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2024年11月の読書メーターまとめ

chocoholic
読んだ本
2
読んだページ
400ページ
感想・レビュー
2
ナイス
86ナイス

2024年11月に読んだ本
2

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

chocoholic
芥川賞=難解で読みづらいイメージがあるが、本作はシュールではあるが軽快で読み易かった。受賞作という事以外は前情報無しで読み始めたが、本当にコンビニの話なのか…!と思いつつ、一つ前に読了した「ともぐい」とのギャップよ…コンビニ店員である事に全てを注ぐ主人公の恵子は、無欲で感情が希薄なようでありながら、売上に貢献したい、店が秩序を保ちお客様が喜ぶ事に満足するような描写には少し矛盾を感じた。合理的で効率至上主義ともとれる恵子の思考はAIのようで不気味。結局、縄文時代から変化しない社会はAIに淘汰されるのかな…
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
2

chocoholic
希死念慮-自分は死んで(消えて)いる状態が自然と思っているキャバ嬢ライと、コテコテの腐女子由嘉里。決して交わらない線上にいたはずの二人が出会い、同居し始める。誰もが生きることが正しく、生き長らえたいと思うはずという固定観念はライには通じない。死なないでという由嘉里の言葉さえ届くことはない。でも、そもそも皆、無から生まれ無に還っていくのだ。ライが消え、不在感に押し潰され泣きながらも生きようとする由嘉里。彼女は自分を卑下するが、とても賢くて性格の良い子だと思う。腐女子の生態をここまで描き切る著者のセンスも好き
が「ナイス!」と言っています。
chocoholic
芥川賞=難解で読みづらいイメージがあるが、本作はシュールではあるが軽快で読み易かった。受賞作という事以外は前情報無しで読み始めたが、本当にコンビニの話なのか…!と思いつつ、一つ前に読了した「ともぐい」とのギャップよ…コンビニ店員である事に全てを注ぐ主人公の恵子は、無欲で感情が希薄なようでありながら、売上に貢献したい、店が秩序を保ちお客様が喜ぶ事に満足するような描写には少し矛盾を感じた。合理的で効率至上主義ともとれる恵子の思考はAIのようで不気味。結局、縄文時代から変化しない社会はAIに淘汰されるのかな…
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/01/09(714日経過)
記録初日
2022/12/20(734日経過)
読んだ本
84冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
29501ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
46件(投稿率54.8%)
本棚
0棚
性別
外部サイト
自己紹介

フルタイムのワーキングマザーです。
出産子育てで読書時間を捻出できませんでしたが、子供が就学して少しずつ再開したところに、コロナで勤務先から昼休みは自席で黙食せよとのお達し。お局ランチができなくなり、食後時間を読書に充てるようになりました。
毎日15分ほどしか読めませんが、良い時間を過ごせている気がして、もうお局会には戻れないかも…
女流作家さんが好きで、気に入ると何冊か同じ作家さんの作品を読みます。映像作品になっている小説を読んでから、映像を観るのも好き。

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