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2025年1月の読書メーターまとめ

ポルターガイスト
読んだ本
5
読んだページ
2044ページ
感想・レビュー
5
ナイス
39ナイス

2025年1月に読んだ本
5

2025年1月のお気に入り登録
1

  • ふとん

2025年1月のお気に入られ登録
2

  • ふとん
  • ナガマサ

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ポルターガイスト
食生活の劇的な小麦化はアメリカ側の穀物余剰と日本の復興戦略が共犯したものであり,総力戦体制の延長としての学校給食がこれを後押しした。一つの見方としてはとても面白い。ただ日本食ナショナリズムとでもいうべき感情の披瀝が後半になるにつれてどんどん強まっていき,最後には今まで読んできた話を本当に信用してよかったのかという気持ちになってしまったかも。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
5

ポルターガイスト
食生活の劇的な小麦化はアメリカ側の穀物余剰と日本の復興戦略が共犯したものであり,総力戦体制の延長としての学校給食がこれを後押しした。一つの見方としてはとても面白い。ただ日本食ナショナリズムとでもいうべき感情の披瀝が後半になるにつれてどんどん強まっていき,最後には今まで読んできた話を本当に信用してよかったのかという気持ちになってしまったかも。
が「ナイス!」と言っています。
ポルターガイスト
傑作だった。現代史はけっこう指導に自信のある分野だったが授業モデルに大幅な改訂が必要だと思った。構成の仕方が鍵概念の理解をつなげて流れのほうは二次的につくっていくスタイルで,学者が歴史総合とかでやりたいことってこれなんかなあ〜と思いました。
が「ナイス!」と言っています。
ポルターガイスト
めちゃくちゃよかった。マクニールやトニー・ジャットの著作と同じで,初学者向きではないが,意義ベースで描かれているから新しい見方をたくさんインストールできる。初版が90年代半ばというのが信じられない射程範囲の広さ。(個人的には:共産主義の影響力が過剰に見積もられたことで西側陣営の体制が大きく見直されたこと,政治史の流れよりも社会・経済史に注目して冷戦を描く姿勢,東西対立だけでなく英仏植民地帝国の解体過程の違い,核と大衆化の関連性,共産党の組織力,新冷戦の原因を米国に帰する見方などすごく刺激的だった)。
が「ナイス!」と言っています。
ポルターガイスト
信頼障害仮説にもとづいて嗜癖障害を論じている。信用できる良書だと思う。類書でいえばちくま新書の『薬物依存症』が最も手頃なので今はそちらを買っても。
が「ナイス!」と言っています。
ポルターガイスト
最終巻は筆者の価値観が全面に出てしまってなんだかなあとなりがちなのは歴史全集あるあるなんだろうか。とは言え,尖った論考もいくつか収録されていてこの巻も勉強になりました。歴史教員の自分としては,歴史そのものの情報収集にも使えるけど,それ以上に,歴史学がいま求めているものや流行をつかむ上でメタ的に使えるシリーズだったと思います。古代中世以外の時代(2〜10)はほぼひととおり読んだので,今年は全巻読むのを目標にします。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/02/10(5851日経過)
記録初日
2008/09/05(6009日経過)
読んだ本
1214冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
392311ページ(1日平均65ページ)
感想・レビュー
861件(投稿率70.9%)
本棚
38棚
性別
年齢
36歳
血液型
O型
職業
教員
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