心療内科で薬物療法だけでは難しいと言われ、認知行動療法を勧められた。 認知行動療法について理解するため本書を読んだ。 簡単に言うと発想の転換である。 ただし、一過性のものではなく自分の考え方の根本から変えるというものであり、それは容易ではない。 以下、本書の内容。 同じ出来事でも人によって反応が違うが感じ方の違いは認知の違いである。自分の認知に対してそう考える証拠や根拠があるか考える。認知には基本的な人生観や価値観が影響する。新たな認知を心から納得できない場合には行動することで確かめる方法がある。

心療内科で薬物療法だけでは難しいと言われ、認知行動療法を勧められた。 認知行動療法について理解するため本書を読んだ。 簡単に言うと発想の転換である。 ただし、一過性のものではなく自分の考え方の根本から変えるというものであり、それは容易ではない。 以下、本書の内容。 同じ出来事でも人によって反応が違うが感じ方の違いは認知の違いである。自分の認知に対してそう考える証拠や根拠があるか考える。認知には基本的な人生観や価値観が影響する。新たな認知を心から納得できない場合には行動することで確かめる方法がある。

診断のようなものがあり、行いながら読み進める本。 ストレスは自身の認知のゆがみから感じるものであり、認知を変えるべきであるとのこと。 ただ、内容には共感できないものもあった。 例えば 同僚の前でひどく叱られたら、 自分の価値は無くならないと考える、上司は何が言いたかったのか考えよう、まあ、そんな日もあると考える。 いやいや、ただのパワハラでしょう。 隣人が挨拶しても知らん顔で不愉快というのは隣人のあるべき姿が不明確であり、根拠のない不平不満である。 いやいや、あるべき姿は挨拶を返すべきでしょう。

うつ病の基礎知識、社会の支援制度、家族・職場の方向けのサポート方法、復帰までの手順などがわかりやすく載っている本。 うつ病になった本人、その家族、その職場の担当者に是非読んでほしい一冊。