逸失利益や機会損失、資産形成ができなかったことについて反省はすべきだが、問題はこれからどうするか、だ。この世には利用できる制度や仕組みが多く存在する。考えてみれば機能の半分も利用できていないものは多く存在する、スマホやパソコン、インターネットなどなど。利用できるものはできるだけ利用できるようアンテナを張っておく、お金について社会について勉強をするなどしないと損をするだけでなく時流においていかれそうな気さえする。
west wine red
笑った、知った、驚いた。消費税はすでに10%に移行してしまっているが、いまさらながら拝読し己の経済音痴に驚いた。漫画ではあるが消費増税の是非について多方面から迫っておりとても興味深いものとなっている。この本は自分にとっては経済についての端緒を築いてくれるものとなった。実際に日本のGDP、CPIの推移や他統計など調べてみるといろいろとデータが出てくるが、これを統合して日本の現状を理解しようとするとやっぱり勉強せなならんな、と感じる。
west wine red
ネタバレ読書の意義から、選択そして本棚に並べるまでの大切なことが書いてある。そして本棚に並んでからもまだ本は役目を終えることはない。”本棚への並べ方が全て”。これには驚かされた。今まで考えたこともなかったからだ。精神医学者である中井久夫氏も本の並べ方について書き記している。この著書を読んでいると物事はもっと複雑で、自由であり、相互に結び付き新しいものを生み出す可能性を秘めていることがおもいおこされる。そして我々は読書し、現実を経験することで、己の能力や世界観を更に先へと躍進させることが出来る。そう思えた。
が「ナイス!」と言っています。
west wine red
自分の考え方と、世間一般で行われている考え方の間に大きな隔たりがある。”生活のための労力は・・堕落の労力だ”と代助は語る。資本論においてマルクスは”本来の労働は自己実現のためのもの”と語っている。主人公は学業を終えた後も親の援助のもとで自分では働かず生活する。自分では働かないが理想の考えの元に、西洋から来た近代化の中を生きようとする。外の世界について否定的な目を向けながらも、それに対して積極的に向かい道を切り開こうと努力できない主人公の姿は、自分には消極的でただ虚勢を張っているようにしか映らなかった。
が「ナイス!」と言っています。
west wine red
夢か現か、現実と幻想の混在したようなお話。笑いだけで読者を笑いに誘うという手法、なかなか面白い。さすが”パプリカ”や”時をかける少女”の作者だと感心した。現今においては、本書が世に出たときよりもずっと多く、宇宙に関する発見がなされている。今のところ太陽系においてさえ、自分たち人間のような生命体はおろか、原初生物さえも発見されていない。宇宙の探求がSF作家の仕事に差しさわりがある、などとは考えたことがなかった。すでに火星人は使えない。地球の生命は火星出身説ってのはあるけれど。なんにせよ面白かった。
west wine red
思い違いや早とちり、物事をいろいろな角度から考える材料にもなるジョークの数々。人間は思い悩むと、ある一定の考え方に見方・考え方に執着してしまう向きがある。人生において選択肢は多く持っておいたほうが得だし生きやすいだろう。ジョーク、これらを日常においてどう使っていくか、これは結構厄介に思う。そのまま話す?話の中に忍ばせる?たとえ話に使う?ただジョークを楽しむだけではなく日常生活の中で十分に活用できるようにしていきたい。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/10/16(778日経過)
記録初日
2023/04/03(609日経過)
読んだ本
138冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
41370ページ(1日平均67ページ)
感想・レビュー
137件(投稿率99.3%)
本棚
26棚
自己紹介

病院勤務の作業療法士です。
日々解剖学や手技の勉強を中心に心理学関係から小説まで広く読んでいます。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう