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2024年9月の読書メーターまとめ

倫敦バス
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感想・レビュー
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ナイス
249ナイス

2024年9月に読んだ本
27

2024年9月のお気に入られ登録
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  • 蒼い猛牛

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

倫敦バス
Audibleにて。この前に聴いた同作者の能面検事は最後まで聴けなかったが、今作はとても良かった。生活保護に関する問題提起、犯罪者の社会復帰、そして人の尊厳とは何か。この作者の作品はラストのどんでん返しが人気だが、時折やりすぎなところもある。今回は途中から犯人は別にいるような雰囲気を出してきたので、そこまで意外性はなかったのだが、それゆえ話がしっくりくる。映画は見ていないが、ちょっと見てみたくなった。作者の作品の中でも上位の優良作だと思う。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
27

倫敦バス
Audibleにて。この前に聴いた同作者の能面検事は最後まで聴けなかったが、今作はとても良かった。生活保護に関する問題提起、犯罪者の社会復帰、そして人の尊厳とは何か。この作者の作品はラストのどんでん返しが人気だが、時折やりすぎなところもある。今回は途中から犯人は別にいるような雰囲気を出してきたので、そこまで意外性はなかったのだが、それゆえ話がしっくりくる。映画は見ていないが、ちょっと見てみたくなった。作者の作品の中でも上位の優良作だと思う。
が「ナイス!」と言っています。
倫敦バス
Audibleにて。最後まで聴けなかった。個人的に国有地売買や企業ものの小説にあまり興味がないのが一つの原因。もう一つは、国家公務員をたくさん輩出し、なおかつ暴力団にも大量に卒業生が行く大学、というのが想像できず、んん?となって終了。御子柴シリーズは面白く読むのだが、最近気付いた。御子柴シリーズ以外、あまり自分には合わないようだ。ところで作者はかつて子宮頸がんワクチン反対的な小説を書いたが、ワクチンが推奨されてる現在何を思っているんだろう。
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倫敦バス
YouTubeの書籍化、というのにちょっと引っかかったが(迷惑系のイメージがつきまとう)、少なくとも真剣に書かれていたのと、きちんと当事者に取材していて、勝手に憶測で話したりニュースの拾い集めではないのは良かった。事件の犯人と被害者のほかに、それぞれの家族がいる。そこまではわかるが、外野が余計なことを言ったせいで被害者遺族が余計に生きることが苦しくなっている現実にうんざりする。なぜ無関係なのに、匿名でごちゃごちゃ言おうとするのか。そういった問題が起こるということを知るきっかけにもなれる本。
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倫敦バス
まあまあ面白かった。しかし少し中途半端かな、と思ったのは、主人公の椋も、降格された司馬も、それぞれいろいろ特技がある。父親が偉い人、器械体操の選手、もと警視、など特技と言うか、特色があるのだが、その特色を一回ほどしか使ってない。完全エンタメならそれをふんだんに使うだろうが、それほど使わないのが中途半端な気もしたが、好感が持てるとも言える。犯人は登場した瞬間から怪しいと思ったので、そこはおいておく。2人のコンビは楽しいので、シリーズものにしてほしい。
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倫敦バス
Audibleにて。冷たい社員の妻が実はなくなってたりとか、離婚した父が実は悪い人ではなかったとか、ある意味よくある話のパターンなんだけど、やはり人の死というのは誰にでも関わる問題のせいか、読み切ってしまう。全体的に話がきれいに終わるのばかりなので、人生の終焉にあたっても仲直りできない関係、というのも描いてほしい。そういった家族もあるし、それが必ずしも不幸ではないから。
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倫敦バス
犯罪者のサイコぶりに警官や弁護士が影響を受けて犯罪者に、というパターンは小説の世界で結構読むので、そういう意味では目新しくはないのだが、それを時代物で人斬り以蔵にさせたのが新しい。幕末好きな人には良いと思う。
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倫敦バス
一冊読むのに間に数日あいたせいか、ちょっと話が散らばった印象があった。ただこういった犬が医療の現場で活躍し始めているのはニュースでも観ているので、もっと広まればいいなと思う。私は犬が苦手なので、猫バージョンでいないかな。
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倫敦バス
Audibleにて。 ちょっとこの作者の作品を読みすぎたのか、あまり他との差がわからなくなってきた。特色としてはアラフィフの主人公と舞台女優の若い恋人、という世の男性方には羨ましがられる?組み合わせ。女性側からするとあんまり…よほどイケメンか金持ちなら…?あと主人公の記憶力の良さがそれほど上手く使われていないのでは。
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倫敦バス
究極のエンタメ。上手にできてるな〜、と読み終えて唸ってしまった。エグいシーンがバンバン入って、前作ののほほんとした感じはなくなるのか?と思ったら、健在。軽快なやり取りがほっとさせてくれる。残酷なシーンが少しリアリティがない理由も、オチを知れば納得。グイグイと引き込まれ、面白いけど、これオチはどうなるんだろう、さすがに300人も誘拐はできないだろうから現実じゃないかもしれないが、夢オチは冷めるな、と思ってたら、こうきたか〜。最高でした。なんかちょっとほろりともさせるし。
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倫敦バス
「学生結婚と子育て」を読んで、あああれか!と思い出した。確かにネットで話題になって読んだことがある。大きいとはいえ、子育て中の私にはぐっとくるものがあった。想像もつかないことをして、けがをすることもあったなあ…。本当に、子供が生まれ育つのは奇跡だと思う。そして他のエッセイも面白かった。良い友人や配偶者に恵まれ、子供の頃からの確固たる自分をもっていて、きっとしっかり生活できる方だろう。思わず吹き出す話もあって、短かい読書時間だったが楽しめた。
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倫敦バス
一気読み。この作者の作品は不必要にエグいシーンがあってなえることも多いが、今回はOK。奇をてらう必要はない力量がお有りだと思うので、この路線で行って欲しい。主人公の父親との確執と、犯人や周辺の人達の親との問題が上手く絡む。岸本が和井田にちょっかい出すのかと思ってヒヤヒヤしてしまった。虜囚の犬の続き?なので、シリーズ化するのだろうか。そうであれば楽しみ。
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倫敦バス
作者初の時代小説(と思う)。時代者は現在のストーリーのようにいろいろとグッズ(スマホとか株とか…)を出せないせいか、どうしても中心となるエピソードが似てくる。辻斬りとか、武家の葛藤とか。だからなんだかほかでも読んだな、と思うことはあったが、そこにからむ話の作り方や、心情の描写なんかが上手で、他と似てる、なんて思うことはない。主人公が友人の手助けを得て、事件を解決しながら成長していく姿も良い。ラストの話の終わり方はほんわかしたところから落とされておお…となった。シリーズ化を願う。
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倫敦バス
ネタバレ面白い。と一言で言えればいいのだが、なんというか、ラスト数ページまでタラタラと続く。要するに麻酔をしてえらいさんの手術をしたら妄言がでて、それを医者に聞かれたから忠義な部下が医者を殺した。その罪を背負って本人も自死した、という話。その息子の視点で書いているので「父のしたこと」なわけだ。そこにいろいろと当時の漢方や蘭方のゴタゴタが絡んだり、詳しい医療の話がでてきたりで、これ縮めることできるんじゃ?と思いながら、なかなか読むのが苦痛だと思ったところでのこのラストだったので、苦労して山を登った時のような爽快感。
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倫敦バス
Audibleにて。あいかわらず主人公が甘いし甘やかされてはいるけれど、老婦人が自殺した話はリアルで読み応えがあった。自分の親ならともかく、先に亡くなった妻の母親を厄介に思う男の気持ちもわかるし、同居していても孤独によって自殺するのもわかる。年を取ると話す相手もいなくなる。そして兄を海で亡くした友人。これに近い話を身近で知っているので、当事者の心の葛藤を想う。
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倫敦バス
これまた贅沢な一冊。怖かったり、不思議だったり、理解できないものは恐ろしい。個人的にこういった経験がないので、ちょっと経験してみたいな、と言う気もする。ラストの話くらいなら。
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倫敦バス
Audibleにて。半ば過ぎてやっと面白くなった。それまではなんだか説明のためにいろいろと起きたような…。Audibleで聴いたので、読むとまた違ったかもしれない。しかし、Audibleだからこそ、しゅららぼん発動時のおもしろさがあった。ラストでげんさんが子供の頃好きだった子のことを語るシーンはしんみりと、そして転校生がくるところは最高のクライマックス。ラストまで聴けたら全体を通して良い作品です。
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倫敦バス
これまたハズレのない短編集。お気に入りのキャラ、野崎もでてきて大満足。そしてあの料理研究家も…。本編「ばくうどの悪夢」では、真琴は眠り続けてる(記憶が定かでないが…)。だからこの短編集は昔の話なんだな、と思ってたら、あー、ばくうどの続きもある〜。野崎の真琴に対する気持ちが素敵。しかし、真琴の姉もちょくちょく絡むが、なんだか三角関係みたいに思えてくる。このシリーズは大好きなので、終わって欲しくない。
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倫敦バス
これは贅沢な一冊だ!いずれの短編もはずれなし、それがこんな金額で販売されていいのか。私の年代からすると、リングの貞子関係の話はある種の懐かしさと、フレッシュな感覚で当時の恐怖感を思い出した。そして小野不由美の営繕かるかやシリーズが登場し、ラストにふさわしい話だった。一穂ミチがこういったホラーを書くとは思わなかったが、シリーズ化してほしい。それとももうなっているのか?大満足の一冊だった。
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倫敦バス
Audibleにて再読。 デフ・ボイスシリーズの中で好きなキャラクター。作者もあとがきで描かれているように、何森が人気なのもわかるし、初登場のときよりも格好良くなってるw。何森にも悲しい過去があったのか。心が少し救われたようでよかった。作者の小説には嫌味がなくていい。そして何森の組織に迎合せず、己の正義を貫けるあたりが読者の応援を得ることができるのだと思う。
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倫敦バス
なかなか面白かったし、グイグイ引っ張られて止まらなかった。短編集だけど、話は少しずつ繫がっている。マシーンのような裁判官。彼は嘘を見抜けるのか?それを見極めようとする主人公。でももう読んでてそれはどうでも良くなる。なんというか、頭いい作者がこれでもかと法律を駆使して書いた本というか…。でも、面白いの!うへぇ難しいな、とはならずに読めるので、さすがこの作者は頭いいな…と唸ってしまった。
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倫敦バス
あまり深くのめり込むことはできなかった。いろいろと謎があるのだが、それが二転三転する。それによって読者の興味をひいたり謎解きの楽しさを与えるのだろうが、ちょっと多すぎて散漫な感じになってしまった。なんだかそれぞれの人が思い込みが激しくて、それによって行動しているせいか、ちょっと無理がある印象。
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倫敦バス
これまた心にしみる話がたくさん詰まった一冊だった。いわゆるどんでん返しのようなオチがほとんどで、そういったものを嫌う読者もいそうだが、主人公ののんびりとぼけた感じがうまくアコギさを消してくれている。このシリーズ、続けてほしい。
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倫敦バス
Audibleにて。せっかくきちんとした小説なのに、「3+1回泣ける」というキャッチコピー?が安っぽくしている。葬儀場で働く女性が主人公。ナレーターの声が随分と甘えた感じなので、仲の良い家族の描写も嘘くさく聴こえてしまったが、内容は良い。結婚して数年で夫を亡くした人を知っているが、亡くなってからあるドラマがあり、そんなことあるんだ…と心を揺さぶられたことがある。葬儀場で勤務するならなおさら、毎回の葬儀を大切にしてあげてほしい。
が「ナイス!」と言っています。
倫敦バス
短編集なのに読みごたえがある。主人公は変わり者だが嫌味もなく、気持ちの良い青年。それぞれの話にうまく昆虫が含まれていて、無理がない。どんでん返しというか、こうだと思っていたら、実はこうでした、といったオチも多いのだが、それが無理なく楽しめる。人間の優しさや愚かさも上手く混ざり合い、好みの作品です。
が「ナイス!」と言っています。
倫敦バス
残念な話だった。結論から言えば。YAのようなので、中学生の子供にすすめようかと最初は思ったが、読むにつれてこれは勧めないな、と思った。主人公が(もしくは作者が?)オタクや腐女子たちをバカにしているのに嫌悪感。小説を馬鹿にする母親に傷つけられている主人公が、他人の好きなものを馬鹿にする。本に興味がない人から見れば、プロが書いた小説の続きを中学生の主人公が書こうとしていることが馬鹿らしいだろう。周りにそれを応援してくれる人達がいるのに、主人公はその優しさを他人には与えない。残念。
が「ナイス!」と言っています。
倫敦バス
Audibleにて。この作者のものはずっしり重いものと軽いものがあって、私にはこれは軽めだった。感情表現のない検事(過去の事件で心に傷)、感情まるだしのつっかかってくる新米事務官、一緒に仕事をするうちに検事のことを理解していく、とわかりやすいパターン。ただそれでも最後まで読めてしまえるのは、この作者の作品のエンタメ性が高いからだろう。
が「ナイス!」と言っています。
倫敦バス
厚い本だな、と思ったけれど、意外とするする読めた。いとこ同士の大学生小説家が孤立した村でであった殺人事件。犯人はそれほど意外ではなくて(無理してとんでもない人を犯人にするおかしさはない)、納得の落着。案山子はなくてもよかったかな?これだけの長さの話を飽きさせないのはそうとう上手だと思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/12/12(679日経過)
記録初日
2022/12/11(680日経過)
読んだ本
651冊(1日平均0.96冊)
読んだページ
213252ページ(1日平均313ページ)
感想・レビュー
651件(投稿率100.0%)
本棚
10棚
性別
自己紹介

小説と、ちらほらノンフィクションをメインに読んでます。年間300冊くらい。
基本的にどんな内容の小説でも読みますが、ゴテゴテの恋愛モノ、裏切りモノ、のし上がるために他者を蹴落としモノ、はつらくて読めません。

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