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2024年8月の読書メーターまとめ

リードマン
読んだ本
5
読んだページ
1442ページ
感想・レビュー
5
ナイス
16ナイス

2024年8月に読んだ本
5

2024年8月のお気に入り登録
4

  • 芙蓉
  • おしゃべりメガネ
  • カメ吉
  • emakaw

2024年8月のお気に入られ登録
2

  • カメ吉
  • おしゃべりメガネ

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

リードマン
ネタバレ引き続き色々なみゃらくたーがメインになっていく体制が取られている。昭三佐野の物語は大きな動きはなかったのだが、過去の「ゆきうさぎ」を重ねた少し寂しげのある物語。(高齢者になればなるほど、この話の奥深さが分かって来るんだろうなあ) 碧の友・ことみが一歩何か進みだす物語。「ゆきうさぎ」で働くうえでの大変さも描かれる。楽しいばかりではやはりない。 そして千景の母の教師時代を知る少女・七海。中学のトラウマもあって高校に馴染めずにいる彼女にとって良い居場所ができたかも。それ以上に碧の母の輝きを見た。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
5

リードマン
ネタバレ今作のキーワードは結婚というよりは「汝の欲するところを成せ」。なかなか難しい話だったけれど、結局はここに行きつくのではないだろうか。それは禁断の果実に手を伸ばすアダム達をモチーフにした婚活パーティーだけでなく、欲望を抑えられるかどうかを図る成瀬家の当主継承テストに、そこから派生して真の意味も含めて千景が図像術と関わりを持つようになったきっかけにまで関わってきた。 本来のこの言葉の意味はP189で千景が考えたものだと思う。
リードマン
ネタバレ引き続き色々なみゃらくたーがメインになっていく体制が取られている。昭三佐野の物語は大きな動きはなかったのだが、過去の「ゆきうさぎ」を重ねた少し寂しげのある物語。(高齢者になればなるほど、この話の奥深さが分かって来るんだろうなあ) 碧の友・ことみが一歩何か進みだす物語。「ゆきうさぎ」で働くうえでの大変さも描かれる。楽しいばかりではやはりない。 そして千景の母の教師時代を知る少女・七海。中学のトラウマもあって高校に馴染めずにいる彼女にとって良い居場所ができたかも。それ以上に碧の母の輝きを見た。
が「ナイス!」と言っています。
リードマン
ネタバレブリューゲルの絵を庭に再現するコレクター・波多野。再現されていた者は翼をもがれたイカロス。そのイカロスとは、彼の息子・務か、はたまた庭の設計に携わった伸郎が捨てた娘・千景か。1作目以上に千景と重なる人物が登場。(特に、父が嫌う明確な悪しき部分を子供が持っている点) 「波多野の娘」である真純も含めて、波多野一家はいろいろと問題がある人物たち。けれども、伸郎の悪意から千景を守ろうとする波多野父、自分と重なる千景には何とも言えぬ気遣いを見せる務、初子を守る真純など、クズとは言い難い面があった。
が「ナイス!」と言っています。
リードマン
ネタバレ自身を嫌悪し、また嫌悪されている存在であるという思い込みを千景が持ち続けながら物語が進む本作。透磨の元恋人だったという古門志津香の登場で、2人の関係を断たせたのは自分ではないかと千景はますます自己嫌悪を強めていく。志津香の持つ優しさが、千景を益々そう思い込ませていく。 前作以上に千景という人物の暗い部分が見える物語だなあ。 そんな時重要になるのが透磨が抱いている思いなんだが、素直に慣れぬ性格が災い。彼女の棘を好み、京一に対して「君では彼女を理解しきれない」というシーンはぐっとくるものがある。
が「ナイス!」と言っています。
リードマン
ネタバレ冥官・道なしに取り憑かれた人間共に、未来について決断する最終作らしい終わり方だった。篁の子孫かもしれない、遠距離恋愛の相手の元に向かう決心がつかない女性・春花が、過去の存在でありながら恋い慕う小野小町のために戦の命すら断った過去を持つ道なし・金森に出会い、大きな未来の決心をする。道なしに取り憑かれていない人たちの姿も光るものだった。 道なしになった過去を持つ時子が、自分の死を分かっていない道なしと関わる、冥官になることも含め道なしが天道に行った先のことが深堀される物語。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/10/31(672日経過)
記録初日
2014/03/01(3838日経過)
読んだ本
91冊(1日平均0.02冊)
読んだページ
25498ページ(1日平均6ページ)
感想・レビュー
91件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
自己紹介

本によって今の僕というキャラクターができたとも言えます。I made of book!

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