直木賞受賞作ということで手に取った本。短編集でどれも刺激的な内容。短編ってよく分からないまま終わるものが多いけど、本作は終わり方もきっちりしている。短編でも、ストーリーに味があって終わり方も余韻が残せるのって素晴らしいスキルを持った作者だと思った。個人的には長編のほうが好きなので、もしあれば長編も読んでみたい。

とても長い長編で途中で集中力が途切れそうになったが、結末に近づくにつれて臨場感が高まっていきなんとか読了できた。子供を誘拐して育てる話は他の映画でもあったのでそれほど目新しくはないと思ったが、絵描きのストーリーと絡める点は良かった。最初の方の身代金引き渡しの展開はハラハラドキドキで凄かった。この勢いが中盤でも続いてくれればなお良かったが、結末はとても感動したので、余韻の残るとても良い作品だと思った。

直木賞受賞作ということで手に取った本。短編集でどれも刺激的な内容。短編ってよく分からないまま終わるものが多いけど、本作は終わり方もきっちりしている。短編でも、ストーリーに味があって終わり方も余韻が残せるのって素晴らしいスキルを持った作者だと思った。個人的には長編のほうが好きなので、もしあれば長編も読んでみたい。

筆者の本を読むのはこれで２冊目。前回も良かったが、本作は内容は似ているが異なる切り口で語られているためとても理解が進んだ。安定打坐は効果ありますね。ブザーが鳴り終わった時に、一瞬ビクッとなるが、催眠の驚愕法の効果で催眠状態に瞬間的に入れる。その状態を維持するとアルファ波が出てくるので、瞑想状態になれる、と自分なりに理解した。また再読したい。

英会話アプリを半年間続けたがなかなか上達を感じられなかったので、何かヒントがないかと手に取った。特にこれはと思うような事は記載されていなかったように感じるが、会話が大事、フレーズで覚える、という点は参考になった。日本語を極力介さないでイメージで理解する、というのも試してみたいと思った。ネイティブの発音は文字が省略して聞こえるのでイライラすることもあったのだが、六割程度わかれば良く、大意を掴む、動詞に注意する、ことで少なくともコミュニケーションはできる、というのは学習のハードルを下げられそう。

30年以上前の古い書籍でありながら、図書館で書庫入りせずに棚に置かれていたので拝読。あの大谷翔平もメンターにしていた？と聞き、興味を持って読んでみた。なるほど、自己啓発本の原著となるような内容。各界の著名人に影響を与えており、あのロックフェラーにも影響を与えている。巷のスピリチュアル本はこの内容を曲解している、と思ったし、天地の差ほど違いがある。あの有名な人もこれを参考にして本を書いたのでは？、と思わせるような内容。米国に招聘されていたようだが断ってくれて良かった。また再読したい。

前作もそうだったが危機感満載の内容で、日本のこの先は大丈夫なのか？と心配になる内容。ラピダスがミッションインポッシブルと評しているのは良い所を突いているし笑えた。確かに2nmを実現するのは荒唐無稽のように思うが、であればなおさら必死になって頑張ってほしいと個人的に思った。優秀な学生は情報に行く傾向があるが、今やAIがプログラムする時代なので、情報なんて行かずに半導体産業に行ってほしいですね。モリス・チャンが57歳でTSMCを立ち上げたのは驚き。田んぼのあぜ道を100kmで疾走する、のやり方に感服した。