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2025年1月の読書メーターまとめ

So Hasegawa
読んだ本
9
読んだページ
4115ページ
感想・レビュー
2
ナイス
3ナイス

2025年1月に読んだ本
9

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

So Hasegawa
最初のトピックである色彩の見え方と言語との対応についての話が面白い。色彩は自然世界に多様に現れるため、早くからそれらに対応する単語は既に言語世界に登場しているかと思ったらそうではなく、実用性に従って語彙が進化したと考えられている。現代日本語では僅かに異なった色にも違う単語が割り当てられており、色彩言語の豊かな世界に生きているんだと実感した。筆者は学者として様々な事柄について明確な結論を避けているが、科学機器の発展と共にそれらも明らかになっていくのかと思うと今後の発展が楽しみである。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
2

So Hasegawa
レムの慧眼が光る一冊だった。1971年に発行されたとは考えにくいほど現代にも通じるアイデア・考察が沢山あってとても興味深かった。この本を読むまで、架空本の書評を書くくらいなら本そのものを書けばいいのではないかと思ったが、幾つかはアイデアを元に実際の本の内容を書くのは骨の折れる作業だというのがありありと想像できたので書評という形式を取ったのは腑に落ちた。実はこの本で初めてレムに触れたので、他の本も読んでみたいと思った。
So Hasegawa
最初のトピックである色彩の見え方と言語との対応についての話が面白い。色彩は自然世界に多様に現れるため、早くからそれらに対応する単語は既に言語世界に登場しているかと思ったらそうではなく、実用性に従って語彙が進化したと考えられている。現代日本語では僅かに異なった色にも違う単語が割り当てられており、色彩言語の豊かな世界に生きているんだと実感した。筆者は学者として様々な事柄について明確な結論を避けているが、科学機器の発展と共にそれらも明らかになっていくのかと思うと今後の発展が楽しみである。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/11/30(811日経過)
記録初日
2012/01/01(4797日経過)
読んだ本
701冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
202151ページ(1日平均42ページ)
感想・レビュー
12件(投稿率1.7%)
本棚
13棚
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