瀬尾さんの描く主人公はいつも淡々として、話も淡々と進んでいく。大きな気持ちの変化が書かれている訳ではなく日常が積み重なって、それなのに何故か魅力的で読んでしまう。 その積み重ねの結果最後に凄く感動させられる。 ただ何事にも全力的な浅見さんの付き合いの適当さに疑問が残った。

柚木さんの描くめんどくさい女性が好きで今年ほぼ全部読んでしまった。最近少し飽きた

早稲田にこんなイメージ特にないけどな。年齢的にスーパーフリーという早稲田サークルが組織的な性犯罪していた印象しかない。

これを楽しめるのは教養のある人だと思う。 大きく盛り上がることもなく最後も静かに終わった。 日記のような本だった。

確かに1990年後半はこの手の話が異常に増えた記憶がある。当時は斬新だったかも知れないけど今改めて読むと結構粗くて少し辛かった。 小説のためだけの人格おるやん…。最後に放り投げて終わるのも、適当に流行りの設定だけ入れるのもご都合主義の滅茶苦茶な理屈も酷かった。 こんなもん掘り起こすな。

さらさら流るだったかな？あれを読んだ時と同じくらいページが進まなかった。柚木さんの中にも合わないものもあるみたい。それか読むことに集中出来ていなかったのかも。読みたい本全部読んだらもう一度読みたい。

他の本よりは淡々としてない気がしたけど、やっぱり瀬尾さんの本は淡々としてる。作者の表記がなくてもなんとなく気付ける気がする

詰め込まれすぎるほど詰め込まれた面白い本だった。

江戸時代にこんなことが出来たんだ。そういえばグレゴリウス暦とかすごく昔だもんなぁ。

瀬尾さんの描く主人公はいつも淡々として、話も淡々と進んでいく。大きな気持ちの変化が書かれている訳ではなく日常が積み重なって、それなのに何故か魅力的で読んでしまう。 その積み重ねの結果最後に凄く感動させられる。 ただ何事にも全力的な浅見さんの付き合いの適当さに疑問が残った。

最初はハズレか？読む年齢が早かったのか？と思いながら読んだが結局、柚木麻子さんは何を読んでも面白い。 オチもつけてくれるところや、実は監督が凄く良い人だったみたいなしょうもないストーリーにならないところが大好きだ。

ハイデッカー部分の理解は足りないけど最後に報われてよかった。

なんて美しい話だろう。 長い一章は淡々としていたけど面白かった。 2章後半からは一章の振りもあって感動しかなかった。

1番興味のない朱里の話が長くて辛かった。他の子の話をもっと読みたかった。 本当に柚木さんの描く人物はリアル過ぎる。全く同じ気持ちになったことがある気がしてしまう。 著書の何を読んでも面白い。 でも読んでいない著書が少なくなってきて悲しい。

雰囲気が村上春樹みたいだった。 小川さんはどうしてだろうか淡々と静かに作品が進む。 この雰囲気は小川さんにしか出せない気がする。

鷹野くんは医者を目指していたと思ったのに法学部に入っていた。別の鷹野くんなのか冷たい校舎の鷹野くんなのか謎だった。赤羽環もよく出て来るけどちょい役だった。 最後のピアノの話は熱い青春の話だった。

意味がわからない話が多かった。