ネタバレ新たな情報がてんこ盛りな巻でした。全体を通して、同一性をテーマにしており、ドッペルやダニーもですが、特にノーチェスの白昼夢のシーンは心打たれました。人が何によって形成されるのか、意志とはなにか、揺るがない正義とは。どれも考えると冷たい答えが出そうな問をこのシリーズの中では、暖かいものや、希望のように思える答えを出して、それにより登場人物達も進んでいくので、ストーリーの面白さだけでない読書体験が出来ると感じています。まだ新章の始まりのため不穏で先が読めない展開が待っていそうです。続きはやくでないかな？

ネタバレ新たな情報がてんこ盛りな巻でした。全体を通して、同一性をテーマにしており、ドッペルやダニーもですが、特にノーチェスの白昼夢のシーンは心打たれました。人が何によって形成されるのか、意志とはなにか、揺るがない正義とは。どれも考えると冷たい答えが出そうな問をこのシリーズの中では、暖かいものや、希望のように思える答えを出して、それにより登場人物達も進んでいくので、ストーリーの面白さだけでない読書体験が出来ると感じています。まだ新章の始まりのため不穏で先が読めない展開が待っていそうです。続きはやくでないかな？

ネタバレアニメを見て、再読。フレイヤの苦悩の理由がなんとなくだったけど、今回再読して少し分かった気がしました。フレイヤは愛を司っていたから、愛を与えていた。けど、愛を知っててもそれに繋がる「恋」は知らなかった。天界でも下界でも、フレイヤが別格だったから、愛を与えても、誰もがいつまでも愛を求めて満たされず、誰もがフレイヤ自身を見ていなかった。でも、純粋な魂を持つベルが現れて、求め続ける愛ではなく、その人が純粋に好きな感情を知った。その気持ちが何なのか、確かめたかったけど、ベルには憧憬がいて届かなかった。届かなかった